一戸建ては木造、鉄骨はどっち?
メリットデメリット比較ポイントを体験からご紹介しています。
このページをご覧頂きありがとうございます。
- 木造住宅って地震に弱いの? 鉄骨の方が丈夫?
- 木造の方がリフォームしやすいって本当?
- 鉄骨の方が火災に強いって本当?
- 木造と鉄骨どっちが火災保険が高いの?
- 木造と鉄骨どっちが固定資産税高いの?
このように、購入前には比較するポイントがたくさんあります。
私のサイトは、マイホーム購入後の失敗後悔をしたくないというご家族の方に過去の経験を活かしながら、情報提供を目的に運営しています。
家は性能と考えるのが私の大切にしてる家づくりの基本姿勢。
購入後に失敗後悔を防ぐために、現場で培った知識と自分自身が購入して体験したことを盛り込みながらご紹介しています。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
このページでは、住宅選びの基本となる鉄骨系と木造系の比較を以下の内容からご紹介していきたいと思います。
木造で建てるメリット
木造で建てるデメリット
鉄骨で建てるメリット
鉄骨で建てるデメリット
木造で建てた理由
大工に聞いた鉄骨と木造リスク比較
上記の項目を軸にご紹介しています。
皆様の情報収集の一つとして参考にしていただきたいと思います。
木造メリット|新築一戸建て注文住宅
一戸建て購入の際に私たちが体感して気づいた事などを含めたメリット・デメリットをご紹介していこうと思います。
日本の気候との相性
日本特有の四季に対応する順応性が一番の安心要素。
その理由は、吸湿性・耐熱性が活かされる事が理由。
気密性を確保する住宅工法を要する建物であれば、暑さ寒さの比較は皆無。
しかし、今はかなり木造の方が優秀になっています。
自分の好みに合う木材を使用できる(デザイン性)
古臭いというイメージを持つ方もまだまだ多いと思います。
しかし、時代の進化とともに内装も鉄骨と大差のないデザイン性が保たれている事に驚きました。
スペースを創りだすのも、最終的な空間はほとんどが木材を要するのが住宅。
木材を全く使わない住宅というのは無いのです。
リフォームが第3社会社でも簡単にできる
将来的なリフォームを必要とした場合は、圧倒的に有利。
実際、鉄骨系住宅を契約して解約した私たちだから?痛感したのは、鉄骨のリフォームの難しさ。
構造体の図面さえあれば、耐震性能等の確認から、第3者の方でも簡単にリフォームが可能。
万が一、会社がなくなってしまった場合も引き継いでメンテナンスをお願いしやすいです。
税金(維持費)が安い
やはり固定資産税にも差があります。
当然ながら、鉄骨の方が高い。
実際の固定資産税の計算方式等については、
でもご紹介していますので併せてご覧ください。
維持費を少しでも抑えたいと思う方にも注目していただきたいのです。
気密性は鉄骨よりはるかに高い
私達は、ハウスメーカーを1社途中で解約した経験があります。
その会社は鉄骨を中心に行う会社。
しかし、2社目に選び、現在住んでいる家は木造。
その差は、歴然とした差をつけた気密性という課題。
にてご紹介していますので参考にしてください。
木造デメリット|新築一戸建て注文住宅
何事も一長一短がある。
一生の住まいに関わるマイホームの素材を木造にすると何があるのか?
業界を知るからこそ伝えられる事もご紹介しています。
木材にこだわりを持ちすぎると高額になってしまう
一口に木造建築と言っても、木には様々な種類がありますよね?
