- 住宅ローン審査を通したい。
- でも申込み期間中に解雇になってしまった又は自らで退職をしてしまった。
- もう不動産会社との売買契約書も交わしている状態。
- こんな状態でも銀行から何も在籍確認などが勤務先に行かなければバレないはず。
いつの時代にも黙っておいて、見つからないならラッキーという甘い考え方をする人はいる。
まして、住宅ローン審査ともなると20年、25年、30年、35年などの長期の期間の返済を予定するような大きな契約。
自分が在籍しない会社を審査期間中にそのままの状態にして無事通過はできるのか?
こんな流れについて、実際に在籍確認が勤務先に入ったかどうかについてのみ体験をご紹介していきます。
これまでにも住宅ローン審査と勤務という内容については、以下のような内容に触れてきました。
JA住宅ローンは勤続年数も厳しい?審査落ちた経験者が特徴や評判を解説
私は勤続年数は5年以上と10年以上というタイミングで通しました。
その時に、結果として一度も自分の会社に対して、在籍確認の連絡を受けたという声は聞こえてこなかった。
しかし、そう言うことが万が一あったらという質問をした時の答えを含めてご紹介していきます。
住宅ローン審査勤務先が嘘だったら?
住宅ローン審査というのは、徐々に厳しくなっていっているという現実がある。
過去には、通帳のコピーなども不要で口頭のみの記入だけで終わらせていた時期もあった。
しかし、最近は実態としては、架空の書き込みで事実にはない内容が記されているという事が出てきている。
住宅ローン審査中は幾度となく口頭確認がある
私が審査を受けている時にも不自然な質問が時折聞こえてきたことがあった。
- 次のお休みはいつですか?
- 明日のお帰りなら何時くらいですか?
手続き中だったこともあって、別に何か必要な書類上の問題があるのかと当時は思っていたので違和感を感じていなかった。
しかし、実際に審査が通過した時には、営業からこんな言葉も聞こえてきた。
「きちんとした対応で、毎回確認の意味でも質問をしなさいと上司から言われていた。」
ということは、つまりは仕事の休みの予定等から不自然な点がないかどうかを探られていた。
この事実を知った時、うかつに何かをごまかすのは本当に危険だと感じた。
嘘を嘘で貫き通せるのか?
しかし、勤務先にわざわざ電話してまで銀行から在籍確認の連絡なんてことはしていないようです。
もちろん、これはプライバシー厳守の問題もあるのだとか。
本人の承諾を求めてから、連絡をするという流れは今後は出てくる可能性もあるそうです。
それくらい、仕事を簡単にやめてしまう人が多い。
実際に1年以上前に辞めた会社の名前を書いて保険証がないという事から事実確認が取れたケースもあるというから驚きでした。
そんなことをしても最終的には、銀行口座のコピーを求められたら、給与の振り込みがないという事実で簡単にバレる。
今後は、こういう動きからも最終的には給与振込確認が徹底されるのではないか?という声も営業の手間という意味での愚痴が聞こえてきていました。
住宅ローン審査勤務先が変わったら?
勤続年数3年以上の会社に在籍して、事前審査を受ける。
本審査の前に新しい会社に入社した。
このような状態なら、継続的に収入はある状態になる。
これはあくまで申し込みをした側の意見。
勤続年数は完全にリセットされた状態になりますよね。
つまりは、この段階で審査そのものが続行不可能な状態になってしまうのが一般的な考え方になります。
融資実行前の転職はリスクしかない
事前審査、本審査という2つの段階を終えて無事通過しても何も安心ではない。
むしろ、融資が完全に実行される前は、いつでも銀行は取り消しの処理を完了させる事が可能。
よって、勤務先が変わってしまっただけでなく、異動で単身赴任が決まったなんて事になっても条件はリセット状態と判断されてしまう可能性もあるそうです。
自分の立場を安定させていて、収入も一定の額が振り込まれている。
このような状況が認められない状況では、即時融資却下や中止という結末を申し込みをする時には注意しなければいけないのです。