床面積とは?建築基準法における種類や施工床面積との違いを解説
スポンサーリンク

床面積とは、建物の各階の床面積を合計した面積のことです。

建築基準法では、床面積の種類や計算方法が定められています。

今回の記事では、

床面積とは?

施工床面積との違い

などをわかりやすく解説します。

スポンサーリンク

建築基準法における床面積の種類

建築基準法における床面積の種類
スポンサーリンク

建築基準法では、床面積を以下の3種類に定義しています。

  • 延べ床面積:建物の各階の床面積を合計した面積
  • 建築面積:建物の外壁の中心線で囲まれた面積
  • 地階の床面積:地階の床面積

施工床面積との違い

施工床面積との違い

施工床面積とは、実際に施工された床面積のことです。

建築基準法における床面積は、施工床面積とは異なる場合があります。

例えば、建築基準法における床面積には、バルコニーやベランダなどの部分は含まれません。

一方、施工床面積には、バルコニーやベランダなどの部分も含まれる場合があります。

床面積に含まれない部分

床面積に含まれない部分

建築基準法における床面積には、以下の部分は含まれません。

  • 階段
  • 廊下
  • エレベーター
  • パイプスペース
  • バルコニー
  • ベランダ
  • 車庫
  • 倉庫

など、居住や作業に用いられない部分

壁や柱、手すりなどの構造躯体部分

床面積があっても、床面積の算定方法において床面積に含まれない部分

床面積と関係のある住宅の基礎用語

床面積と関係のある住宅の基礎用語

床面積と関係のある住宅の基礎用語をいくつか紹介します。

  • 建蔽率:建物の敷地面積を敷地面積で割った比率
  • 容積率:建物の延べ床面積を敷地面積で割った比率
  • 斜線制限:建物の高さを制限する規制
  • 高さ制限:建物の高さを制限する規制

これらの用語を理解しておくことで、住宅の建築やリフォームを行う際に役立ちます。

建蔽率とは?調べ方や容積率との違い【家を建てる時に出てくる専門用語を解説】

建蔽率とは?調べ方や容積率との違い【家を建てる時に出てくる専門用語を解説】

容積率とは?調べ方や緩和措置、家の規模を制限する法律用語を解説

容積率とは?調べ方や緩和措置、家の規模を制限する法律用語を解説

斜線制限とは?用途地域との関係や適用されないケースを解説

斜線制限とは?用途地域との関係や適用されないケースを解説

高さ制限とは?用途地域別の一覧表【家を建てる時に出てくる専門用語を解説】

高さ制限とは?用途地域別の一覧表【家を建てる時に出てくる専門用語を解説】

スポンサーリンク