長方形土地の間取り
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家の間取りを考える時に最も重要なのが土地の形状。

正方形の家を建てたいと思っても元の土地が長方形で、奥行き又は間口が狭い場合は、当然建物の間取りも長方形にしなければいけない。

窓も近隣の距離や配置に注意が必要。

玄関は、駐車場からの移動経路やセキュリティを考慮する計画が大切。

こうした条件を実際に我が家のプランでも検討する必要がありました。

実際に新築注文住宅で家を購入する方は、まずは何から考えるべきかのか?

この点をご紹介していきます。

実際に我が家の考えた間取りの悩みについては、以下のような記事でもご紹介しています。

南向きの玄関を最大限に活かす

4ldk戸建て間取り図実例|4年間住んだ感想

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新築30坪間取り配置

新築30坪家事動線と間取り失敗と成功|誤解や注意すべきポイント

アイランドキッチン間取り30坪実例2階建て

アイランドキッチン間取り30坪注意点

玄関収納の確保

リビングの広さ

ダイニングキッチンと収納の確保。

寝室や家族の人数に合わせた個室の数や広さ。

各部屋に必要なクローゼット等。

トイレ、脱衣所、お風呂などの水まわりの空間。

廊下、階段などの考え方。

家を建てる際には、外観のデザインも含めていろいろな視点が必要になります。

理想と現実は違う。

この言葉を実際に家を建てた後に数多くの違和感を感じてしまうと気に入らない、家なんて買うんじゃなかった。

このような夫婦の会話が暮らしの中で出てくることは避けたい。

では実際にどのような情報を自分たちで整理しながら設計図を見ておくべきなのか?

実際の我が家の1階と2階の間取り図を先にご案内しておきます。

1階部分

新築一戸建て間取り図実例画像

2階部分

2階間取り図2児パパニッキー

今回の記事で、以下の項目を使ってご紹介していきます。

長方形の土地の間取り設計最優先事項

長方形の土地の間取り設計見直し注意

長方形の土地の間取り設計理想と現実

自分たちの子供が徐々に大きくなった時、実際に狭いと感じないためにどうすればいい?

自分たちが歳を重ねて60歳70歳になっても今建てる家で良かったと思える家は何が必要?

このように考えて、建てる場所の状況を含めて見直すべき点を整理するためにご覧ください。

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長方形の土地の間取り設計最優先事項

長方形土地の間取り

長方形とあらかじめ認識している土地にいずれは夫婦二人で過ごす事も考慮した家を建てる。

この時、日本全国どんな場所でも考えておいてほしい事があります。

間口に面する部屋とセキュリティ

間口に面する部屋とセキュリティ

長方形には大きく分けて2つのパターンがあります。

道路に面する側(間口)の方が長い長方形。

道路に面する側よりも奥行きの方が広い長方形。

この2つで駐車場を用意しなければいけない時の考え方は大きく異なります。

間口が広い場合は、建物を片方に寄せて、空きスペースに駐車場を用意する事が可能。

間口が狭い場合は、ビルトインガレージのように建物と一体型の駐車場付き建物が必要。

この先に必要なのが、今建てる予定の土地の建蔽率や高さ規制の問題。

何台分の駐車スペースを確保しなければいけないのか?

この先に、中庭などのこだわりや倉庫などの設備も必要な条件が出てくるのか?

こうした玄関と駐車スペースという2つをきちんと確保する事が優先。

さらに、玄関までの移動も快適にする。

その先に各部屋の実際の部屋の感じを作っていく必要があるのです。

長方形の土地の間取り設計見直し注意

長方形土地の間取り見直しポイント

多くの間取りの建築図面を拝見しながら、確保すべき広さなどをアドバイスしてきました。

その中で、実際の暮らしを快適に過ごすために人気の間取りなどを見ながら自分たちの家の設計を作っている人も多いはず。

そうした時、見直してほしいポイントをご紹介していきます。

一番重要なのは、体力低下したあとの暮らし

一番重要なのは、体力低下したあとの暮らし

結果、自分たちが家づくりをしている時には、注意して生活する事も膝や腰などの負担もそこまで考えない人も多い。

しかし、実際毎日炊事をしているママたちは、足元の冷えや食器の片付けや米櫃の使用で足腰に負担を伴う事が多い。

他の部屋の収納を確保する事も大切ですが、まずはldkと水まわり。

その上で、洗濯をした後の寝室までの経路。

こうした1日の家事をしたあとの移動に注意をしてあげてほしい。

一番遅くまで家族の暮らしに必要な自分以外の事をしているのはママです。

ママが使いやすい間取りでなければ、家族の生活は一気に不便になっていく。

  • 家事がしやすい。
  • 炊事が楽。
  • トイレやお風呂の掃除も簡単。
  • 子供の汚してきた靴や体操着などの洗濯も楽。

このような日常の中の快適さを追求する事。

これが、本来見直してもらう最初のポイントなのです。

長方形の土地の間取り設計理想と現実

長方形土地の間取り注意点

どのスペースを広くしておくべき?

この考え方からすれば、老後に必要なのは、キッチンとダイニング、寝室、浴室、お風呂、脱衣所。

この6個しかないと私は伝えたい。

リビングが広くても、実際にお茶を出すだけのために広いLDKを往復しなければいけないのは年老いた体には酷。

だったら、寝室にテレビを置いて、ベッドサイドに腰掛けを用意してみている方が楽になる。

一番注意しなければいけないのは広さと掃除の手間

一番注意しなければいけないのは広さと掃除の手間

広いことは確かに憧れの形かもしれない。

しかし、実際に広い家を作ったらその家をどう管理するかが次の課題になっていく。

広いと感じる空間と掃除などの手入れは常に手間が連動する。

掃除機もいずれ全自動などのタイプも広がるのかもしれない。

その機能も実際には、ソファなどの家具がたくさんあるスペースでは機能は半減する。

広い事と手入れが増えることは他の食事や洗濯などにも影響を与える。

たったこれだけの事でも結局は自分たちが必要ないと感じてしまった時点で邪魔なスペースをもっとコンパクトにしたいという次の悩みが出てくる。

正直室内の空間としては、一辺が2.4m四方程度の広さがちょうどよいと私は生活をしていて実感した。

視力も低下するだろう。

聴力も衰えるだろう。

そうした中で夫婦二人が大きな家の中で、お互いを探し、何か頼みごとをするような時、広い家の価値はどこまであるのだろうか?

30から40坪で十分子育ては可能な家を建てることは可能。

室内家具をもっと減らして、世帯の人数に合わせた一人一人の荷物量を調整できる家を今から考えた方が無駄のない間取りが完成すると思います。

今私も子供が二人いる子育ての真っ最中。

採光の窓も最低限。

掃き出し窓がいくつかあれば、十分家の中は明るい。

街灯が多いエリアは夜には反対に光をあまり入れたくないと思ってしまう。

こんな生活だからこそ、まずは3ldkや4ldk、5ldkなどは子どもの数に合わせた部屋数で設計してみてください。

その後はリフォームして統合しやすくする。

これだけで、十分すべての部屋が整うと思います。

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