- 無垢材
- 天然杉
- 檜
近年は、「国産や地元の木材を利用することで補助金が出る」自治体もあります。
多少高額になっても、安心の材料を使って欲しいという方も増えてきた木造住宅。
しかし、こだわりすぎると鉄骨より高い? と思うくらいの費用がかかる場合があります。
工務店・ハウスメーカーとその辺りはよく相談するべきだと思います。
耐久性では、木は鉄には勝てない
いくら丈夫な木材を使ったとしても、全ての材料が樹齢100年持つとは限らないのです。
「経年による歪み」
「外部的な圧力が加えられた際の歪み」
この2つの条件には、鉄の方が強いと言えます。
つまり、地震に強いのは、鉄骨なのです。
安い木材ばかりを使われても素人にはわかりにくい
鉄の場合には
- 錆びている
- 劣化しているのでは?と思うような色の変化
こうした内容によって、住宅に要する部材とは言え、見えていたら気付くことも出来ると思います。
しかし、木材は加工技術でどうとでもキレイに見せることができるのが、怖い。
やはり、最後は信頼するしかないのですが、安い木材を使われた分だけ以下のような経年劣化が顕著。
弱い木材を使用されてしまう可能性は木材の方が心配要素が多いのがデメリットです。
鉄骨のメリット|一体何が違うのか?
鉄骨にした際のメリットをご紹介していきましょう。
鉄骨だからこその耐久性
木造のデメリットでも紹介していますが、大きな外圧に対して強いのは、鉄骨。
ですから、私は、住宅密集地ほど鉄骨が便利だと思っています。
根拠は、地震などの被害になった際に隣の家が傾いて来た等の二次的被害を心配しなければいけない時、鉄骨が安心材料になる。
木造の古い家に囲まれた地域なら、鉄骨をぜひ検討してみてはいかがですか?
作り手による差が生まれにくい
鉄骨住宅は、技量というよりも、構造体そのものがブロック工法になっていて、ツーバイのような作りを採用しているケースが多いのです。
ですから、大工さんによる住宅のムラ?差が出にくいのがメリット。
鉄骨デメリット家を建てた後に注目
木造が火災に強い。 鉄骨が地震に強い。
しかし、響く、伝わるというのは鉄の方が圧倒的に伝わりやすい。
そこで、差が出るデメリットもあるのです。
地震の揺れは木造より揺れる
木造と鉄骨を比較すると、どうしても鉄骨の方が、揺れが出やすいのが特徴。
その関係で、家具の補強などをしっかりしておかないと地震を受けた住宅の中身も鉄骨の方が後片付けが大変になります。
私は、この内容をマンション購入で痛感しました。
サビやカビの心配は木造より多い
サビは、鉄骨全般に言える内容ですが、私が一番怖かったのは、カビ。
カビの発生源を特定するのが、鉄骨は非常に難しい。
これは、賃貸中の鉄骨住宅で私たちの借りていた部屋にカビが発生した際に、大家の方からこう言われました。 「
全体を調べる必要がありますので退去して頂かなければなりません。」
カビが繁殖しやすい場所だけでなく、侵食されている可能性も考えると非常に心配が多いのが鉄骨の私たちが思う最大のデメリット。
リフォームがどこの業者でもというわけにいかない
リフォームをしたい場合、自由なレイアウトというのは非常に困難。
規格に沿った大きさを追加したりするための増築・加工となりますので、木造のように自由がきく設計図面が仕上げにくいのです。
寒さ暑さを感じやすい
鉄骨の場合は、寒さが鉄も冷えるため、体感しやすいのが辛いところ。
寒さが厳しい地域ほどこの体感は顕著で、木造の方が暖かいと感じる方もいるそうです。
エアコンは大容量が必要になる
エアコン選びをする際には、鉄骨目安・木造目安という文字がありますよね。
実際鉄骨の方が同じ畳数でも必要な出力は必要になります。
特に足元の冷えは、顕著な差があります。
キッチンに立つ女性には鉄骨でLDK用のエアコン選びには十分注意が必要。
維持費に関わる点でも、鉄骨は不利になります。
建築費、維持費、税金等支払い関連は木造よりも全て高い
鉄骨は木造よりもいくら工場生産が進んでも部材の調達、加工コストは上です。
よって、建築費は確実に高くつきます。
維持費を考えても、メンテナンスの為のコストがやることが複雑化するため木造よりも掛かります。
鉄骨は、修繕系は、木造より高いです。
以上の点も購入後の資金として計算していく必要があります。
では、私たちがなぜ木造を最後に決めたのか?についてご紹介していこうと思います。
我が家が木造住宅メーカーを選んだ理由
それぞれの検討材料での内容ももちろんですが、やはり最大の決定打は、住み心地。
家事育児目線
普段生活をしていく中で、地震や水害等の万が一も当然心配したにこしたことはないと思います。
しかし、その日を過ごす上で重要なのは、暑さ寒さ対策における経費。
- 月々の電気代
- 快適な空間を作るために必要な家電。
- 子供たちのアレルギーへの心配。
こうした当たり前の生活の中で感じられる恩恵を私たちは優先しました。
見た目や華やかさを目当てに選ぶのなら、私は鉄骨の方が豪華だと思います。
しかし、実際の生活のしやすさは、木造が勝るのではないでしょうか?
