新築なら今の賃貸の住宅よりも暖かいはず。
断熱材や高気密という文字を見れば、期待感も高まりますよね。
でも新築を購入した人の中には、こんな声が聞こえてくるのが現実。
- 家の中が寒い
- 暖房が効かない(効きにくい)
- 2階や階段から冷気が伝わってくるのがわかる
- 床が冷たいから足が冷える
「注文住宅を購入したのに、まさかこんなに寒い家に住むことになるとは思わなかった!」
場合によっては、すぐにでもリフォームをしてほしいと依頼をするような方もいらっしゃいます。
人の体感温度や部屋の設定温度で求める環境は異なります。
今回の記事では、新築の部屋の寒さに大きな影響を与える窓際の寒さ。
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新築一戸建て購入の流れ|契約前にチェックすべきポイントや注意点
私のサイトは、新築マンション,戸建を問わず、購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから経験を活かしながら情報を配信しております。
今回の記事では、新築でも窓際が寒いという悩みを抱える問題について、以下の項目でご紹介しています。
新築窓際が寒い家の特徴
新築窓際が寒い家購入前注意点
新築窓際が寒い家購入後対策法
自分の家のリビング、玄関、寝室、子供部屋など間取りでどの空間でも使いにくい、住みにくいと感じる原因に直結するのが寒さ。
冬に余分な対策をしなく良い家づくりのポイント。
実際に購入してしまった!という感じの人のために必要な寒さ対策のポイント。
この2つをご案内していきます。
新築窓際が寒い家の特徴
築30年以上のRCや木造、コンクリート住宅などに住む人は部屋の中の寒さが気になるケースも多い。
駅近等の条件で賃料が高い物件でも同じ感じ。
壁や窓ガラス薄いという現実
まず最初に可能性が高いのが、外の空気が室内に伝わりやすいという状況。
建てる素材だけでなく、断熱材や柱の太さ等も大きく影響を与える。
外の冷えた空気が室内の暖かい空気を冷やしてしまう。
このような構造になっていないかどうかを知るには、C値、Q値という値を必ず住まいの情報でチェックしよう。
気密性に関連する用語ですが、サッシのガラスや枠などを含めて住まいの気密性を保つ効果を表すためのデータとして公開されています。
同じように見える窓でもガラスには以下のような種類が存在します。
- シングルガラス
- ペアガラス(low-Eガラス等)
- アルゴンガス入りトリプルガラス
他にもサッシだけで見ても、樹脂サッシとアルミサッシという種類がメーカーごとに存在します。
ぜひ今からでも必ずチェックしておくことをオススメします。
気密性が低い住宅では、冷たい空気が伝わりやすいというだけで、いくら室内がエアコンの暖房で暖かくなっても窓際は冷たくなっていく。
新築窓際が寒い家購入前注意点
購入前に可能な限り防止をしておくためには、先ほどのデータ以外にも意識しておくべきポイントがあります。
隙間風という問題
これはある意味欠陥住宅となる原因の1つですが、建付けが悪いために、隙間風が入っているというケースもあります。
特に、建売の工事で突貫工事のように、短期集中で建てるような安売り物件ではこういうことは意外と問題になることが多いのも現実。
実際に引渡しで中に入った時には気にならないケースも多い。
しかし、夜間になると、換気していない時間に外から風が入っている気がする。
こんな状況になる家は時々あります。
- 問題があった時にはどういう対処をしてくれるのか?
- すぐに保証の対象として業者を呼んで修理してくれるのか?
このような問題に対してすぐに業者が入ってくれるのかを確認するのは重要です。
複数の工務店やハウスメーカーを検討する際にもアフターフォローは実際に大きな差を感じることが多い。
実際にクレームがあったトラブル
価格が安い家を選び、実際には大きな差がないと安心をしていたご家族。
しかし、会社選びに失敗したとハッキリ言われた現場がありました。
その時には、修理の工事の依頼をいただいた流れの中でした。
「営業に電話をしてもう2週間以上経過している。」
「え?」
まさかの展開に自分たちもあっけにとられるほどの時間でした。
報告や連絡もなかったし、相談すらしてこない。
工事の見積もりですら、何かあった時にも無償で保証がある。
もう適当にごまかしているとしか言いようがないような説明を受けてしまっていた。
「同じお金を払うなら」
この言葉が何度も飛び交ってきたことがありました。
正直、その会社の対応にも疑問が多い状況と解決した後にもやはり何かあったら直接リフォーム部門に創案するというご依頼があったわけです。
こんな流れを聞いて、さすがにかわいそうだと思ってしまいました。
ハウスメーカーも工務店も同じ住宅ローンを払っている現実があるわけですから、当然すぐに対応してくれて簡単にトラブルを解決してくれれば良いはず。
地域を問わず、必ず修理代等を含めて、新規の契約の前にこういうトラブルには誰がどう対応してくれるのかをチェックしたほうが良いと思います。
新築窓際が寒い家購入後対策法
もう既に引き渡しも完了。
実際に問題の相談をしていても答えが出てこない。
こんな悩みを抱えている方も数多くいらっしゃると思います。
デメリットのほうが多かったと思うような物件でもこれから住まいを変えるわけにはいかない。
こんな状況の時の対処法をご紹介していきます。
まずはリフォーム会社に相談
建てた会社に相談してもらちが明かない。
このままでは寒さで風邪をひく可能性もある。
こんな悩みをお持ちなら、まずは無料のリフォーム相談を利用しておくことが重要。
なぜか?
- 見積もりが目的ではありません。
- 欠陥なのかを見抜いてもらうためにも利用する
- 実際に修理を必要とする際のコストの概算を知っておく
上記3つの全てを知るために最初に施工した会社とは別の建築のプロに見てもらうことが重要。
「でも実際に利用するとなったら、相当なコストがかかるのでは?」
支払方法にも安心できる会社を選ぶ。
同じような仕様で実際に交換をするといくらかかるのか?
この価格差を少しでも知っておくメリットはあります。
万が一、全体の等級そのものに影響するほどの問題だとしたら?
交換を必要とする程度では収まらない問題だとしたら?
このような内容をある程度次の準備として調査を行ってもらうことが重要。
私が実際に旧家で使った感想
私の実家で玄関ドアのトラブルの相談をした会社です。
どうしても玄関のドアの開閉が大変。
- 隙間風で冷えてしまう。
- セキュリティ上も不安がある。
住んでからこうした内容が放置されたらどんな問題がこの先心配されるのか?
- どうしても光熱費に影響は出やすい
- 空気が出入りするということは防音にも影響が出る可能性がある。
- セキュリティとしても決して安心とは言えない。
等単に部屋の空気とか温度だけの問題ではありません。
注文住宅を購入したのちには、いずれ性能も緩やかに落ちていく。
当然、その際にはリフォームを検討することも出てくる。
こうした時に万全の対策を用意できるかどうかはその前の課題を残さないで対応していたかどうか?
こう考えると、まずは悩む前に専門の人に一度診断をしてもらうことが重要ではないでしょうか?