中古住宅の住宅ローンで頭金の理想をご紹介していきます。
このページをご覧いただきありがとうございます。
「中古住宅の住宅ローンで頭金っていくらが理想的なの?」
ローン審査を通過させる為の事前準備として頭金を心配される方も多い時代。
この回答をまだ全く何も知らない方でも解った!と言えるようにわかりやすく伝えていきます。
今回の記事では、中古住宅の住宅ローン頭金の理想について、体験から以下の目次でご紹介していきます。
中古住宅ローン頭金の理想は新築とは違う?
中古住宅ローン頭金で身内が経験した苦労
中古住宅ローン頭金の理想とは?体験からの結論
中古住宅ローン頭金の理想は新築とは違う?
中古住宅だから住宅ローン審査に通すには、頭金は多いほうが良いのか?
こんな悩みをもつ方もネット上にはいらっしゃいます。
実際には、住宅ローンの頭金に新築、中古に違いがあるのかをご紹介していきます。
中古住宅住宅ローン頭金だからという事情はある?
中古住宅だし、担保力も不安。
住宅ローン審査で年収的に不安。
このような方は、頭金を増やす必要があるのかを悩むことも多いです。
確かに、この考え方の中で、担保力という視点では、頭金と関係あるという考え方を否定は出来ません。
どういうことか?
住宅ローン審査のカラクリとして、2017年の住宅ローン審査担当者からこんな話を聞きました。
中古住宅は住宅ローンの頭金と保証料が関係ある
住宅ローン審査では、担保力の強さを借り換えなどでも問われる事があります。
この時、借入希望額と担保力の査定額が100%を満たさない場合は、保証料を必要とする事もあります。
借り換え等をしている人も査定額というのは、その時の状況で最初の新築時代とは変わります。
ですから、中古住宅の住宅ローンで頭金がある事が何も影響力がないということは無いのです。
しかし、住宅ローンの頭金を用意する事が審査通過に繋がったとしても、問題はまだまだ有ります。
私の身内が困った体験をご紹介していきます。
中古住宅の住宅ローン頭金で身内が経験した苦労
中古住宅を身内が購入した時、住宅ローンの頭金を増やしすぎたと後悔した実話をご紹介していきます。
中古住宅の住宅ローン審査に気を取られて見落とし
実際に中古住宅を購入した身内は、建築関係の仕事をしている人でした。
ですから、物件を見て、何が悪いのかを見抜くことが十分できていたんです。
だったら、何もリフォームネタで失敗する要因はないはず。
このような体験をしていたにも関わらず見落とした事がありました。
それが、屋根。
当然内部の内装や建具、床、壁紙クロスなどはお手の物。
しかし、自分では見れないスペースである屋根は、説明を信じるしかなかったそうです。
でもこの内容も今思うと全て見てもらう方法を考えるべきだったと悔やんだそうです。
それが、雨漏りという購入後の実態。
中古住宅の欠陥対応に遅れた負の連鎖
屋根を直す。
表面的な作業は出来たそうです。
しかし、流石に足場を要する屋根となるとやはりお金はかかります。
それだけでなく、この雨漏りの位置が、悪かったのです。
場所がクローゼットだったのです。
よって、発見も遅れて、カビの繁殖が衣類等に影響したそうです。
- 捨てるしか無い衣類。
- 修繕費
- 使えなくなった収納スペース分の部屋の圧迫。
全てが悪循環でした。
「頭金もう少し減らしとけばすぐ対処できたのに。」
こんな言葉を叔母から聞かされたという話を未だに聞かされる事があります。
ですから、中古住宅であるからこそ、正直頭金で使い切るのは危険です。
ではどうすれば良いのか?
この結論を最後にご紹介していきます。
中古住宅ローン頭金の理想とは?体験からの結論
中古住宅の住宅ローンの頭金を現実的に考えた理想として、結論をご紹介していきます。
中古住宅の住宅ローン頭金は預金残高150万円が妥当!
中古住宅だからという視点は、修繕費対策。
その他にも、以下の様な内容が関係します。
- 駐車場等の外構工事の必要性。
- 壁紙クロス等の修繕費
- 固定資産税などの納税
- 子育てや車のローンなどの生活費
- 新しく住む住宅の見えていない光熱費や水道代等
こうした細かな誤算があっという間に、数万円、10万円単位になっていくのが住宅購入。
ですから、何かを直す事だけでなく、保険等も含めてさまざまな予備を中古住宅購入には必要としているのです。
住宅ローンの頭金を出して乗り切る事より、未来に残す管理費が重要。
この言葉を身内の体験から、このサイトの記事では明確に伝えておきたいのです。
いかがでしたか?
50万円残金があるし、大丈夫でしょ?
こんな感覚であなたが中古住宅の住宅ローン頭金を考えていたなら、ぜひブレーキ剤にしていただきたいと思います。
このページでご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで記事を読み進めていただきありがとうございました。