- 住宅ローンが払えないと任意売却になるの?
- ローンの返済を最初は遅延。
- その後に滞納による督促。
住宅ローンが払えないのをそのままにしていると競売という流れになってしまいます。
払えないという環境の中では、実際にどんな情報を取得して何をどう考えていくべきなのか?
こうした対応について以下の項目でご紹介していきます。
住宅ローンが払えない時競売になる経緯
住宅ローンが払えない時競売回避方法!
住宅ローンが払えない時競売になる経緯
今まさに、何か不動産競売の手続きに対する書面が来てしまって困っている。
こういう方も結果的には対応をしなければいけない。
この記事では、この経緯にたどり着くもう少し前の段階で気付くべき流れ。
そして、自分が今どんな流れの中にいて、どうなってしまうのか?
こうした点をご紹介していきたいと思います。
不動産競売や差押えは、いつから?
住宅ローンはそうそう数ヶ月も安易に待ってくれるものではありません。
これが大前提。
まずは、1ヶ月の遅延だけで、督促状が届きます。
2ヶ月した場合は、ほぼ確実に、債権者から呼び出されます。
債権者からの呼び出し(銀行から呼び出しがかかります)
その時に相談をする。
そして、債権者の要望に応じるというケースと応じないというケースがあります。
応じるというのは、支払い方法の再調整又は、任意売却という提案をもらうケースもある。
しかし、この場合も、再度延滞をしたらもうアウト。
こうなったら、もう債権者が保証会社に代位弁済を要請する。
(不良債権として扱われることになります)
そして、ブラックリストに入ります。
ですので、1ヶ月払えないという状況になった人は、ほぼ100%準備をしていかなければいけない状態になるのです。
その後はもう自分の手では何も出来ません。
担保権実行のための手段である以上、債権者が競売開始を申し立てた時点で差押えが開始となり、その後競売にかけられます。
入札が近くなると、任意売却すら応じてもらえません。
ここまででの重要な専門用語をまずは押さえておきましょう。
住宅ローン払えない時競売までに関係する用語
債務者とは、意味として、お金を借りている状態の人であり、返済の義務を持つ人で、未払いや対応等で義務を怠る行為をしてる人の総称。
債権者とは、意味として、特定の人物(債務者)に対して、一定の給付を請求する子事が出来る権利を持つ人のこと。(住宅ローンで言えば、銀行、金融機関を意味する)
自己破産とは、裁判所で支払い不能になった場合にすべての借金をゼロにするという手続き。
要するに、支払い不能状態になったという意味になります。
債権とは、財産(不動産で言えば、土地や家)のある人が他の人に対し、請求しうる権利。
差押えとは、自民時執行上の言葉。競売の第一段階。
執行機関が債務者所有の不動産等の財産の処分を禁止して、確保する強制処分。
不動産競売とは、債務者(借入した人)から債権(住宅ローン)の返済を受けられない状態になった時、債権者(銀行、金融機関)が債務者が所有する不動産を裁判所の管理下で強制的に売却して、売却代金から、債務の支払いを受けるという仕組み。
自分がまさか住宅ローンを利用してこんな事になるとは思わなかった。
こうした思いを数ヶ月もたたない間に苦しいとかキツイと思う程度の時にもう事前の依頼を行う事が非常に大切になります。
では具体的に、残りの時間も迫る状態になった。
強制執行とかそんなたたみかけられる状態になる前に行うべき内容をご紹介していきます。
住宅ローンが払えない時競売回避方法!
実際に、自分で不動産を購入した後、売れるとか売れない等の自分でもう売却もすでに行う覚悟も意識している。
こんなケースの時に、まずは自分で行う事が出来る対処をご紹介していきます。
銀行へ行き、相談を行うという事よりももっと自宅で簡単に利用できる方法。
残りの期間を考えて、今まさに苦しいと言わざるを得ない状況で、離婚やらいろいろな支払うべき対象の場所からも通知が届き始めている。
こんな状況になったら、まず何をしなければいけないのか?
利益喪失とか自分の個人再生とお金なんて事を考えてるのはまだ先の悩み。
当面は、自分が差し押さえの対象にならない対処を考える。
せめて、銀行からの通知を避ける。
この覚悟を持って、自分で出来ることを解説していきます。
査定
もうどんどん期限が迫っている段階であるなら、まずは自分が借金をした金額と売却で買い取り可能な価格を知ることが重要。
なぜか?
単純に入札等による売却になるのは、自己破産。
しかし、自分で売却を行い、全ての精算が可能な状態に近づけるなら、自己破産は免れる可能性はゼロではない。
このような状況を意識して、今あなたが知らない済み続けられる方法を含めて提案をしてもらうことが重要。
まずはこうして誰かに何かを依頼する前に、自分の家の査定額をせめて把握しておくことが大切。
この査定額次第によっては、もう一度家を買いなおすチャンスはあるかもしれない。
築浅、立地、固定資産税の上昇、人気学区。
いろいろな条件があって、自分が想像しているよりも高い金額の査定が出されることも珍しくない。
そして、一括で依頼する事で、競合他社よりも1万でも多く買ってもらえる可能性を作り出す。
この辺りは、単純に車の査定と同じことです。
司法書士
いきなり弁護士に相談するのも敷居が高い。
まだ銀行から何も書面は来ていない。
だとすれば、自分がまず対象に相談先として、価格面でも破産等の手続に進むべきは、司法書士。
今の自分の現状で、以下のような内容を全てを伝えましょう。
- 支払えなくなった時期。
- 家族の今の環境。
- 交渉の余地。
- 融資の対象額の現状。
- 分割に対する今の条件より緩和された場合の可能性。
- 追い出される可能性に対しての現実性。
- 自分の手で権利を守るために今やるべき関連や注意しておくべき注意点。
- 法的催告が他の任意整理も回避しなければいけない状況があるのか?(カードローン等)
もう今は完済なんて言っている時間が無い危険が迫っている。
いずれは自分がもうその家に住めない状態になると思った方が良い。
こういう旨もあくまで説明をもらって初めて自分でかなり現実を帯びる考えを持つことが大切。
所詮どうあっても、時間が解決してくれるような軽い話ではない。
他の方がどうしたとかそんなことから奇跡の条件を見つけ出してもその条件の詳細が実際にどうだったのか分からなければ意味が無い。
大切なのは、仕事を含めて今の自己の所有物件に対する返済能力をどの程度持っているのか?
そして、その今所有する担保の査定額と残高の状態から、上手く売却できてもいくら程度の返済額が残る可能性が高いのか?
延滞イコール売らなければいけない事態。
売りに出される事態と売りたいと思っていなくても、簡単に言えば、売ってから、成功したらマイホームを含む計画は再度時間が解決をしてくれる。
このように自分の未来を取り立てみたいに来られて、査定に出されてしまう事を想像するよりも、メールや電話でまずは確認する。
このような考え方の方が安全ではないでしょうか?
まずは、自分で出来る事から始めていきましょう。