固定資産税をクレジットカード決済するときの注意点などを例でご紹介しています。
新築購入後、固定資産税の支払い方法は?
こんな悩みをお持ちの方は多いです。
支払いを遅延させない方法の1つに、クレジットカードを可能にしている市町村も増えてきました。
しかし、このクレジットカードの固定資産税支払い方法は確実に得とはいえません。
この根拠をご紹介していきます。
固定資産税については、以下のような内容もご紹介しています。
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私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、実体験を活かして運営をしております。
固定資産税に関する関連記事として、このページでは、クレジットカード決済について
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払えるのか?
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払う際の注意点
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払う落とし穴
以上の3点についてご紹介していきます。
私もこの落とし穴とのバランスで、支払いを口座振替に変えました。
ぜひ参考にしてみてください。
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払えるのか?
まずは、固定資産税をクレジットカード決済はできるのか?についてご紹介していきます。
固定資産税クレジットカード決済可否は市町村により異なる
固定資産税のクレジットカード決済対応については、納める先の市町村が対応するかにより異なります。
徐々に都心を含めて、対応を進めている市町村は増えてきています。
・光熱費を支払う感覚
・クレジットカード決済にしておく方が後々分割にもできて助かる
こんな考え方の方もいると思います。
この点については、必ず市のHPや納税課に問い合わせをしてみましょう。
では続いて、固定資産税をクレジットカード決済にて行う際の注意点についてご紹介していきます。
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払う際の注意点
固定資産税という税金でもクレジットカードを使えるようになる事は便利に見えるかもしれません。
しかし、
普段のショッピングなどと異なり、納税に使うには、注意点がありますので、ご紹介していきます。
新築固定資産税をクレジットカード決済にする注意点 毎年自動決済は難しい
市町村への固定資産税を支払うことをクレジットカードで行うのは、毎年毎年必ず登録をする必要があります。
その理由は?
・あなたが売却をしたりする可能性
・引越しをする可能性
・賃貸に出す場合
このようなあなたの住まいの利用に関する不特定要素があること
さらに、
クレジットカード情報を管理するほどの責任やセキュリティ配備がされていないケース
大きく分けて2つの内容があると思います。
いずれも、事情がまっとうな気がしますし、毎年の更新を必要とするだけの理由になっているとは思いませんか?
ですが、
「登録したんだから引き落とされるはず。」
この思い込みから引き落としされず、滞納というミスが生まれやすいので、十分注意しましょう。
新築固定資産税をクレジットカード決済にする注意点 納期以外は受け付けない可能性
固定資産税納期は、明確に期限が決められています。
で、ご紹介していますので、心配な方は、一度確認しておきましょう。
この期間内であれば、対応が出来ます。
しかし、
過ぎてしまった場合には、HP自体が期間限定公開状態になる市町村もあります。
クレジットカードによる決済後に分割決済希望をしている方は、十分この点にも注意しましょう。
新築固定資産税をクレジットカード決済にする注意点 口座振替からの変更不可
口座振替を事前に設定している方の場合、クレジットカード決済に切り替えることは難しい市町村もあります。
実際、姫路市のHPでは、この旨が記載されています。
口座振替をすでに設定してある方は、この点も市町村への確認を必ず早めにしておきましょう。
以上3点が、固定資産税クレジットカード決済における注意点となります。
では最後に、クレジットカード決済方法による落とし穴をご紹介していきます。
新築住宅固定資産税をクレジットカードで払う落とし穴
新築住宅固定資産税をクレジットカードで支払うのは、正直あまり得なことではありません。
その事情をご紹介していきます。
固定資産税をクレジットカードで支払う際の落とし穴 余分な手数料
自動車税なども幅広い地域で、クレジットカード決済が可能になりつつある市町村への税金納付。
しかし、
自治体がカード手数料を負担することはありません。
必ずクレジットカード決済時に手数料を上乗せされた状態で支払が進みます。
市町村によくある納税をクレジットカード決済にした時の手数料金額リスト
以下のように手数料が取られることが一般的。
納税金額 | 手数料 |
10,000円以下 | 108円 |
10,001円~20,000円まで | 216円 |
20,001円~30,000円まで | 324円 |
30001円~40,000円まで | 432円 |
40,000円以上1万円単位で | 108円ずつ加算 |
このような手数料が発生します。
ですから、
一般的なクレジットカード決済によるポイント加算より手数料の方が高い可能性がある。
この点が、最大の注意点となります。
新築住宅固定資産税をクレジットカード決済した時の落とし穴 メールアドレスも必要
クレジットカード決済を行うと、決済完了メールが届く会社が増えています。
これは、
クレジットカード不正利用を防ぐ意味でも有効的な手段と言えます。
しかし、
このメール受信確認というのは、環境次第により、不完全さを生む要素にもなります。
例えば、
・メール受信の不具合が発生した場合
・電波障害などが起こった場合
・市町村サーバーがダウンした場合
作業中の状況に不測の事態からメール1通確認を送れないせいで手続きは完了しない可能性。
こんな点も、正直落とし穴になりやすいので注意しましょう。
あなたの固定資産税を確実に納める証拠を残すために私はあまりクレジットカードをお勧めしません。
・手数料を取られることも含めて、1%以上のポイントを獲得できる
・毎回手続きを行うことも苦痛に感じない
・銀行口座の手続きを避けたい
こうした条件を考慮して対応するようにしましょう。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございました。
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