大手ハウスメーカーでの比較検討をする際に多くの人が注目するのが坪単価。
今回の記事では、積水ハウスの価格を住宅展示場などで契約する前に費用の相場的な視点で確認した際の回答を2019~2022年の体験からご案内しています。
「実際に費用は坪単価にすると約100~110万円にいかないくらいが検討の対象範囲。」
これが2019~2022年の展示場で営業との面談での事前の内容として開示された内容。
ではこの数字とは全く関係のない坪単価が約60万というネット上の情報は何を意味するのか?
住宅の中でもハウスメーカーで坪単価から検討している人がまず同じような価格で比較をする時の注意点を含めてご紹介していきます。
私のサイトは内では、ハウスメーカーの坪単価に関する情報を以下のメーカーについてもご紹介しています。
積水ハウス坪単価目安|シャーウッド30~40坪の家はいくら?
積水ハウスの商品の中でイズロイエは寒いのか?
実際に積水ハウスの坪単価について、2019~2022年に展示場での確認を行った時の体験からご案内をしています。
私のサイトは、不動産住宅物件探しの後に失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を活かし、情報を公開しています。
同じ土地に建物を建てる場合でも全く同じ家を建てる事は少ない。
自由度の範囲内で、少しでも自分たちにとっての理想に近い設計の中でこだわりを表現する。
この時に、建物の価格を変に勘違いしていしまうと後々修正や新しいメーカーを探すことになる。
今回の記事では、積水ハウスの坪単価を50万から60万で検討している人には全く総額に対して足りないと思うべきポイントを以下の項目でご紹介しています。
積水ハウス坪単価60万の発想理由
積水ハウス坪単価に含む計算方法
あくまで工事を行う時というのは、営業の言葉にどこまでの内容が含まれているのかが重要。
住宅メーカーの情報を集める人は、きちんとネット上の検索の先にある紹介者の経験や知識などを含めて参考にしておくことをお勧めします。
積水ハウス坪単価60万の発想理由
積水ハウスの坪単価が50万から60万という情報はなぜ飛び交ったのか?
この内容で最も簡単なのが、以下のような視点での回答を得たとも言える。
- 棟数限定のキャンペーンに記載がある価格と坪数から計算。
- 年末年始、決算期の抽選タイプの物件から推測
上記のような一時的な価格に記載している情報を見た時には確かにいくらかかるのか?を単純に割り算した計算を標準の範囲と思い込んでいる人がいる。
しかし、これはそもそも計算を全く知らない人の考え方。
- 水道、ガス、電気などの引き込み工事は含まれていない。
- カーテンやコンセントなどの配線計画すら含まれていない。
- 照明、カーテン、エアコンなどの設備についても別途必要
- 外構の工事はゼロから見積もり。
このように、単純にオプションの必要性などの違いも考えたら、ほとんどが建物の大まかな箱が変えるような感覚の金額設定。
これを見た人が新築で建てる時にもある程度この金額の中でおさまるかもしれないとイメージしてしまう人も多い。
積水ハウス坪単価に含む計算方法
私が新築の住宅メーカーの単価を確認している時、どのように計算を出してもらうようにしているのかをご紹介していきます。
基本のサイズと希望の部屋数を提示
私はどんな会社の営業でも自分が見ていて欲しいと思えた内容を必ず以下のような内容を含めた総額を軸に計算をしてもらっている。
- エアコン、コンセント、照明などの配線計画や設備を含む計算
- 標準の範囲を知らない状態でもある程度自分の中で選びたい規格を伝える。
- カーテンなどの別途追加の見積もりが欲しい対象は同じ坪数で高めに計算。
他にも多くの内装関連における条件等を確認してその総額に対しての予算を参考に算出してもらっている。
つまりは、家づくりの条件というのは、以下のような元のベースを含めて、きちんと仕様などにも目安がないと価格を打ち出す方法がない。
- 部屋の数や希望の間取りの基本設計となるサンプル
- エアコン、コンセントなどを設置したい大まかな数。
- 外壁もタイル、合板、陶器、サイディングなどの仕様の希望。
- 窓の数に合わせたカーテンで提示する見積もり相場。
- 外構は全く含まない。
- 基礎は、ベタ基礎を軸。
- システムキッチンには、食洗器とオールメタルの3口タイプを採用。
このように、1つ1つをきちんと自分の欲しい対象を中にピックアップしながらその使用の中にどう対応してくれるのか?
オプションを利用しなければいけない対象を含めてきちんと設計の軸を作った上で建築費を確認しています。
グレードと価格の特徴も違う
最近は、エコハウス、ZEH、長期優良住宅、スマートハウス、洋風、モダン、和風などさまざまな外観や内装の違いだけでなく、かなり幅広いグレードがある会社も多い。
こうした場合は、重量または軽量の鉄骨と木造。
さらに、設備のグレードの違う中身の問題。
このような商品の特徴もきちんと理解した後に契約を行うことが非常に重要になってきた。
契約した後に実際に耐震などの補強や補正をしたほうが良い!みたいなことになる会社には依頼を避けるべきだと私は伝えたい。
自分の思った見積もりと違う営業マンの契約する前と後の違い。
こうなると、購入(契約)した者からすると、何もかも思っていたのと違うということになりかねない。
良く公表されているのが、以下のようなフレーズ。
- 最新家電
- 最新の床の色
- 最新の太陽光発電パネル
このように、床を桧や無垢などに変更するだけでも予算は簡単に大きくなっていく。
こうした情報にさらに、十分な配慮が必要なのが、地盤改良の工事を考える必要がある物件の状態。
太陽光などのようにパネルのサイズを間違えなければそれだけで一般の人が考える内容からでも作り出せるものばかりではありません。
あくまで最新として、一般の中でどのようなデザイン性や感性を求めているのか?
こうした部分をきちんと確認した上で、延床面積を総額で割り算。
こうすることで予算が個人の場合にほとんどクリアしているような人が少ないのはこうした総額計算をしていないからである。
この点は、新品みたいな状態にしておく。
このあたりがポイントになるのではないでしょうか?
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。