フローリングに布団を敷く!
この考え方を簡単に考えている方も非常に多い。
しかし、実際に布団を使用する事に対して、こういう考え方を持ったことはありますか?
フローリングという環境において何を想定しておくべきか?
- 布団を敷く事でダニ、カビの発生があるのをご存知ですか?
- 人の汗をかく事を吸湿シートやマットで処理をすれば本当にフローリングが安全ですか?
- フローリングの上にマットレスや敷布団敷いた旅館や宿泊施設ってありますか?
このように考え方を広げていくと、決して敷布団一つであったとしても、リスクは大きい。
部屋が少ないから少しでも同じ部屋を効率的に利用したい。
この気持ち的には伝わる事もある。
原因や理由があって、仕方なくこういう方法を選択させられている方もいるかと思います。
しかし、実際には、布団も当然部屋に敷いたままにはできない。
更に、自分が敷いた布団を一度も部屋干しでも何でもどこかに避ける為のスペースも必要。
こうした事を考慮した上では、本来はフローリングで布団の下に敷くものを探すより以前にリスクを良く考え直すべきだと私はお伝えしたいのです。
布団を収納するスペースはどうする予定ですか?
ウォークインクローゼットの布団収納という考え方についても記事を書いています。
ウォークインクローゼット間取りと布団収納スペース配置|畳数設計注意点
私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を活かし、運営しています。
今回のようなフローリングの上に布団を敷く生活というのは、仕方がない事情を考慮する。
これは私自身も2児パパとなった状況の中で体験したからこそ言える部分もある。
実際に私たちが生活をしていて感じた事を含めて以下の項目でご紹介していきます。
フローリングで布団の下に敷くものゼロ生活体験
フローリングで布団の下に敷くものと新築リスク
フローリングで布団の下に敷くものと比較検討材料
私が実際に経験をしたからこそ伝えられることもあります。
実際に今の住宅では正直2度とやりたくないと思った背景を含めてご覧ください。
フローリングで布団の下に敷くものゼロ生活体験
フローリングに直に布団を敷いて寝る生活。
まさかこんなことをする生活が自分の人生の中で訪れるとは思っていなかった私。
実際に、吸湿マットもなし。
除湿シートも無し。
ただ直にフローリングの上に布団を敷き、寝ていた時がありました。
フローリングに布団で敷物なし生活の時期
この体験をしたのは、30代。
今回の新築住宅建築中の仮住まい生活時の時でした。
賃貸住宅の部屋の多くは、和室の需要が減り、フローリングが中心となっているケースが多い。
こうした中で、敷布団をしまえる押し入れ等の収納スペースがある物件で私たちは賃貸の仮住まいの時間を過ごしました。
そしてこの時には、季節は冬。
どちらかと言えば、湿気や結露という悩みや不安よりも寒さ対策が必要な時期の体験になります。
その時の生活の中で感じたのは、以下のような苦痛でした。
- 畳の上に比べて明らかに布団の変形度合いが早まった気がした。
- いくら部屋に敷くとは言え、いつもそのスペースにモノが置けない空間を作るのが苦痛な時があった。
- 敷きっぱなしの生活はもちろん出来ない部屋数の問題。
このように、自分たちの生活の中で部屋は日中子育てに使う時の環境と寝るために使っていく状況が同じスペースになる。
これは、非常に生活の中での家具もおもちゃも全て含めて細かな移動が多い生活となっていったのです。
フローリングに布団で敷物なし生活の負担
やはり寝る時の体の敷き物に頼る時間はとても重要になると痛感しました。
部屋の温度は何とか厚手の掛布団でしのぐことはできる。
しかし、徐々に布団に対して、ダメージが出てくる。
人の寝てる時の体圧は当然同じような場所を使ってる。
この分、ベッドのマットレスでも起こる体圧による変形が確実に起こりやすくなる。
空気の逃げ場も下の敷き物がないこともあり、逃げ場がない。
シングルサイズが多い商品である布団。
当然、自分の体に対しての体圧ポイントがきっちり同じように利用されて行くことで徐々に疲れがたまりやすくなったりしていた。
こうした状況から、やはり自分が新築一戸建てを引渡し後の生活の中では、以下のように思った。
「何かどうしようもないような事情が発生しない限り、健康の為には布団とフローリングのセットは避ける。」
あなたも最初の頃は何か良い感じだと思ってしまうかもしれない。
でも徐々に利用の日々を繰り返すと、はっきり体の違いが分かると思います。
フローリングで布団の下に敷くものと新築リスク
新築購入後に、どうしても床がフローリングのスペースで、いきなり布団を利用して寝る生活を求められた。
さあこの状況でそのまま利用し続けるとどういうリスクが発生するのか?
