憧れのマイホームの家づくり。
玄関、リビング、階段など間取りの設計時に採用することに憧れる人が多い1つに吹き抜けと言う選択がある。
しかし、私は現場で実際に100棟以上の新築やリフォーム相談の物件を見てきた中で正直、新築に吹き抜けは一切必要ないと感じている一人。
正直、窓を取り付けるスペースも日照条件もかなり心配が多い土地や建物の条件でなければ採用を見送るべきと考えています。
その理由は家の中で生活した時と見た目の憧れに差が大きいと思ったから。
我が家でも新築を設計する時、総2階という選択の中で、確実に1階スペースのすべてに天井があるように設計をした。
この理由は、暑い、寒いという将来の悩みを防止するための考え方にもつながります。
これまでにも吹き抜けについては以下のような内容をご紹介してきました。
玄関の吹き抜けの悩みをまとめてご紹介する記事もご用意しております。
吹き抜けで寒いと感じる家づくりと会社選びの注意点もご紹介しています。
吹き抜けは冬寒いと嘆く家が多い実態|注文住宅会社選び方との関連性
設計上も間取り的に無料で採用している工務店もあれば、相談は可能ですが、オプション扱いとなりますという会社もある。
そこまでして本当に欲しいのか?
吹き抜け窓を取り付けた先にもいろいろな課題があります。
その代表例を今回は、吹き抜け窓へのカーテンの必要性についてご紹介していきたいと思います。
私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を活かし、運営しています。
家づくりに必要な知識を現場側から見ている事と自分が実際に購入して春夏秋冬を生活して感じていることは別の視点があった気がします。
できるかぎり必要最低限でより生活しやすい家具家電の選択や家の中が明るい、広いと感じられる配置や工夫についてご紹介していきたいと思っています。
今回の記事では、吹き抜け窓カーテンの必要性について我が家にある近い窓の画像付で以下の項目でご紹介ています。
吹き抜け窓カーテンの必要性の答え
吹き抜け窓カーテンが必要な条件
吹き抜け窓カーテンの必要な時の代役
結局は、生活する環境や周辺の土地の条件なども大きく関係すると思います。
実際に新築購入から3年経過してあったらどうだったのか?
こんなことも考えた末の答えとしてもお伝えしていきたいと思います。
吹き抜け窓カーテンの必要性の答え
私なりの答えですが、新築に引っ越し後の生活を考えた準備において、吹き抜け窓用のカーテンは先送りで良いと思います。
吹き抜け窓カーテンの必要性と使用頻度
家具も家電も何より生活に必要な主な商品を先に購入する必要があります。
夏には、エアコンや扇風機などの家電。
冬には、暖房器具やカーペットなどの季節向けインテリア。
家電も冷蔵庫が狭くなったり、家族が増えて車を買い替えるなんてこともあったりする。
こうした考え方をしておくと、こんな疑問がふと頭によぎる。
結果的に吹き抜け窓用のカーテンってどこまで必要に迫られる機会があるのか?
南側、東向き、土地の条件など当然必要に迫られる条件がある上での検討材料は何か?
この答えもご紹介していきます。
吹き抜け窓カーテン必要な条件
我が家の建てた土地の条件では絶対に必要ないと言える。
しかし、これから書いていくような条件の中での生活を前提としたなら、考える余地はあるのかもしれない。
吹き抜け窓にカーテンを欲しい家
例えば、以下のような条件があったら私も暮らしの中で視線という問題を感じることを恐れるかもしれない。
- 正面にリビングとバルコニーがある賃貸物件があるような立地条件。
- 玄関正面にカーポートを設置したせいで、玄関が暗いと感じやすい問題の発生。
特に、この2つを組みあわせた状況になると、やはり正面の家からの視線が気になる暮らしを予定しなければいけない。
玄関先をすべて見られる生活は決して気持ちの良いことではない。
- 正面にマンションがある場所に家を建てる。
- 自分の家の玄関の正面に3階建て以上の家が建っている。
このような条件になれば、当然何か一戸建て住宅の高さの違いからの視線対策を考えるべきなのかもしれない。
でもこういうことは滅多にない感じだと思いませんか?
分譲地でも正面に私道が通ることも多い。
あくまで隣という視点は気にしなくて良いのも現実。
もし仮に、自分たちの方が先に家を建てる状況で、後からそういうマンションや賃貸物件のような建物が建ってから考えた方がお金の節約にもなるのではないでしょうか?
