- ポケットWiFiが繋がらない
- 家の中に入ると電波の受信が非常に悪い
- 通信エリア内であることは検索してチェックしたのになぜ?
日本全国どこでも気軽にいつでもインターネットを利用可能な環境にするために利用者が多いポケットWi-Fi.
しかし、利用者の状況の中には、以下のような課題を抱える人も多い。
YOUTUBEが重い・見れない・止まる原因と初心者も可能な簡単な解決方法
光回線でも家の中の状況次第では、Wi-Fiが途切れるなどの事情を抱えることもあります。
コミュファ光でWi-Fiが途切れる時の無線LANルーター等おすすめの改善方法
今回の記事では、ポケットWiFiの通信状況について「遅い原因」と「遅い時の対処法」について下記の目次で解説しています。
ポケットWi-Fiが遅い,繋がらない原因
ポケットWiFiが繋がらない時の対処法
ポケットwi-fiがつながる仕組み
ポケットWi-Fiは、小さな無線通信デバイスです。
モバイルインターネットに接続するために使用されます。
以下は、ポケットWi-Fiの仕組みの基本的な要点です。
インターネット接続の提供者
ポケットWi-Fiは、モバイル通信プロバイダー(通信キャリア)から提供されます。
モバイルデータ通信ネットワークを利用してインターネット接続を提供します。
通常、モバイル通信プロバイダーは4G LTEや5Gなどの高速データ通信技術を使用しています。
無線通信機能
ポケットWi-Fiは、内蔵の無線通信機能を介して、周囲のデバイスと通信します。
一般的には、Wi-Fi規格(IEEE 802.11)を使用します。
ユーザーのスマートフォン、タブレット、ラップトップなどのデバイスと接続します。
これにより、複数のデバイスが同時にインターネットにアクセスできます。
シムカードまたは仮想SIM(eSIM)
ポケットWi-Fiには、通信キャリアのシムカードまたは仮想SIM(eSIM)が内蔵されています。
このシムカードまたはeSIMには、データ通信のための情報が格納されています。
通信キャリアとの接続を可能にします。
バッテリー駆動
ポケットWi-Fiはバッテリー駆動のデバイスです。
内蔵バッテリーから電力を供給します。
バッテリー容量は機種によって異なります。
通常は数時間から数十時間の連続使用が可能です。
バッテリーが切れた場合、充電することで再び使用できます。
セキュリティ
ポケットWi-Fiは、セキュリティを確保するためにさまざまな暗号化技術を使用しています。
これにより、データ通信は安全に保護されます。
ポケットWi-Fiが遅い,繋がらない原因
ポケットWiFiが遅い、繋がらないという悩みを抱えている方がまずチェックしていただきたいポイントをまとめてご紹介していきます。
自分のポケットWi-Fiの調子が悪いせいだろう?と思っていると、意外とそれだけが原因ではないというのはよくある話。
原因は、以下の通りです。
- Wi-Fiルーターの不具合
- 対応エリア外
- 障害物による障害
- 干渉による遅延
- 通信速度制限
順にご案内していきます。
Wi-Fiルーター不具合によくある症状
ルーターの不具合としてよく見受けられるのが、以下の症状。
- ファームウェアのアップデートをしていない
- 数分経過させての再起動しても解消しない
- 通信速度が不安定になる
上記のような症状がある場合は、ルーターの買い替え時期かもしれません。
バージョンをアップデートしても解消しない場合は、そのルーターをメーカーやプロバイダのホームページで確認しておきましょう。
不具合の報告などが出ているケースもあります。
対応エリア外
ポケットWi-Fiにも弱くなるエリア問題はあります。
- au,docomo,softbank,WiMAX21+などの各キャリアのエリア検索による確認
- 地下、トンネル、建物の構造上の問題など
- 基地局からの距離
- 郊外でのエリアギリギリの区画
こうした場所では繋がりにくいことも考えられます。
障害物による障害
基本的には、障害物が多いと正常に届きにくい。
しかし、ポケットWi-Fiの場合は手持ちで利用する方も多いのでその心配は少ないと思います。
もし干渉を気にするなら、障害物のない壁の高い位置に配置して使ってみましょう。
それでもだめなら、家の外壁を含めて入りにくい家になっている可能性もあります。
【予備知識】
障害に強いとされているのは、700~900MHzの周波数(プラチナバンドと呼ばれます)。
2.5GHzは、障害物に弱い。
この場合は、ハイスピードプラスエリアモードで使用する。
しかし、この場合は、auLTEなどと組みわせるため、通信使用の消耗も早いです。
よって、月間7GBまでの制限等からも遅い、繋がらないと悩む人もいます。
家電による影響もあります
最近の住宅家電では、多くがWiFi対応になっていいます。
そのため、スマホ以外でも自然と干渉していることがあります。
具体的には以下のような家電とは離して使用することをおすすめします。
- テレビ
- 電子レンジ
- 炊飯器
- 冷蔵庫
こうした電力を一気に使用するような端末の近くでは使わないほうがよいでしょう。
予備知識
基本として、電子レンジなども2.4GHzを使用しているので、干渉が発生しやすい。
他にも、Bluetoothも含めて多くの電子機器が通過しようとすると混雑の原因にもつながります。
接続している機器を減らすことも検討しておくとよいかもしれません。
もしこのような場合は、WiFiの周波数を5GHzで試してみるのも得策です。
これにより異なる周波数で障害を受けにくい状態で使用することも可能です。
制限速度による影響
制限速度制限って何?
