- はじめてのマイホーム購入。
- まずは誰に相談をしようか?
- どこに行けばリスクが低い?
注文住宅(一戸建て)、中古住宅、マンションなど種類はあってもよくわからない。
住宅ローンや諸費用、諸経費もまだまだあまりよく知らない。
コロナ禍で不要不急の外出自粛ムードが漂う中でどうしたらいいのか?
おすすめの対処法と失敗しやすい注意点をご紹介しています。
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人生には、タイミングがある。
順番を間違えると面倒な展開も当然あります。
新築分譲マンション、注文住宅購入を経験してきた中でこういうパターンは大変だったという経験もご紹介しています。
家を買う時の相談先候補
家を買うなら、まずは自分たちで調べることを優先します。
相談先は、大きく分けて3つのパターンがあります。
- 自分たちが建てたいエリアで有名な不動産屋さん
- ハウスメーカーや工務店
- 第三者となる紹介業者
新築にするべきか、中古にするべきか?
マンションなのか、注文住宅なのか?
立て直しなのかリフォームなのか?
全て経験してきました。その中で気が付いた内容をご紹介していきます。
不動産屋に相談
注文住宅だけでなく、マンションについても不動産屋に相談をすることは非常に重要なのです。
なぜなのか?
その背景には、以下のような点を確認することができるから。
- 最近の取引の傾向(坪単価や人気の学区、エリアの確認)
- 売買が進まないが利便性は悪くないエリア
- ハザードマップで浸水や土砂災害の危険エリアに指定されている区域
- 地盤が強いエリア、弱い
- 地盤改良を必要
- 治安が良い、悪い
- 子育てがしやすい
- 通勤に便利
実際に生活をしている人達との密接なつながりがあるというのはかなり強み。
土地から決めるという相談だけでなく、売買契約が進むエリアを知ることは坪単価が高いとか値引き交渉がしにくいということも勉強になります。
反対に人気がないけど決して悪い場所ではないという穴場の情報も知ることが可能。
ハウスメーカーや工務店
家を建てる、新築一戸建て(注文住宅)の購入を検討する人、リフォームを検討する人いずれの場合でも相談は可能。
しかし、この相談は最初に相談するべき相手ではありません。
なぜか?
- 知識がない
- 情報が少ない
- 希望も定まっていない
- 何を質問するべきかも見えていない
こんな状況で、言われるがままただ住宅ローン審査が通るから家を買ってしまったなんて事になってしまったら後にいろいろ困ることも出てくる。
固定資産税、火災保険や地震保険、修繕積立費や管理費、インターネット回線費用、カーテンや家具家電の買い替え等いろいろ必要になる費用はあります。
会社を決めるというのは、もうある程度自分たちの欲しい対象が明確になってからで十分。
建築申請や検査や住宅ローンの諸費用についても記事を書いています。
第三者となる相談窓口
近年、テレビCM等でも話題になっているのが、下記の会社。
SUUMOカウンター
LIFULL HOMES 相談窓口
でもこういう窓口に相談をすると以下のような流れがある。
「いつなら住宅展示場やモデルハウス等に行けますか?」
こういう会社は、契約するしない問わず、紹介したら1件いくらという仲介手数料が利益になっている。
しかし、そこで働く人は、決して不動産業界のプロでもない。
ただの仲介。
こういう場所で安易に人と人という相談を交わすことはあまりお勧めしない。
基本として、住宅の知識として大事な部分を勉強してから。
住宅ローンの返済プランや内容、金利等についてもただ表面的な銀行からもらった資料を説明するだけ。
等の記事も書いていますので参考にしてにしてください。
家を買う相談窓口選びの失敗注意点
具体的な相談をするなら、基本的にアドバイザーを利用してはいけない。
個別相談会というのはあくまでリスト集めである。
これは、銀行でもハウスメーカーでも工務店でも住宅展示場でもすべて同じ。
住宅展示場には行くな!
私も何度も地元の住宅展示場に足を運んだ経験者。正直10年以上通い続けていました。
グレードとか単価、仕様などを実物で確認したい。
こんなことを考える人は多いはず。内装、階段、トイレ、お風呂、子ども部屋にウォークインクローゼット、窓、ロフト。
賃貸ではなかなか見られないパントリーやランドリールームなども初めて見ると魅力がいっぱい。
でもこういう場所に行って、リストを記入した時点であなたの担当は決まってしまう。
どうせなら、しっかりした人を担当につけてほしいと誰もが願う。
そのために何をしなければいけないのか?
住宅展示場は最終手段であって、ただ見学のために行く場所ではない。
この認識をしっかり持っておくことが大事。
家を買う相談でおすすめの相手
コロナ禍で外出自粛、緊急事態宣言とあわただしい動きを見せている2020年、2021年。
この環境下で家を購入する相談をするなら、まずはそれぞれのカタログ請求をすることから考える。
親からは歴史を学ぶ
親は家を買ったわけではない。
ずっと賃貸で生活している。転勤族だったから仕方がない。
こんなご家庭も多いと思います。
でも、そんな親御様でも不動産屋で昔あった出来事は知っているはず。
- 古い会社だ
- 知名度はある
- 悪い噂は聞かない
- そういえば、こんなことが
住んでいる中で見たり聞いたりしたことがある情報も非常に重要です。
親には相談というよりも歴史を学ぶつもりで質問をしてみましょう。
知識をつけるポイント
どんな場所に行っても不動産の内容は幅広いように見えてシンプル。
- 構造や構想
- 性能
- 土地の有無
- 建築条件(何階建てが建てられる等)
- 建ぺい率(立てられる大きさ)
- 広さ
- 価格
- 標準設備とオプション
- 補償やアフターフォロー(点検頻度)
- 保険料(地震保険、火災保険)
- 税金(固定資産税)
- 住宅ローン関連(金利、保証料、団信、頭金)
まずはこれらが順に頭に描けるようになっておくことが重要。
つまり、資料請求が最も無難で知識をつけられる行動と言えるのです。
これらが頭に入っていないとスムーズに先に進むことは難しいと思います。
私がオススメする行動
- とにかくすべての仲介会社から資料請求だけを徹底的に行っておく。
- 自分たちで得た情報の疑問点を不動産屋に確認する
- 鉄骨、木造、コンクリート等構造の違いをより深く勉強する
この3つを済ませてから本格的な会社選びが始まります。
ぜひあなたの満足する家づくりを目指していただけたらと思います。
軽はずみに「このほうが早い」と思って行動をすると、失敗後悔の種はたくさんあります。
一生に一回の買い物です。
ぜひ慎重に進めていきましょう。