なぜわざわざ赤のキッチンにしようと思ったのだろうか?
注文住宅やリフォームで見た時には失敗しないと思ったのに!
新築でも中古住宅のリフォームでも需要のあるキッチン。
家の中でリビングダイニング、LDKなどの表記が増えた現代。
それぞれの空間が良い感じにバランスが取れた空間になると気持ちが良い。
でも反対に落ち着かない、居心地が悪い、狭く感じるなどの状況になると失敗後悔の気持ちが高まる。
毎日暮らす家の中。
当然、汚れなどの問題も意識する。
自分が今好きな色を基準に選ぶ。
人気の色を選ぶ。
それぞれが購入する時、家具でもたくさんの商品をネットや店舗で見ながら考える。
しかし、結果として、自分の想像と何か違うと思うと落ち着かない。
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今回の記事では、赤いキッチンで後悔が多い原因や注意点を以下の項目でご紹介しています。
空間
風水
赤いキッチンの後悔原因と対策
赤いキッチンで後悔しない回避方法
自分が今何を一番気にしているのか?
その中に何か見落としていることは無いのか?
ショールームや展示場等で見た時と自分の部屋の中に入った時は大きく異なることも多い。
何を比較するべきなのかを意識して選ぶことが大切です。
空間
赤という色は何を意味する?
どんなイメージに使われている?
この2つを考えていくといくら好きでも家の中に入れるかどうかは迷うべきポイントもあります。
白と比較する
赤、青、緑、黄色、黒、灰色。インテリアを考えると、いろいろな色が登場する。
さらに、木目調や無地などインテリアにはカラー以外のデザイン選びも大切になる。
ただ色が濃い薄いという問題ではありません。
いったいどんな場面で多く目にしているのか?
赤は、気持ちが高まる色。
簡単に言えば、以下のようなシーンで使用される色。
- セールの看板
- クリスマスなどの行事やイベント系
- 信号の中でも注意をしなければいけないカラー。
いくら好きでも日常で目にしているのは、気持ちを刺激するカラー。
この感覚が毎日家の中にあるのはどうでしょうか?
つまりは、落ち着かないという声が増える。
これが分かりやすい失敗後悔の原因になるのです。
風水
赤から想像するイメージとして、2つ目は風水です。
お金を燃やす色
私も風水が好きでいろいろ調べてそれぞれの部屋のレイアウトを決めた一人。
別に無理にすべてを当てはめる必要はありません。
しかし、風水の情報では、やはり避けるべきポイントがあります。
分かりやすいのは、部屋が汚れやすいなら、きちんと毎日掃除を行うこと。
いつまでも綺麗で清潔だと人が感じる空間であることは風水の上でも大切なこと。
それともう一つ財運や金運関連で見るとどうなるのか?
キッチンに赤い色が入っていると、お金が燃えてしまう。
元々キッチンは、水金地火木の五星では、火にあたる部分。
ガスコンロやihを利用して料理している空間。
これは、賃貸の人も注文住宅やマンションの人も同じ。
ではこの空間にさらにその火の力を強める対象があったらどうなるのか?
間取りの位置でも当然落ち着かないと思う空間には以下のような理由がある。
- 照明が足りないことで部屋全体が暗い雰囲気になること。
- 窓1つで視線が気になる恐怖感や閉塞感を感じる空間。
このように1つ1つのパーツ的には小さいことに見える内容。
しかし、住んでみるとその価値は大きい。
生活そのものに影響を与えていると感じる人も多い。
単に見えるものとして選択をするのは不十分。
土地と建物という2つを自分で選んで決めている。
だからこそ、きちんと全体の事を考えておく必要がある。
家を買ったらお金が溜まらない家になってしまっていると言われてしまった。
芸能人の家を診断する番組でキッチンに赤があるとお金が溜まらないと言っていた。
こんな言葉を聞いても、今もう既に取り入れてしまっていたら?
こんな生活のワンシーンからでも、別の色を選んでおいてよかったと言えるような状況が好ましいのではないでしょうか?
