家がほしい!私は10代の頃から住宅展示場に何度も足を運んでいました。
家を買うというのは、人生の間でそう何度も経験をしない。
一生に一度の大きな買い物という言葉があります。
でも私は当時20代の時に、あれこれ考えるよりも資産価値が高いならすぐに買っておくべきだ!こんな考え方を持っていたんです。
実際に貯金120万円という状況から、思い切って新築分譲マンションを衝動買いした経験があります!
その時の体験を購入した流れを含めてご紹介していきます。今回の記事の目次は以下の項目になっています。
貯金ゼロマンション購入のきっかけ
貯金ゼロマンション購入の決定打
貯金ゼロマンション購入は大丈夫?当時はまだ結婚もしていないし子どももいないシングルの独身貴族。
そんな私が体験した内容があなたにも「こうすればよかった」を防止するきっかけになれば幸いです。
貯金ゼロマンション購入のきっかけ
当時の私の状況をまずはご紹介していきます。
家を買う前の暮らし
私は、当時こんな暮らしをしていました。
- 実家暮らし
- 賃貸の生活も自炊もほぼ経験なし
- 会社の社宅やら数ヶ月の出張時の一人暮らし程度しか経験がない
- 炊事は嫌い
- 洗濯、掃除は大好き
賃貸で家賃も払っていない。
当然家具や家電も自分の部屋にある机とベッドくらいしか引越しの荷物がない状態。
この状況でなぜ新築分譲マンションを買ったのか?
運命的な出会い
通勤に公共機関を利用していました。
当然、駅を利用していると、周辺にマンション建設をしている様子が目に入る時があると思います。
- 通勤がもう少し楽になればいいのに!
- もっと職場の近くに住んだら楽になる。
- 実家を早く出たい!ストレスも限界だ!
こんなことを考えながらの生活をしている時で、早く自分が自分の家を買うことを急いでいた気がしました。
そんな時、いつかのマイホームなんてことよりも今販売しているという垂れ幕を発見。
当時、会社帰りだったのに、私は「あの物件なら駅から近いかも!」
こんな軽い気持ちで展示場に向かっていたのです。
マンション内覧会での体験
当時の私は28歳。
しかし、現場の経験もあって内装のドアや床、壁紙や住宅のサッシ等の設備は一切説明が不要の状況でした。
住宅購入はさすがにマンションになればもっとハードルが高いはず!
所詮自分の手におえるものではない。
こんな風に感じていたのですが、実際にいつかは家がほしいという素直な気持ちを伝えたら、住宅ローン返済のシミュレーションを見せてくれたのです。
この結果、住宅ローンでの月々の返済額が79000円。
この金額を見た時の私の素直な感想は、「安!」
営業さんも私が即決することは無いと思っていたのか、そっけない感じに住宅ローンの返済額を見せていたのですが、その一言に態度が急変。
その後の予約のあったお客様よりも私に熱心に以下のような話をしてくれたのです。
- 都市計画に基づく試算価値
- 賃貸化した際の市場の賃料
- 個人法人の周辺の賃料の様子
このような話を聞いて、私は即決したのです。
「住宅ローン審査が通るなら買います」
貯金ゼロマンション購入の決定打
先ほどの話しで何がそこまで自分の気持ちを固めたのか?
答えは、間取りでもありません。
私は実用性よりも資産価値を意識したのです。
マンションを購入するメリット
マンションと一戸建て両方を購入している今の私から伝えるとしたら、やはりマンションは利益が見込める物件。
- ローンが組める
- 賃貸化すれば不動産オーナーにもなれる
- 若い時から老後までいつでも売却検討しやすい
一戸建ては正直、そこまでの売却利益を見込める物件は少ないと思います。
一等地、好立地、日当たり良好、駅からのアクセスや徒歩圏内だけではありません。
周辺の学校や教育施設、医療サービス等整うべき条件が非常に多い。
マンションはある程度揃っている場所で何よりもセキュリティの不安が一戸建てよりもまさっている点が魅力。
見学会での会話
まず最初は、中の様子を見学させていただきました。
マンションの場合は、内装を自由に選べる時期が決まっています。
カスタマイズの条件も物件により異なりますが、私の場合は、リビング横の和室を洋室に変更してもらいました。
こうした内容を知って、これから先の賃貸化も正直大丈夫かもしれないと思うようになったのです。
- 駅が見える。
- 徒歩7分以内
- 周辺には家電量販店にコンビニ、スーパー、薬局、幼稚園、小学校、高校と全て完備。
「こんな条件の新築物件が7万円台で手に入るなら、諸費用があったとしても無理じゃないなら買ったほうが得!」
そんな言葉の中に、営業さんの決定的な言葉が登場!
「私も買いました」
え?
