中古物件一戸建てマンション築年数の選び方注意点をご紹介しています。
中古住宅築年数の違いと選び方。
中古である以上車で考える年式という表記の代わりが築何年と思ってくれればよいと思います。
中古住宅の販売情報には必ず記載があると思います。
今回の記事ではこの中古住宅築年数のチェックポイントをご紹介していきます。
中古住宅築年数選び方|失敗後悔する間違った基準
中古住宅築年数選び方|待つべきか悩む時のチェックポイント
中古住宅築年数選び方|成功しやすい物件情報の探し方
以上の内容についてご紹介していますので、ぜひあなたの中古物件探しの情報源としてお役立て下さい。
中古住宅築年数選び方|失敗後悔する間違った基準
中古住宅における築年数選び方で典型的に失敗しやすい選び方をご紹介していきます。
中古住宅築年数の落とし穴と中古車のオススメ商品共通点
中古住宅の築年数だけを考えようとするとどうしても慎重になってしまう方が多い。
しかし、中古車というよく見る光景からちょっとしたチェックポイントの共通点があるのです。
それは、
A.年式が新しいのにやけに安いと思う限定車
B.年式が古いのに少し周りより高値が付く車
こうしたポイントが非常に近い存在。
中古車で言えば想像がつく方も多いと思います。
Aの原因として代表的なのは、修繕が必要ないかもしれないが細かいキズが多いような車。
Bの原因としてホイールやナビといったオプションを採用している車。
このような車には年式を問わず少し市場とは異なる価格設定が付きます。
こうした内容は中古住宅でも同じ事が言えます。
例えば、以下の選択があったとします。
A.築年数が浅いのに安いと思う物件
B.築年数が長いのに高いと思う物件
この2つに置き換えると、
Aは、以下の様な落とし穴もあります。
- 雨漏りがひどいため売却した家。
- ゴキブリや害虫駆除が大変な家。
- 建てた会社が倒産した物件。
- 内装等に穴が開いていたり修繕を必要とする箇所が多い物件。
こうした内容が簡単に想像できます。
Bについては、
- 土地の査定額がそんなに下がらない物件
- 築年数はあっても需要がある間取りや広さを持つ物件
- 修繕箇所が経年の割に少ないと考えられる物件
こうしたすぐに使える、さらに修理等を行う必要が少ない物件は需要が出ます。
ですから、中古住宅の築年数選び方における落とし穴は、ずばり新しいから良いわけではない。
この点をしっかり慎重に見極める様にして下さい。
続いて、待つべきか悩む時に必要な選び方についてご紹介していきます。
中古住宅築年数選び方|待つべきか悩む時のチェックポイント
中古住宅である以上、価値の変化だけでなく、新しい物件が出るかを考える時間も有ります。
そんな時、築年数を基準に待つべき家かを判断する材料をご紹介していきます。
中古住宅築年数選び方の待つべき時期
様々な事情があると思います。
簡単にあげるだけでも、
- 住宅ローン審査対象年令に対する限界
- 貯金等の準備
- 今の子育ての時期と引越しのタイミング
こうした自分の生活の面で考える事も選び方には重要な要素。
しかし、この記事では、あえて物件そのものにこだわった築年数から待つべきか?をご紹介していきます。
その根拠となるのが、市場価値グラフ。
このようなグラフをまだ見たことが無い方も多いと思います。
このグラフは、中古住宅における築年数と市場価値を示すグラフ。
グラフの中で特に注目して欲しいのは、木造住宅戸建てのケース。
築15年までの経過は一気に下に伸び続けています。
しかし、築15年を過ぎるとグラフの流れは急に緩やかになります。
これが築年数選び方のポイントなんです。
マンションは、比較的推移が一定に落ちていますが、正直数百万ベースでは落ちないのが中古住宅。
対して一戸建てのケースは異なります。
築15年までは1年分待つ事で少し市場価値が減る事も見込めるのです。
ですから、人気の土地ではない場合は、少し高めの物件に限り見送るのも十分価値があるといえるのです。
中古住宅築年数選び方の待つべきではない時期
では続いて、待つべきではない中古住宅築年数からの購入計画をご紹介していきます。
待つべきではないのは、マンションに特に言えます。
築年数を問わず、中古住宅マンションは、リフォーム前提者が多いのが実態。
ですから、中古住宅の価格の値引きなんて淡い期待をしてる余裕は正直ありません。
少しでも早くに手に入れたい人との争奪戦。
こうしたイメージを持っておくことが重要となります。
中古物件一戸建ての築年数で待つべきではないタイミングもご紹介していきます。
一戸建ての場合は、築年数15年を経過してからは待つべきではありません。
その根拠は?
- 修理や交換をしていなければ、一定の水周り商品がいつ壊れてもおかしくない時期。
- 建物価値が変動しにくくなります。
- あえて築15年以上を狙う人たちも長い期間探している人達の中にはいます。
結果的に、ライバルが増える時期とも言えるのです。
ですから、確実に内覧会等を済ませて、実態を把握する必要があります。
購入したい物件であれば住宅ローン審査の準備を済ませていつでも動ける状態にて待ちましょう。
商談中となると内覧会はできにくいので、ぜひ築年数のタイミングは早めに動くことをオススメします。
最後に、中古住宅物件を築年数でより多く探す為の成功法をご紹介していきます。
中古住宅築年数選び方|成功しやすい物件情報の探し方
中古住宅選び方として、築年数で考える時の成功法をご紹介していきます。
中古住宅築年数は近所のデータを元に考える
中古住宅における築年数による違いを全国で考えるのはハードルが高すぎます。
しかし、自分の地元にある築年数が近い建物を少しでも見る。
この一手間をかけることで、
- 設備基準。
- 当時の建築で人気だった内装。
- 当時の収納に需要があった扉などの形状。
- 当時の窓の防音や寒さ対策基準。
こうした内容は、あえて購入検討している建物以外からも知る事が出来ます。
こうすることで、自分が購入したい建物の指標を知り、物件を見る事ができる。
あなたが見るべき指標があると無いでは価格に対する評価も全く違います。
ですから、少しでも築年数が同じころの状況を把握するための情報収集は大切なこと。
少しでも多くの物件を見る機会を増やす事を中心に探してみてください。
同じ築年数の物件数を1つでも多く探す事が成功法の鍵。
この意識を持ちながら、写真だけでも良いので収納や壁紙、窓の形等を見る癖を付けてみてください。
私がご紹介している内容は殆どの中古住宅を探すユーザーは知らないと思います。
ぜひ、このサイトを見る貴方だけは人より多くの物件から選ぶ癖を付けて下さい。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。