窓の結露の原因
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窓の結露対策について、この記事をご覧頂き有難うございます。

新築一戸建て購入後の窓の結露を見る冬、夏の景色。

想像したくないですよね?

でも、新築では結露について、こんな誤解をしている人はまだまだ多いんです。

  • 新築一戸建てなら結露なんて心配いらないはず。
  • おしゃれな窓を使っても、さすがに結露はしないだろう。
  • 床に近い窓がなければ結露は心配しなくていいはず。

このような過信をきっかけに、新築購入後の後悔をしている方も少なくないのです。

新築窓の数が少ないという視点からも記事を書いています。

新築の窓の数が少ないと後悔する家?注意点チェックリスト

新築の窓の数が少ないと後悔する家?注意点チェックリスト

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私のサイトは、新築一戸建て購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから、自分の経験を活かし、運営しています。

結露対策を窓にしておく上での注意点を以下の内容でご紹介しています。

結露対策の前に結露の仕組みを知っておこう!

結露対策|窓に多い誤解や注意点

結露対策|窓の配置やいい家を作るためのポイント

このような内容をまずは知っておく事で、実際に住んでから対策を取る必要が無い家を作る事が出来ます。

ぜひ、新築購入検討者は、お役立てください。

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新築窓結露対策の基本

窓の結露の原因

窓ガラスがこんな景色。

車の雨の日ではなく、家の中のガラスから見える景色です。

まさに、結露とは、このような恐ろしい光景を目の当たりにするリスクもあるほど危険な状況。

まずは、結露の仕組みやリスクをご紹介していきます。

窓の結露の原因とは?

窓の結露の原因とは?

窓ガラスやサッシと言われる窓枠、ドアなどのびっしり水滴がついている状態。

これが、結露という状況。

結露とは、空気中の水蒸気が通常0.35~0.44ナノメートルしかない状況のものが、冷たいもの(冬の窓等)に触れたせいで、一気に水になった状態となります。

水になるという仕組みは室温により、空気中に含む事の出来る水蒸気の飽和量に限界が生じた事により発生します。

つまり、温度が高い部屋の空気ほど、飽和量が大きく、温度が低いほど飽和量は小さくなります。

単純に、新築で寒い部屋ほど、結露しやすいと言えるのです。

では続いて、窓の結露対策について、間違った誤解をしている方のために注意点をご紹介していきます。

新築窓結露対策誤解や注意点

窓の結露対策に多い誤解注意点

窓の結露対策という点については、間違った解釈をしている方もまだまだ多いようです。

順番に解りやすくご紹介していきますので、ぜひ今の一戸建て計画に間違いがないかチェックしてみて下さい。

窓の結露対策後悔注意点 断熱材選びは標準で十分?

窓の結露対策後悔注意点 断熱材選びは標準で十分?

新築一戸建ての会社の中には、断熱材のランクを上げて坪単価を上げてるグレード採用をしている会社もあります。

そして、暖かい気候の地域の方が特に誤解しているのが、このランク選び。

断熱材の高い断熱材を使わなくても、大丈夫ですよ。

こんな営業トークは信じてはいけません。

根拠は?

一般的にランク別になっている場合に多く断熱材として使われているのが、グラスウールという素材。

外壁と内側の壁の間に埋め込まれているのが、断熱材。

この断熱材選びと結露対策のポイントは、以下の機能が必要です。

1.断熱性の高い素材に適切な断熱施工を行う事が重要(職人がアルバイトや下請けには要注意)

2.結露の起こりやすい場所には、水蒸気をためない構造的間取りのポイントを押さえているか?

3.水蒸気を発生させても、それを吸湿し、さらに、結露発生があっても吸水するような機能を持っているか?

→吸湿性、吸水性をともに有する断熱材選び窓の結露対策が肝となります。

では、実際にどんな断熱材選びをしてしまうと、失敗するのか?

具体的にご紹介していきます。

新築窓の結露対策の誤解|断熱材選び失敗例

新築窓の結露対策の誤解|断熱材選び失敗例

特に、断熱材選びで注意しなければいけないのは、工法にも影響が出ます。

断熱材が入ってるのに、結露してしまう場所は、実は、外壁側なのです。

外壁は、外に密着しているわけですから冷えやすいですよね?

だからこそ、断熱材と外壁の間で結露が発生してることが多いんです。

この状態を内部結露と言います。

その内部結露は、目に見えませんよね?

高気密、高断熱という言葉にどんどん言葉の安心感を強めさせている現代の住宅市場。

しかし、部屋の内壁の内側にはも防湿シートが使われているのか?

この答えにYesという会社はまだ少ないと思います。

新築窓の結露対策の誤解|壁紙選び失敗例

新築窓の結露対策の誤解|壁紙選び失敗例

もう1つは、壁紙クロス選びです。

オシャレを追求するあまり、内側にビニールクロスを用いる会社もあります。

この場合は、ビニールクロス表面で結露を起こすリスクがあります。

内装材に吸湿性が無い素材を使う事により、結露を生む原因が窓周辺に起こる事があります。

新築窓の結露対策の誤解|高気密で逆結露

新築窓の結露対策の誤解|高気密で逆結露

逆結露って何?

こんな方にも解説していきます。

逆結露とは、高気密住宅では室内の暖かい空気も壁の内部に入り込まない工夫をしている事があります。

そうすると、内部結露が起こってしまう。

これが、逆結露と言われます。

この現象が目に見えるのは、冬ではなく、夏の結露。

先ほどの断熱材と内側の防湿シートの間に結露現象が起こるのです。

ですから、高気密の家でも、やはり断熱材の適応力が高くなければ結露が起こるリスクはある。

この3つは確実に知っておく事をお勧めします。

では最後に、窓結露対策を考えるポイントをご紹介していきます。

新築窓結露対策おすすめ

窓の結露対策のポイント

窓の結露対策に重要なのは、断熱材である事を先程まででご紹介してきました。

では、窓の結露対策に役立つ断熱材選びをご紹介していきます。

窓の結露対策に必要な断熱材選び 調湿性

窓の結露対策に必要な断熱材選び 調湿性

先ほどまでの説明で、重要なのは、湿度を調整する事の重要性も見えてきたと思います。

ですから、断熱材を選ぶ際には、セルローズファイバーという素材が注目すべき素材。

セルローズファイバーとは、断熱性機能に加えて、水蒸気の吸湿性に非常に優れています。

正しくは、吸収するだけではなく、乾燥を防ぐ意味でも、水蒸気を放出するという調湿性に優れているのです。

だからこそ、寒い時期での乾燥による内部、外部の温度差にも、夏の梅雨の湿気の高さにも対応可能なのです。

セルローズファイバーは、その素材に秘密があります。

セルローズファイバーは、木性なのです。

木は、雨で簡単に腐るほど弱くないですよね。

ですから、記の吸湿性を使って家を建てているのです。

エコロジーハウスを見て、窓の結露防止

エコロジーハウスを見て、窓の結露防止

外壁の下に断熱材を施工する。

さらに、内壁までの空間には、空洞を設ける。

この工法は、外張り断熱と言われる手法となります。

結露は、外張り断熱で緩和できるのか?

この考え方には、ボードの厚みなどの施工技術による不安から多くの会社が採用しているわけではありません。

ぜひこの内容を含めて、各社の結露防止の工夫をしっかり確認しておきましょう。

この記事でご紹介したかった「窓の結露防止」と「断熱材」選びは以上となります。

この他にも新築窓については、

新築窓のサイズ等選び方注意点リビング編

新築窓でセキュリティ対策注意点

もご紹介してますので、お役立て下さい。

最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。

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