赤いキッチンの後悔原因と対策
もし私が今回の色の選び方で相談をうけていたら間違いなく違う色を選んでおくほうが無難と答える。
その理由をまとめていきます。
我が家が選んだ背景
ハウスメーカーでも工務店でも関係ありません。
マンションの中古でも新築でも問いません。
やはり毎日奥さんが使う空間。
子供たちの成長に合わせてお手伝いなども協力してくれるようになる場所。
やはり少しでもおしゃれにしたいと願う人はかなり多くなる。
でも結果的に、本当にその色は必要なのか?
こう私は多くの人に問いかけている。
- 「その壁紙で本当に暮らしの中で暗いと感じない?」
- 「オススメと言われても使うのは本人ですよ?」
- 「いくら何でもその色より目立つ他のパーツってないと思いませんか?」
実際にカタログなどで選ばれている悩みを相談された時にも実際にこのようにお答えをしている。
テーマとしては、以下のように考える。
- 飽きない
- 暗い、冷たいと感じない
- 満足よりも悩む対象を考える
このように選択をしていくと、システムキッチンや背面収納などを選ぶ時、多くの人は変えたいと思う。
何故なのか?
確かに空間としてきれいと思うかもしれない。
でもそれが毎日と思ったらさすがに無理。
実際にこんな声が多いのです。
実際に聞こえてきた声
もう既に住まいの計画を実行している。
このような方には、実際にその色で他の住まいのパーツを統一するとなったらどう思うのか?
この答えを一回考えていただいております。
分かりやすいのは、天井や床のフローリングやクッションフロア、壁紙です。
その次に、風呂、トイレ、洗面台などの水回り。
最後には、巾木や室内ドアなどの建具。
自宅という空間全てのパーツに共通のワンカラーを入れたらどうなるのか?
この答えとして本当に良かったと思える色は限定されると私は感じています。
その対象は、以下の色。
白、ベージュなどの薄い色あい。
反対に木目でも無地でもアクセントにしたら使いにくいと感じられる対象は濃い色。
これって好みよりも毎日の生活で常に自分の服で上下で身につけていたらどうかというのと同じ感覚。
傷や劣化はどうする?
分かりやすいのは車の色選び。
- 白は汚れが目立つ?
- 黒は傷が目立つ?
こんなことを考えて他の人の意見や会社の営業からのコメントを聞いている人は多い。
しかし、結果として、どの色が平均よりも査定額が高いのか?
この答えは、素材を問わず白なんですよね。
なぜなのか?
これは、汚れが目立たないからということよりもきちんと手入れをする事に徹底できるからという声が多い。
ちょっとした汚れを駐車場に車を置く時に見つけられるのか?
何台かあった時に夜間もすぐに見つけやすいのか?
このような時に、周囲とのバランスを考えると一番確認しやすい色という選ばれ方もあるのです。
家の中のバランス
- カーテン
- テーブル
- 椅子
- ソファー
- 加湿器や除湿器、間接照明などの家電
- 収納ボックスやゴミ箱
- テレビ
- 室内ドア
とても多くの物が使用させるLDK.
当然、1つ1つのバランスが印象つけるパーツと言える。
しかし、そのスペースを見て、落ち着いた空間であるとか違和感が感じられない。
こう思われやすくなるポイントは何か?
それは、いろいろ物があってもある色は決まっているという空間。
3色。
いろいろあってもこれが落ち着いていると認識する設計の基本だと私は伝えたい。
いろいろ化粧品を詰めこんだポーチをのぞいてみてください。
どちらかに向きを揃えていても結果的に圧迫感があるように見えるのは多色混同タイプ。
しっかり片付いていると思えるのは、非常にシンプルなワンカラータイプ。
こうした日常の生活で感じることが出来る対象と似たイメージを持っていただきたいのです。
赤いキッチンで後悔しない回避方法
でもどうしても自分の使う空間なら好きな色だから入れたい。
こう思われる方には使い方についてご紹介していきます。
アクセントに使用
アクセントと言っても、色々あります。
クロスはオススメしません。
今回のスペースで可能なアイデアとして注目していただきたいのが、テーブルクロスなどのアイテム。
なぜか?
使用する時だけ登場する。
しかし、日常の暮らしの中では、目に触れることがない。
この使い方であれば、風水としても対策法として間違いではありません。
ぜひ参考にしてください。