- ソーラーパネル(太陽光発電)もローンで月々の返済がある。
- 家のローンも2000万、3000万、4000万などの金額がある。
- 車のローンも中古でも新車でも組んで返済をしている。
- 家を購入した後の人に多い月々の返済項目が増え続ける典型例。
しかし、払い終えることで終わると思えば、何とかなると最初は感じて組んでしまう。
さて、この計画の先で、多重ローンになりすぎて生活が困った状況にならない為に考えるのは?
その答えの1つに繰り上げ返済という少しでも元本を減らすという考え方がある。
しかし、いずれもすべて返済をしている最中。
子供がいる家庭の中には、学資保険を年払いなどで支払う人もいる。
こうした時に何を優先して完済を先にするべきなのか?
この答えを自らの体験の中でご紹介していきます。
ローンと月々の返済の悩みについては以下のような内容も書いています。
ローン月々7万は年収いくらならが返済可能?住宅購入苦労体験者が語る
今回の記事では、ローン月々車と家のどっちが最優先なのか?という悩みについて、以下の項目に沿ってご紹介しています。
ローン月々車と家の同時期に多い悩み
ローン月々車と家の繰り上げ優先順位
家と車の2重ローン繰り上げ返済体験
今の時代に沿った生き方や返済方法を考える上で、どうシミュレーションをするべきなのか?
考え方としてご覧ください。
ローン月々車と家の同時期に多い悩み
家でも車でも家具でも家電でもスマホでも今の時代は多くが割賦販売を採用しています。
2年3年の無金利。
5年、7年、10年という年率1.9%や2.9%、4.9%などの車のローン。
35年返済となる家のローン。
ローン月々車と家の比較に多い視点
ローンを組んで返済をしているときって以下のような考え方が多いと思います。
- 金利が高い方が繰り上げ返済の価値がある。
- ローンの残年数が長いものから先に減らすべきではないか?
- 返済額が少ない方が完済しやすいから金利より残高ではないのか?
しかし、この迷いに私はすべての案において反対をしています。
その根拠を体験からご紹介していきます。
ローン月々家と車の繰り上げ優先順位
そもそも私は車と家の2つがローン返済で重なった場合でも、まずは住宅ローン減税が終わる10年間の間は一切繰り上げ返済をしません。
その理由をご紹介していきます。
ローン月々の返済中に必要な想定内容
あなたの生活の中で、新車、中古も問わない。
新築、中古、分譲、建売、マンション、注文住宅も問わない。
いずれの場合でも以下のような内容は想定していなければいけない内容と言えるのです。
車の場合。
- 事故や故障や修理を必要とする時の自腹の出費。
- ガソリン代高騰化に伴う家計への影響。
- 自動車税や車の保険の値上がりがあった時の対処。
このように、自分が何かに巻き込まれた時の対応策としても自分自身が結果的に出費をしなければいけない事態に対して精神的な負担を伴わない環境が必要になります。
家の場合。
- 家具家電の故障や修理に伴う出費。
- 家の鍵の紛失などに伴う買い替えの出費。
- 固定資産税の増額や住民税、市県民税増額に伴う月々の手取り額の減少。
- リフォームが必要なときの手元の資金。
家でも車でも同じように破損や故障リスクはありますよね。
つまりは、車でも家でも万が一に備えるのは、あくまで保険だけでなく貯金にも言えるのです。
もちろん、家と車で比較したら、価格的には車の方が安い。
しかし、繰り上げ返済を100万円一気に支払った後に20万円、30万円の出費に慌てる家計では困るのです。
実際に私が経験した内容をご紹介していきます。
家と車の2重ローン繰り上げ返済体験
私は実際に新築マンションと車のローンを組んでいました。
車は当時中古車で4.9%の金利。
家は新築分譲マンションで管理費と修繕積立費、駐車場、インターネット回線費用などいろいろな加算がありました。
その中で、3年目に差し掛かった時期に起こった出来事をご紹介していきます。
家と車のローン月々返済がきつくなった現実
当時私は、ちょっとでも将来の負担が軽くなればよいと思ったのです。
そして、家のローンを100万円繰り上げ返済を行いました。
当然、残年数を減らすタイプで、返済額が変わらない方が総支払額が少ないため、返済期間短縮型を選択。
その時には達成感も喜びもありました。
しかし、その後に以下のような出来事が起こったのです。
- 身内や友達の冠婚葬祭での祝儀の持ち出し増加。
- 3年目以降での管理費、修繕積立費の増額のお知らせ。
- 駐車場の抽選で、月額費用が高い方に移動。
たったこれだけのことが数ヶ月単位の中でどんどん押し寄せてきたのです。
当然ながら、固定資産税などの支払いも年間を通じて同時期に支払いがあります。
私ははっきりこうつぶやいたのです。
「あの時の100万があれば、今こんなに苦労しなくてよかったのに!」
達成感は一瞬。
減額できた総額に対する費用負担分は微々たるもの。
たった数万円の為にこんなに苦労をする自分が本当に必要だったのだろうか?
もっと大きくまとまった金額を払える貯金を用意してから一部を繰り上げ返済すればよかった。
この気持ちが今の私の新築注文住宅購入後の生活に非常に役に立っています。
最近は、自然災害による水害における車の被害もよく見かけるようになっていますよね!
予期せぬ台風による集中豪雨。
突風や雷、竜巻などにおける家屋の被害。
正直、何が起こってもという言葉の意味する内容がかなり増えていると思うんです。
だからこそ私は、新築購入後で10年間はとにかく貯金をし続けようと思っています。
その理由は、住宅ローン減税が10年間を選択したからです。
その後の返済で減税対象が減額される事に伴う家計への負担増を少しでも減らす。
この時の為に少しでも貯金をしておきたいと考えたのです。
ですから、あなたも今は少しきつい程度の生活があったとしても冷静に貯金額を100万円単位できちんと残すことをお勧めします。
200万、300万となってくれば、10万20万30万の出費もあわてる心配がなくなります。
住み慣れた場所でいつもの生活を送る環境を維持する。
これが万が一の何かが起こった時に必要な預金残高だと私は思います。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。