実際に困る事と便利と感じてしまう注意点をご紹介していきます。
下に敷くものと住宅性能に多い過信
当然床に何かを置くということは、通気や換気、乾燥という視点で注意が必要になる。
夏なら、毎日がジメジメと湿気に満たされた生活が訪れる。
さらに、内気と外気の差が気になる生活を送ることになる。
この時に当然抱える悩みは、湿気によるカビやダニ、結露などの症状。
しかし、住宅の会社のサイトなどでは空間換気システムによりしっかり調節されているという内容を見るケースも増えている。
こうなれば、所詮は寝具グッズ。
だから安心だろうとしっかり管理しないままシーツなども無しに放置してしまうことも多い。
この場合は、フローリングにカビがしっかり出てくるケースもある。
寝心地がいくら良くても梅雨などの時期には、1日中換気ができているかという点はあくまで朝と帰宅時のその後の様子しかわからない事が多い。
明らかにカビ臭いとか異臭が無い限り、しっかり部屋の細部を毎日チェックしている人はほとんどいないはず。
やはりいくら販売されている住宅の性能が優れてきたと言っても、それはあくまでベッド等を使い、換気の環境の条件を整えた上で使う時の視点。
あくまで自分がこの先大切に扱っていかなければいけない住宅で、いくら家庭の中で事情が発生したとしても下に敷くもの1つに全ての悩みの負担分を置き換えて使うのは厳しいと思います。
やはり、本来は何でも溜まってしまいやすい環境は未然に防ぐ。
これが最初のスタートラインになるということを知っていただきたいと思います。
フローリングで布団の下に敷くものと比較検討材料
もし万が一、フローリングに布団を敷くことが絶対に必要不可欠な状態。
そして、下に敷くものが何か必要だ。
このような視点で悩みを抱える状態にあなたが悩んでいるなら、何か他の方法でその悩みを解消する方法をインテリア的なコツとしてもご紹介していきたいと思います。
フローリングに布団の代用品を考慮
まず最初に日々の睡眠という疲れが溜まった状態を解消するために使う。
この基準から考えると、やはり寝具というカテゴリーでの商品選びがとても重要だと思います。
実際に、寝具の中には、実際布団とは違い、折り畳みになるユニットタイプで、下に敷くものが無くてもある程度は使い続けられるものもある。
それが、寝具としてだけでなく、インテリアとしても使えるグッズを利用する事。
あくまでも寝る事が出来るインテリアグッズ。
このようなタイプを使う事で、当然、家具としての機能がある分、やはり湿気、結露などの対策を講じる素材の工夫もされやすい環境がある。
更に、使用しない時に収納をする手間がなくなる。
家庭内における人が日々に使いやすい対象の1つとしてソファがある。
この家具を置くスペースと布団を置くスペースが共通ヶ所になっていれば、日中はソファ。
夜は睡眠用グッズ。
このように、昼と夜に分担して使い分ける事が可能になる。
あくまで手入れとしても桐のすのこやカビ予防用に防虫や防湿グッズなどをまた買い足すような手入れも必要なくなる。
もっと簡単に結露やカビの予防や防止する事を考える。
この視点から、パッドタイプの三つ折り使用。
この方が室内での影干しにも風通しが良い場所があればどんどん掃除などもしやすい。
直に多くの活用をしてあげることも可能になる。
他にも琉球畳を何枚かセットにして必要なスペースを睡眠時だけ畳にする方法もあります。
琉球畳の15㎜厚。
最近は、何が正しいかという考え方は徐々に価値観や生活の状況により異なるようになってきた気がする。
しかし、全国共通としてやはり暮らしの中で起きやすい家の中の問題は、ひどい湿度や湿気においての対策は必要不可欠となってきた。
だからこそ、今回のように放置しても良いという環境ができればかなり気も楽になるはず。
目に触れるアイテムとしてもとてもシンプルで、昼と夜で比較してもちょっと合わせの幅が広がる。
掛け布団だけを収納スペースに対処してもらえれば、後は丸洗い可能なタイプを使うだけでダニ防止やカビの胞子を防止する生活もできるわけです。
少しでも最適な生活空間を作る。
この考え方をしていくなら、やはりベッドを置くのがもったいないと思った時ほど、3つ折りタイプのマットレスは、人を問わず活用しやすいと思います。
あなたがもしどうしてもフローリングに布団を敷くという生活をしなければいけない事情があれば、敷くものの種類ごとの選び方もご紹介していきます。
しかし、まずは結露、カビ、ダニなどの問題を防止するためにも下に敷くよりも敷かない生活。
この考え方を最初に検討してみても良いと私はこの記事でお伝えしたかったのです。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。