私が一番驚きを見せたのがこの一言。
「買っていいんですか?」と聞くと、
「条件次第ですが、交渉して無理じゃない時は購入しているスタッフもいますよ」
この一言に間違いなくこの人も資産化で計画をしているはずと思えたのです。
周辺の物件価格も調査
ここまで来たら、周辺の物件の新築価格もチェックしたくなりますよね。
知っていれば教えていただけますか?と私が聞くと、全て調査済みです。
一覧を出していただきました。
その内容は全て、200万円から500万円オーバー。
つまり、他の物件を浮かうとなれば、ローンの審査が通ったとしても同じ返済ではほぼ不可能。
これは今の時代の市場価格の高騰化が続いている時代にはずっと変わっていません。
10年経過している今でもこの物件の価値は新築当時から300万円も差が出ていないのです。
こういう流れから私は即日住宅ローン審査の申込用紙に記入を開始しました。
人生初の住宅ローン審査
当時の私の勤続年数は、5年。
年収は500万円から600万円。
ほぼ中間層という感じのごく普通のサラリーマン。
その状況で、頭金を100万円だしてしまった。
つまりは、この段階で貯金は引っ越しやカーテンの費用を支払ってしまうとほぼゼロ状態。
ローンを組む銀行もすぐ決定
メガバンク、ノンバンク、第2地銀、第3地銀。
銀行を選ぶという感覚の中で私はすぐにメガバンクを選択。
その理由は以下の内容でした。
- 物件価値の評価を受けやすい
- 団信(団体信用生命保険)の加入の条件が無料だった
- 金融機関への繰り上げ返済手数料が無料だった。
- ATMの利用料や振込手数料が無料
このような手厚いサポートがあったことがかなり魅力的だったから。
この銀行で良い!
あなたも是非、マンションを決めるなら、以下の2つの銀行で審査を受けることをオススメしたい。
東京 UFJ銀行系列のサービス(au含む)
三井住友系(SBI等ネットバンク系含む)
方法としては、一括申請方法をオススメしています。
ネームバリューにも見えますが正直、その差はきちんとわかっていただけると思います。
各保険の手続き
地震保険や火災保険の手続きもすぐに話がまとまりました。
マンションの場合でも多くが提携というか紹介でマージンを取っている会社があります。
当時の私は今の妻のような保険会社の知り合いがいませんでした。
なのでそのまま即決。
事前審査通過後本審査で打ち合わせ
ほぼ通過が見えてきたという状況になって、以下のような内容を決定しました。
- 引き渡し日
- 引越し予定日
- 住所変更手続きまでの流れ
- カーテン等オーダーの準備
こうした内容を2,3回の打ち合わせの中でどんどんこなしていきました。
あっという間の出来事で、正直、引越しをするまでにどんな内容だったのかまでは思い出せないほどの流れでした。
- 住民票を取得
- 印鑑証明
このような諸手続きの必要なことを全て済ませておくことが出来たのです。
頭金を出すべきではなかった
マンションの場合は頭金とは言いません。
拠出金とか契約金、前金という表現が出てきました。
当時は正直気持ち的に高まっていたせいで、何とかなると思っていました。
しかし、この気持ちがもろくも崩れ去る現実を目の当たりにしたのです。
生活がきつい
マンション固有の支払い項目があります。
- 管理費
- 修繕積立費
- インターネット回線利用料
- 駐車場利用代金
このような内容を毎月支払っていたのです。
頭金を出すことが当然と当時の私は思っていました。
しかし、今の時代は、頭金も不要、諸費用もローンに組み込むことが可能。
こんなサービスプランも登場している。
さらに金利も下がっている。
このように考えたら、正直当時支払った100万円は別にもっと少なくても良かったと思ってしまったのです。
※私の場合は、頭金は全額が入金計算ではなく、諸費用精算分の残金は戻ってきました。
このように自分の頭金はできるだけ少ない状態で対応しておくほうが無難だと思えたのです。
金利の選択
もう1つ重要なのは、金利の選択です。
- 変動金利
- 固定金利
- フラット35
利率も金利の上乗せサービス概要も大きく異なります。
疾病保障についても3大、5大、8大等大きく異なる点も多い。
このような状況の中で、やはり全部不動産屋に任せるのはもったいないのです。
必ず大手の中でも失敗しないために節約を意識する事が重要です。
生活スタイルの見直し
当時の私はファッションが大好きで毎月新しい服を購入していました。
当時のマンションは、3LDKでしたが、クローゼットは半分も入らない状態。
実家とマンション両方に自分の服を置いていました。
この状況から、自分の生活を改める必要があったのです。
炊事をしなくても食器を洗ったら乾燥させるスペースも必要。
冷蔵庫も使わないといけない。
このように、不慣れな独り暮らしになる時には、やはりお金が一つ一つ発生しますよね。
当たり前の事ですが、趣味を自粛するしかない。
こんな状況に自分の決断の中で、貯金ゼロ状態のマンションはかなり危険だった!
こうハッキリ感じるようになってしまったのです。