吹き抜け窓カーテン必要な時の代役
吹き抜けは玄関だけでなく、リビング、ダイニング、その他のスペースにも使われる事がある。
しかし、選択肢の中には、決してカーテンでなくてもよいと思うのが私の考え方。
ガラス
カーテンやブラインドをすると、当然開閉と言う手間も取り付けの作業や取り外して洗濯をするなどの手間も考えなければいけない。
日当たりとしては活用したい。
周辺の壁とのインテリアバランスも気になる。
こんな内装の事も考えたら、玄関には、クリスマスや季節イベントに合わせた装飾をするご家庭も多い。
そうなると、正直、ガラスの種類を選ぶだけでも十分視線対策になるのではないでしょうか?
具体的には、以下のような選択が可能。
- 網付き格子ガラスを採用する。
- 曇りガラスを採用する。
たったこれだけでも冬も夏も同じように朝の陽ざしや日中の太陽からの光を自分たちの家の中に通す事が可能になりませんか?
シェード
あくまで開閉をすることを条件とする。
しかし、開閉するのが簡単な商品が理想。
このように考えるなら、私はシェードをお勧めしたい。
シェードの実例画像は、↓
シェードの開閉なら、自由な高さで調整可能。
上記画像は階段に使った窓。
当然開閉は下に伸ばした紐で調整可能。↓
ガラスだけでなく、今の時代は、正直、夜の時間を対策しなければいけない。
こう考えた時には、少しでも自分たちの生活している高さから操作が可能な条件を探し出すことが大切。
だからこそ、操作性を考えた時、カーテンよりもシェードの方が自由度が高い。
このように自分たちで生活をしていても感じることが出来ました。
我が家では掃き出し窓もトイレも洗面所もウォークインクローゼットも主寝室、子供部屋もすべてが子のシェードに設置により助かっています。
せっかく新居を作るのに、道路や正面の癒えだけの為に特注カーテンで次の季節の事も確認する前にレースやら本体やらレールも含めて完璧に日差しも理解してカーテンを探すのは無理。
まずは自分たちで生活の中で何が欲しい条件なのかを決める事が重要。
どこに何が建ってしまった!
この時、また1からということがない準備を整える。
こうした決め方なら、後に失敗後悔をすることはないと思います。
吹き抜けカーテンの代替品以前の考え方
正直、私は寝室や趣味の為のパパの書斎やママの家事室などを含めて、正直最初から最新のカーテンをいろいろ確認するのは無駄だと思っています。
もっと簡単に賢く節約出来る方法は無いのか?
この視点を常に意識してネット上のブログなども閲覧してみてください。
きっと、最初は最新の商品を見ていくらかな?とか少し予算オーバーみたいなことを考えて、素敵な空間を目指すと思います。
しかし、実際に生活をしていて、子供の教育の時間や仕事の帰りの繰り返しをしていると、大抵はどうでもよかったと感じることの方が多い。
とてもこだわって作り上げたはずのオシャレな空間みたいな場所も、実際に最初の約1ヶ月程度がピーク。
ldkのインテリアや家具家電の選択よりも寝室に近い隣の窓が気になったりする事の方がかなり深刻。
こうした生活面での悩みは1階の電気1つでも悩ましいと思う時が来ます。
床も壁も自分たちのお気に入りにしたいと内容を必死に検討する機会はあると思います。
2階のプライベート空間もできるだけ画像などをチェックしてオシャレな方が良いと思うかもしれない。
でも結局はどの場所も実際の生活が始まると、オシャレは二の次。
とにかく視線と日差し対策程度の話。
このような状況になってしまうのも現実なんです。
心配することの対象は何に目を向けるかの違いなだけ。
注文住宅間取り設計から引っ越し前と今は大きく心配も異なります。
地域によっては、建てる前の雪対策と記録的な暖冬なんて全く計画違いな状況もあるかもしれないのが、2018年。
12月に20度越えをするような日差しに恵まれた時、厚手のカーテンを用意して電動にしたら、故障した!
こんなことを用意した時の方がよほど大変で困ってしまうことが多いのではないでしょうか?
もしこの記事を読んで迷ったという人がいたら、もっと別の内容で欲しい物に予算を追加して良いものを手に入れた方が私は引っ越してからの生活で楽しめると思いますよ。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。