最後まで悩んだのは耐久性と寿命
地震などの災害がほとんど軽微な内容だけの月日を過ごした場合なら、私は間違いなく鉄骨の方が寿命が長いと思います。
鉄骨なら、サビなどの失敗やカビもなければ、60年維持しても不思議はないですよ。
築50年といえばそれ相応に躯体周りも木も劣化を始めても何ら不思議じゃない。
手入れを必要とするのは、鉄より木ですよ。
鉄は、メンテナンスができない分、木は補給することもできます。
メンテナンスをすれば、耐久性があまり落ちませんから、メンテナンスはしっかりしていきましょう。
どんな過ごし方をするかが、大きな違いになるのかもしれませんね。
鉄骨と木造比較の誤解が多い注意点
そうだったんですか? 意外です。
こんな言葉を住宅業界では展示場や説明会でよく耳にします。
誤解したままの住宅購入にならないために御覧ください。
アレルギーの心配が鉄骨よりも低い
近年は、子供の20%前後が何かしらのアレルギーを持っていると言われている時代。
木造は、 ダニやカビの原因となるリスクが鉄骨よりも優れている。
アレルギーの原因が少ない この2つは大きく評価されています。
- シックハウス
- ダストアレルギー
住宅には、様々なアレルギーの不安があります。
よく燃えるから鉄骨の方が丈夫は嘘?
これは、実際に大工さんから聞いたのですが、 火事になった際は、不利なのは鉄骨。
理由は、鉄骨は熱を伝えやすく、鉄を囲う部材が簡単に引火して、火の広がりが早くなる場合が多いからです。
木だからよく燃えるという発想をしている方や営業トークがあった場合は、注意してください。
もうそのような条件はかなり少なくなっています。
良い木材を使っている会社の木は、中心まで火が届かず、表面が焼けただけで終わってしまいます。
リフォームの匠などでも、このような光景が最近リフォーム中ででてきたこともあります。
その担当は知らない素人である可能性が高いです。
倒壊リスク
もう一つ鉄と木で大きな違いがあるのは、鉄は溶けるという事。
鉄は、熱が加わると家の本質となる「形状を維持させる力」はもろくも曲がって崩されてしまいます。
ですから、火災をトータル的に考えるなら、鉄骨には不利な条件しかないので十分選択の仕方に注意しましょう。
今日の記事はこれで以上です。
一戸建て分譲住宅のメリットデメリットについてもご紹介しています。
みんなのいろいろな回答を見て参考にすることも大切です。
住宅メーカー選びに迷う人のスレ 構造だけではありません。
- 土地と地盤の相性や建築条件条件の問題。
- 重量、軽量等の素材の好み
- 柱や壁と梁の量
- 基礎の種類
- 海辺等の壁の問題。
- 断熱、気密の問題
- 窓の枚数
- 対価基準による条件設定
上記のような問題から選択肢を絞る必要がある場合もあります。
鉄筋コンクリート造の多い賃貸住宅市場。
鉄骨造の施工が求められる土地もあります。
でもそういう部分以外にも工期の問題もあります。
広い意味で考えるなら、火災保険や地震保険の金額なども関係あります。
火災保険を選ぶという視点もご紹介しています。
火災保険新築一戸建て失敗後悔しない選び方|元保険営業の妻が納得した会社
将来の売却による査定で安定するなどの見方の違いもあります。
ぜひ一度トータル的に比較することをオススメします。
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最後まで記事を読み進めていただきましてありがとうございました。