注文住宅を建てる際には、本体工事費のほかに、附帯工事費もかかることをご存じでしょうか。
附帯工事費とは、本体工事費以外の工事費のことです。
地盤調査費や外構工事費など、さまざまな費用が含まれます。
そこで今回の記事では、
- 注文住宅の附帯工事費の相場
- 比較する際に押さえておきたいポイント
について解説します。
注文住宅の附帯工事とは?
注文住宅の附帯工事とは、本体工事費以外の工事費のことで、以下のようなものが含まれます。
- 地盤調査費
- 地盤改良費
- 外構工事費
- 給排水工事費
- 電気工事費
- ガス工事費
- 防犯設備工事費
- 太陽光発電設備工事費
- リフォーム費
附帯工事費は、本体工事費に比べて金額が小さい場合が多いです。
最低でも数十万円が発生します。
中には、数百万円かかることもあります。
そのため、注文住宅を建てる際には、附帯工事費もしっかりと予算に組み込むことが大切です。
注文住宅の付帯工事の内訳
附帯工事費の内訳は、以下のとおりです。
地盤調査費
地盤調査費とは、地盤の強度や地震の揺れやすさなどを調査する費用です。
地盤が軟弱な場合は、地盤改良が必要となり、その費用もかかります。
費用が発生しない会社もあります。
外構工事費
外構工事費とは、門や塀、駐車場、庭などの外部工事の費用です。
外構工事費は、住宅の規模やデザインによって大きく異なります。
給排水工事費
給排水工事費とは、水道や下水道などの給排水設備の工事の費用です。
給排水工事費は、住宅の規模や仕様によって異なります。
電気工事費
電気工事費とは、電気配線やコンセントなどの電気設備の工事の費用です。
電気工事費は、住宅の規模や仕様によって異なります。
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ガス工事費
ガス工事費とは、ガス配管やガスコンロなどのガス設備の工事の費用です。
ガス工事費は、住宅の規模や仕様によって異なります。
防犯設備工事費
防犯設備工事費とは、防犯カメラやセンサーライトなどの防犯設備の工事の費用です。
防犯設備工事費は、住宅の規模や防犯設備の種類によって異なります。
太陽光発電設備工事費
太陽光発電設備工事費とは、太陽光発電システムの設置工事の費用です。
太陽光発電設備工事費は、住宅の規模や太陽光発電システムの種類によって異なります。
リフォーム費
リフォーム費とは、住宅の完成後に、間取りや設備などを変更する費用です。
リフォーム費は、住宅の規模やリフォームの内容によって異なります。
注文住宅の附帯工事の費用相場
注文住宅の附帯工事の費用相場は、以下のとおりです。
- 地盤調査費:10万円~30万円
- 地盤改良費:10万円~100万円
- 外構工事費:100万円~200万円
- 給排水工事費:50万円~100万円
- 電気工事費:50万円~100万円
- ガス工事費:20万円~50万円
- 防犯設備工事費:10万円~50万円
- 太陽光発電設備工事費:20万円~50万円
- リフォーム費:100万円~500万円
なお、これらの費用はあくまでも目安です。
実際にかかる費用は、住宅の規模や仕様、地域によって異なります。
注文住宅の会社の比較ポイント
注文住宅を建てる際には、複数の会社を比較して、費用や品質、サービスなどを慎重に検討することが大切です。
比較する際には、以下のポイントを押さえておきましょう。
費用
費用は、注文住宅の予算を決める上で最も重要なポイントです。
複数の会社から見積もりを取り、費用を比較しましょう。
品質
品質は、住宅の耐久性や安全性に関わる重要なポイントです。
会社ごとに採用している建材や工法の特徴を理解し、品質を比較しましょう。
サービス
サービスは、
- 住宅の完成後のアフターフォロー
- 住宅ローンの相談
など、さまざまな内容が含まれます。
会社ごとに提供しているサービスの内容を比較しましょう。
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注文住宅の予算を決める注意点
注文住宅の予算を決める際には、以下の点に注意しましょう。
本体工事費と附帯工事費の両方を考慮する
本体工事費だけでなく、附帯工事費もしっかりと考慮して予算を決めましょう。
予算に余裕を持たせる
予算に余裕を持たせることで、万が一の追加工事や、予期せぬ出費に備えることができます。
無理な予算を組まない
無理な予算を組むと、後々後悔する可能性があります。
無理のない予算を組みましょう。
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