- 家が欲しい。
- 今家を買えるとしたら中古住宅が現実的だ。
- 欲しい土地の立地条件。
- 既存の築浅や値下がりをしているお得な物件。
近隣の都市開発により、交通の便や育児、教育、通学、通勤に利便性が高まる予想。
結婚後の実家に近い住まいの入手。
将来はリフォームやリノベーションをすれば、新築であったかのような住まいのカタチを手にいれることもできる可能性。
いろいろな考え方をしていくと、築何年の物件なら、土地を購入する必要も無いと考える人は多い。
しかし、購入後の注意点というのは、不動産(物件)である以上、新築でも中古でも住宅だからこそ考えておくべきことがある。
その1つに、点検などの時に発見されるのが、「シロアリの問題」。
中古住宅関連記事。
中古マンション,戸建て住宅ローン審査【組めない通らない人の失敗原因】
中古の状況でも素人が見学をしたときには住宅の基礎的な知識がなければわざわざ床下を調査しようとは思わない。
当然、シロアリ駆除の痕跡を見つけるなんてことも基本的には難しい。
こうなると、実際に中古住宅購入後のシロアリによる失敗後悔対策はどうすればよいのか?
この点を今回の記事でご紹介していきたいと思います。
- 住宅ローン審査が通らない。
- 値引き交渉は可能なのか?
- 売れ残りや値下がり物件は得なのか?
- リフォームローンは中古住宅購入後でも通るのか?
このような1つ1つの問題は、家を買った後で気付いてもいろいろと困る原因につながる。
だからこそ、少しでも未然に問題を回避するための情報をご紹介していきたいと思います。
中古住宅購入注意点とシロアリ駆除や対策について、今回は以下の目次でご紹介していきます。
中古住宅購入前注意点とシロアリの現実
中古住宅購入注意とシロアリ発見
中古住宅だからこそという状況的な条件の問題もあると思います。
さらに、マンションなどの集合住宅ではなかなかチェックしたり確認できる場所が少ないまま買うことになることも多い。
建築物である以上、やはり見えている壁や床、天井などの痛みやカビなどの状況だけでは足りない。
少しでも未然に問題を防ぐための対策法としてご覧ください。
中古住宅購入前注意点とシロアリの現実
そもそも家を売るという時に査定してもらいながら、シロアリなどの部分も当然知らないなんてことはないのではないか?
木材が朽ちていく被害。
当然、戸建でも表面に見えている状態や家具にまで影響を及ぼしているなら、気が付くはずの問題。
しかし、シロアリというキーワードは、あくまで個人が建ててから生活する空間の中では全く気付かない壁の中で繁殖していることも当然可能性がある。
そして、調べるという点についてもシロアリという事項に対して、その程度や内容を検討の元で査定額が出てくるのか?
この点に目を向けなければいけないのです。
中古住宅シロアリ被害と免責事項
瑕疵担保責任という言葉があります。
この対象があれば、いつの時期でもすぐに追及することで賠償責任なども問えるのではないか?
このように考えている人もいるかもしれません。
しかし、この被害という考え方については、注意するべきポイントがあります。
それが、賠償の責任に対する保証額の算定方法。
当然物件の築年数の経年により、資産価値というのは変わってきます。
瑕疵も当然減価分が存在しなければいけない。
建物の金額に対して、瑕疵に対する減価。
このバランスがもとで賠償の額が決まるというのが怖い点です。
売主が本当に知らないケースも実在する
以下のような中古住宅は、一戸建てもマンションも問わず、売主は建物の現状を知る術が無かったともいえる。
- 遺族として住宅という資産を不動産業者に仲介を依頼し、売却しただけの人。
- 住んだことのない物件を売却したケース。
- 中古マンションという状況でも賃貸向けとして自分で住んだ居住期間は、新築時の1年、2年しかない状態。
このように依頼している人の経緯の多くがこれから先には、遺族として残された自分が住んでいない物件を売却する数は増えていくと思います。
耐震性能の評価も過去の法令に基づく状態で建てられた物件もまだまだ多い。
水を使うスペースのカビや外注などのトラブルも実際に建物の状態として入ったことがなければトラブルを知る術が無い。
このように考えたら、結果的に情報をシェアしたくても何も知らなかったということがあっても不思議ではない。
こうなると、本当に知っていたのか?と言われても住宅や建築関係の知識を知らないまま紹介してもらっている状態では、結果的に住まいとしての機能などの故障の可能性すらわからない。
最低限の検査を終えた上で、実際に工事が必要と言われない限りそのままお金に換えるという事例が多いとも言えます。
中古住宅購入注意とシロアリ発見
シロアリなんてそんな簡単に物件を目で見ただけで分かるのか ?
このような考え方も当然出てくるのです。
実際に私個人も中古住宅のリフォーム相談などを現場にいた時代には何度も足を運んだことがあった。
その時に行った先で家の人でも知らなかったと言っていることが非常に多いパーツがある。
代表例をご紹介していきます。
害虫発見と住む人の認識
実際に何年も時間を過ごし、同じような家具と建具や設備に囲まれて生活をしていてる。
この中で、簡単に害虫発見などにつながる場所がある。
その典型例が窓枠周辺。
最近は、暴風雨や防災関連で、窓のリフォームなども増えているはず。
そして、その時に自分たちでは全く調べてもいない窓枠の中の木枠にシロアリが繁殖していた。
このような事例も実際には建てた人ですら、知らない箇所として出てくる事もある。
当然以下のようなパーツもその1つだと思います。
- 老夫婦が屋根の周辺を気にするかどうか?
- 木造の家で白蟻なのかカビなのか目が悪くなりわからないような状態で対応が遅れている状態。
- コンクリートと木の境目となる玄関などで湿気がたまりやすい場所がある間取りのパーツ。
このような場所には、どうしても工務店とかハウスメーカーなどを関係なく、安心する事は難しい。
基礎などの耐震相談などでの確認時の対応の流れから確認ができるようなことはあります。
しかし、実際に戸建住宅に住む人が簡単に家じゅうまとめて管理して修繕が必要な箇所を正確に把握し続けていることはかなり難しい。
こうした事を含めて、売買契約をする前にはきちんと個人が購入後に発見をした際の保証を庭や外構周辺をすべて含めた保証対象を書いた書面をもらう。
これが最も必要なやり方だと思います。
賠償額の可能性に対する記載。
無料の診断を受けてからの証明書をもらったらすぐに対応を求められる体制などの問題。
こうした細かな点をすべて記載して、調べた上で何年まで保証を対象とするのか?
この点を口約束ではなく、すべて書面として行ってもらうことが大切。
その時には設備を含めてすべて対象も明記してもらってください。
記載がない状況では、あとでトラブルになっても弁護士費用などの余分な経費が掛かるのももったいない話。
双方が今までの事例ということを簡単に考えず、劣化に修繕が必要。
最終的にはこの認識に落ち着きながら、第三者機関の判断の下で合意をもらいましょう。
このくらいのことをやっておかないと、どんなに新しい家を選ぶとしても雨漏りや傾きなどが実際に震災などで起こった後の物件もあると思います。
今後の住宅は何を買ったらお得なのかを考えていくことが大切ですね。