- 45平米や60平米の家づくり。
- 狭小住宅エリアで家を建てたい!
- 子ども3人のキッズスペースってどうやって作るの?
実家暮らしからマイホームに引越しをしたら家のサイズが半分になってしまう。
都市部で暮らす人の中には、こんな声も多い。
子ども3人関連記事。
5人家族間取り新築3人子供ならどこを優先すべき?暮らしやすい家づくり注意点
今回の記事では、子ども3人と夫婦で暮らす狭小住宅の考え方について以下の目次でご紹介しています。
家族が心地よい住まいの考え方
収納は大事!位置と動線の考え方
収納は数より奥行きに注目
使用頻度が高いアイテムの配置
子どもたちに片づけを教えるコツ
家族が心地よい住まいの考え方
- 間口が狭い。
- 車1台がようやく駐車できる
- 掃き出し窓でも布団の出し入れは大変
都市部であれば、このくらいのことはよくある。
家事がスムーズになる条件
家事で考えるのは、以下の流れ。
- 洗濯
- 掃除
- 外出準備
- 炊事
この4つの流れがスムーズになる動線を考えることが大切。
45平米、60平米って狭い?
45平米は、13坪。
60平米は、18坪。
どんな間取りがあるのか?
【13坪2階建て間取り図】
間取り | 3LDK |
LDK | 13畳 |
子ども部屋 | 6畳×2、4畳×1 |
収納 | クローゼット×1 |
トイレ | 2個 |
【60平米2階建て間取り図】
間取り | 4LDK |
LDK | 14畳 |
居室の広さ | 6畳×2、7.5畳×1、12畳×1 |
収納 | 3部屋にあり |
トイレ | 2個 |
バルコニー | なし |
賃貸物件との比較ポイント
階段がある暮らしは、ワンフロアよりも移動が多い。
注意すべきは、お風呂、洗面台、キッチン、トイレ。
この4つの動線をコンパクトにすること。
収納は大事!位置と動線の考え方
マンション暮らしが長いと2階建て3階建ては広く感じる。
でも動線が悪いと狭いと感じる。
動線を短くするコツ
動線を短くするには、収納配置を横並びにすること。
上の画像は、オフィスのワンシーン。
プリンターの横に必要な備品を配置。
脱衣所の収納も同じ。
洗濯機の横に洗剤、漂白剤,タオル,洗濯用ネット等を全て配置。
趣味のスペースは見せる棚
扉をつけると、引き違いでも物の幅に制限がかかる。
趣味や実用性のある物は見せる方が簡単。
具体的には、
- 靴
- 衣類
- バッグや小物
イメージは、アパレル店舗です。
片付けの時短方法
- 仕事がある
- 帰宅後の洗濯
- 食器の片付けや食器乾燥機の稼働
- 明日の子どもと夫のお弁当の準備
毎日同じことを繰り返す。
だったら、片付けは最小限の動きにしたい。
使用頻度の高い物は、取り出して、片付けるまで扉の開閉を不要にする。
カインズの楽カジアイテムを参考にすることをおすすめします。
これだけでも1日にするとかなりの時間の節約になります。
収納は数より奥行きに注目
建築コストを節約したい。
その為には、自在棚を活用するのがおすすめ。
自在棚の活用【コンセントの高さが重要】
収納をつっぱり棒で工夫するのは当たり前。
でも実際に奥行きは?
この時、アイロンスペースも節約するなら、コンセントを高めの位置に配置する。
そうすれば、ハンガーを使いながらアイロンがその場でできる。
奥行きの重要性
以下の点を確認しましょう。
- ハンガーの幅を確認
- 衣類の重量を確認
- ハンガーパイプの耐重量を確認
これだけでも同じスペースに2本ハンガーを用意した方がいいのかがわかる。
部屋干しを使う
- 梅雨
- 台風
- 冬
の洗濯物が外干しでも乾かない。
家族の人数が多いと、大きくなったら、洗濯物を干すスペースもない。
建てた後に困るのは、物干しスペース。これは、各居室にハンガーパイプを居室内に設置できるようにすることで対策可能。
各自自分の服は自分の部屋に干す。
これだけでもママの洗濯物を片付ける時間の短縮が可能。
使用頻度が高いアイテムの配置
洗濯機の上には、風通しのために窓を設置してもいい。
気候が暖かくなれば、湿気対策にもなる。
収納は引出しより壁掛け系
おすすめのアイテムは、ハンガーラック。
自在収納を上手に使いましょう。
具体的に入れておくのは、以下のようなアイテム。
- 荷物の受取に使うハンコやペン
- メモ用紙
- ハサミ、カッターなどの文具
- 爪切り、耳かき、絆創膏、消毒液などの衛生用品
- ヘアバンドやシュシュ
必ず1つのスペースですべてが取り出せる環境を作るのが省スペース化につながります。
家族共有アイテムをダイニングの1ヶ所で納める。
たったこれだけで余分な収納スペースを削減可能。
ベッド下も有効活用
見落としがちなのは、布団の衣替え。
夏用と冬用を切り替える際には、使わないものをどこにしまう?
この答えは、ベッド下が最適。
ベッド購入時には、ベッド下の収納扉付きのほうが簡単です。
ワーキングママの日用品
共働きで毎日出社する人は、身支度に必要なアイテムをどこに配置するべき?
この答えは、ダイニング周辺。
メイク道具をはじめ、綿棒やメイク落とし等を全てコンパクトに並べる自在棚で管理。
ちょっとしたインテリアのオシャレにおすすめは、カフェカーテン。
- 季節感を楽しみたい。
- 色を入れたい
- 見えないようにしたい
こんな悩みが解消可能。
子どもたちに片づけを教えるコツ
小学生、中学生、高校生それぞれの年代ごとに悩みがあります。
思春期の子どもたちが自分のものを自分で管理できるようにするにはどうすればいい?
この答えはとても簡単。
共有スペースにあったら、ダイニングへ
毎日の出しっぱなしを防止するのにおすすめなのが、ダイニングテーブルまたはダイニングチェアにすべて出しておくこと。
なぜか?
食卓にご飯を出せなくなるからです。
自室が散らかっていたら全てベッドの上
どんなに汚い部屋でもなぜか最後まで物が少ないスペースがある。
それがベッドです。
結果、人は1日の最後を寝て過ごす。
つまり、細かい荷物は全てベッドに置く。
そのうち、足の踏み場の無い状態になりそう。
こうなったら、居室の扉付近に配置します。
つまり、最後には部屋を使えない状態になる。
これが家族の暗黙の了解として使わせる。
これだけで危機感はかなり高まるはずです。
子どもには隠す収納を禁止する
子ども部屋にはあえて扉付きのクローゼットを配置しない。
全てが見える。
すると、どうなるのか?
友達や好きな子を家に連れてくる時に片づけをする口実になります。
隠せるから隠して終わりになる。
だったら、隠せないようにすべてを露出される。
これはおすすめです。
階段近くに洗濯籠を24時間放置
とにかく家に帰ったらすぐに着替える。
この流れを習慣化するようにさせます。
我が家ではこのルールを採用しています。
- 靴下
- お弁当用のお箸や給食袋
- 水筒ケース
- 学校に来ていった衣類
- 体操着
脱衣所で手洗いうがいを済ませる時に同時に片付けも終わらせる。
これだけでもママが掃除や洗濯を開始する時間が早くなります。
狭いから生活ができないのではない。
空間に合わせた荷物の量を考える。
さらに、出し入れをする時間を減らす。
ここまで考えると、狭小住宅も住みやすい家になります。