階段下収納のリフォームで考えるべきか新築間取りに採用すべきか?についてご紹介していきます。
このページをご覧いただきありがとうございます。
新築間取りの収納で興味関心が高まるスペースの1つに「階段下収納」があります。
実際に、ネット上では以下のような悩みも増えています。
- 新築間取りに階段下収納で1階収納を増やすのは使いやすい?
- 階段下スペースが空いているから、将来はリフォームして収納も可能な状況にしたけど大丈夫?
- 階段下収納は、実際あると便利?不便?
このように、新築間取りに収納確保という言葉が出回るからこそ、階段下スペースが将来収納用にすべきか迷う方も数多くいらっしゃいます。
実際にリフォーム相談をどこにすればいいのか?
こんな疑問にも体験からご紹介しています。
アクセントクロスの有効スペースについての考え方も書いてます。
階段のアクセントクロス効果は期待外れ?画像付他の部屋も同じ?見極め方
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、体験を軸にサイトを運営しています。
階段下収納リフォームの検討課題について、このページでは以下の内容をご紹介していきます。
新築間取りのリフォームで階段下収納は不向き?おすすめ?
新築間取りで階段下収納を必須と考えるべき事情とは?
新築間取りで階段下収納をリフォームでも考えない方がいい物件とは?
少しでも購入後の失敗後悔を防ぐ意味でも、じっくりご覧ください。
階段下収納リフォームの心配要素
階段下収納を今は見送って、将来必要があれば、リフォームしようと思っていますが、どうでしょうか?
こんなメールを頂く機会も出てきました。
ありがとうございます。
まずはリフォームで階段下収納はおすすめか、失敗しやすいかをご紹介していきます。
階段下収納リフォームは意外と高い
実際に、階段下をフリーにした板張りで仕上げた過程があったとします。
このスペースを将来階段下収納に活用した場合は、リフォームで何が必要なのか?
実際に、リフォームをしていくなら、以下のような課題が浮上します。
- 防腐剤や防湿シートの強化。
- 壁への収納棚取り付け用の強化。
このような外面だけでなく、内側の部分の加工工事を必要としてしまうのです。
さらに、天井、床などの全体を意識しなければいけないため、階段の直下となるスペースには意外と手間が必要になるのです。
さらに、新築間取りの階段配置によっては、必ずと言っていいほど提案される可能性があるのが、窓。
収納する荷物からの湿気が発生やすく、換気を必要とするスペースのため、窓の取り付けは、外壁を含めた工事になります。
このような工程になると、意外とたかがリフォームという話ではなくなってくるのです。
階段下を収納に変えるだけ。
言葉的には、このように見えますが、階段下収納用にリフォームで加工する課題は決して少なくないと言えるのです。
でも、そもそも階段下収納を使うメリットを感じる家はどんな間取りになるのか?という視点をご紹介していきます。
階段下収納と新築間取り
新築階段下収納を検討する際には、いかに収納を収めようとするかで検討してる方も多いです。
しかし、階段下収納を作ったからと言って、必ず収納スペースが広くなったと言えるのか?
この点をご紹介していきます。
新築間取りに階段下収納は安易すぎる
階段下という言葉を使う以上単純に、下の階に収納が不足しているという状況が想定されます。
そして、この足りないの基準にしてほしいのが、新築収納失敗後悔全部屋共通の注意点まとめにてご紹介している視点。
収納は、間取り内に割合的な数字がカバーされているから大丈夫なのではありません。
この点をまずはしっかり意識をしていただきたいのです。
新築間取りに階段下収納を使うべき
では具体的には、どんな人にお勧めなのか?
この答えは以下のような内容になります。
本来なら、外に配置したい物置が設置できない新築事情を抱えている。
このケースは非常に階段下収納の価値と近いのです。
なぜか?
階段下収納というのは、あくまでも備蓄関係に適するスペースよりも、湿気をあまり気にしないで済む物を置くスペース。
つまり、屋外の物置と似た収納価値を生み出す間取りスペースと言えるのです。
ですから、物置代わりの屋内収納。
この言葉を検討してる方には、階段下収納は使うべき理由になります。
では最後に、新築間取りでは、リフォームでも階段下収納を避けて考えるべき!と言える家をご紹介していきます。
新築間取りと将来のリフォーム
新築間取りに階段下収納を採用せず、リフォーム案で対応しようと今まさにしている方に注意して欲しい内容をご紹介していきます。
階段下収納にリフォームしても使えない
特に意識していただくことが大切なのが、最優先は湿気を帯びるものを収納する予定の方。
実際には以下のような商品には十分注意が必要。
- スポーツ用品(汗ばんだ手で運搬しているような物や雨の影響を受けて簡単に拭いただけで収納しているような商品)
- 靴
- 鞄
- 衣類
このように、すべて湿気をもちやすいものを収納するために階段下収納を検討してるなら、確実に避けるべき。
こうした家財道具を入れても、階段下収納には、価値を感じられません。
逆に、入れてみたら、カビ、外注、結露などの問題を抱えるリスクが非常に高いことを知っておいてほしいのです。
階段下収納にリフォームに向かない
もうすでに家を購入して、階段下収納のリフォーム検討をしている場合は、必ず湿度計で今の現状の湿度を把握しておくことが大切。
この中で、40%前後の乾燥した状況が見込まれている事が重要。
衣類や人の汗、体温等が影響すれば、夏場は簡単に湿気の温床スペースになります。
ですから、何も置いていない状況で、55%程度の湿度の場合は、簡単に10%以上の上昇を見込めます。
さらに、梅雨の時期まで行けば、普段使わない階段下収納がいつの間にかカビだらけなんて光景を想定しておくべきなのです。
こうした事情をすべて自分たちで判断するのは、非常に危険です。
ですから、一度専門のリフォーム担当者に今の間取りから相談をしてみるというのが一番適切な考え方。
実際に、私たちも新築購入前に必死にリフォーム相談をしていたことがありました。
私が使っていたサイトは↓
大切なのは、変に大手のやる気いっぱいのリフォーム業者に相談しない事。
まずは、現状把握の方が、階段下収納リフォームは非常に大切。
「この状況でなら、階段下収納リフォームもしやすいですよ。」
「この状況では、あまり階段下収納にリフォームするのはお勧めできません。」
こうした専門の店の視点を確認する事こそが、最も大切なのです。
ですから、変に大手などに確認せず、いくつかの業者に見積もりだけでなく、リフォーム案の適性を診断してもらう。
この考え方から活用してみてください。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
他にも、新築間取り失敗後悔ランキング各居室注意点総まとめにて、各居室ごとのパーツ(窓、床、壁紙、照明等)の選び方をまとめてご紹介しています。
興味がある方はご覧ください。
2階廊下の照明スイッチについてもご紹介しています。
最後まで記事をお読みいただきましてありがとうございました。