この答えは、各社が設定している1ヶ月の通信量の問題です。
スマホでよく見るギガ数というのがその対象です。
下記のように各社が設定をしています。
会社名 | 月間使用量 |
NTTドコモ | 60GB |
Softbank | 50GB |
Y!mobile | 7GB又は3日で10GB |
WiMAX | 7GB又は3日で10GB |
上記のギガ数に到達すると、多くの会社は、最大1Mbps又は、128Kbpsに速度制限がかかります。
128Kbpsになると、中画質程度の動画でもかなり遅い、進まない、止まるという症状になりやすいです。
ただし、速度制限は、翌日の午前2時から8時間と限定的になります。
夜などアクセス集中の時間帯
光回線のマンションタイプも似た症状を生み出します。
夜間(19時から23時)、土日祝祭日は、多くの人がインターネットへアクセスをしやすい時間帯。
当然、その周波数は、混雑をすることが予想されます。
この場合は、電波の受信率が悪くなる傾向があります。
対策としては、5GHzで利用するというのが最初の取り組み。
他にも電波干渉の原因となる家電製品の電源を落とすなどの工夫が必要になることもあります。
ポケットWiFiが繋がらない時の対処法注意点
ポケットWi-Fiの場合は、スマホと違います。
容量がオーバーした際に追加して購入するという対応ができません。
つまりは、3日で10GB又は7GBを消化したら?
時間経過に伴う回復を待つしかありません。
この点から、「どんな時でもポケットWi-Fiさえあれば大丈夫!」とは言えません。
無制限のポケットWi-Fiも事実上制限あり
無制限と書いてあったのになぜ?
私も同じ意見を言いたくなる時がありました。
しかし、3日で10GBの制限は、どの会社で契約しても多くが対象になってしまう壁。
この壁がないというのは、ポケットWi-Fiでは存在しないので注意しましょう。
他社に乗り換えても同じ?
- データ通信のみを利用。
- 最新の端末を使えば改善するのかな?
注文住宅でも賃貸でも最新のエリアの確認を行うだけでは見えない問題があります。
それは、鉄骨や鉄筋等の構造躯体との相性。
ネットの回線は、木造が最も電波を飛ばせる可能性が高い。
つまり、繋がりやすくなります。
反対に、RC造やコンクリート住宅の場合は、繋がりにくい。
これは、プランの問題ではありません。
構造躯体との相性です。
つまり、
- 再起動や電波やモードの切り替えも意味がありません。
- 機種変更を行っても変わりません。
- ソフトバンクエアー、uq wimax、gmoとくとくbbなど数社乗り換えをしても対処になりません。
今の環境で良い方法はあるの?
この答えとしては、家の一部でネットを使うのが最も妥当な使い方と言えます。
制限がかかっていない状態でも同じです。
わざわざ違約金を支払ってまで別の会社に変えるメリットはありません。
十分注意してください。
ポケットwifiがつながらない時の対処法
ポケットWi-Fiの電波が悪いときに対処する方法を紹介します。
ポケットWi-Fiは便利なツールですが、電波状況によっては接続が不安定になることがあります。
以下は、電波が悪いと感じたときに試してみるべき対処法です。
動画視聴をしたい時の代替案
そのままでは、動画の視聴も厳しい。
こんな状況では、外出したほうが早いです。
家の近くでそのままの端末で試してみましょう。
屋外では良くなる。
こんな症状があれば、基本的には端末には問題がありません。
どうしてもネットで見たい番組があれば、屋外で見ることを優先しましょう。
ポケットWi-Fiの設定を確認
ポケットWi-Fiの設定を確認します。
最新のファームウェアやソフトウェアにアップデートされているかを確認してください。
アップデートがある場合は、最新バージョンに更新してみてください。
他のWi-Fiユーザーとの干渉を避ける
周囲に多くのWi-Fiユーザーがいる場合、電波が混信しやすくなります。
可能であれば、使用するチャンネルを変更してみてください。
モバイルキャリアを確認
ポケットWi-Fiの契約しているモバイルキャリアによっても電波の質が異なります。
キャリアのカバレッジマップを確認しましょう。
カバレッジが良いエリアで使用することをおすすめします。
休憩する
ポケットWi-Fiは連続して長時間使用すると熱を持ちます。
性能が低下することがあります。
長時間連続で使用する場合は、定期的に休憩を取りましょう。
リセット
電波が全く届かない場合、ポケットWi-Fiを一度リセットしてみてください。
- リセットボタンを押す
- 電源を切り、再起動する
などで問題が解決することがあります。
ポケットWifiとスマホはどっちがいい?
ポケットWi-Fiとスマートフォンは、通信の安定性や速度に関して、異なる利点と制約があります。
どちらがつながりやすいかは、状況や使用目的に依存します。
以下に、それぞれの特徴と適切な状況を示します。
ポケットWi-Fiの特徴
- 安定した通信: ポケットWi-Fiは、通常、専用のデバイスとして設計され、通信の安定性が高いです。また、ポケットWi-Fiは通信の主要な目的であるため、通信速度が安定しています。
- 多くのデバイスと同時接続: ポケットWi-Fiは複数のデバイス(スマートフォン、タブレット、ラップトップなど)を同時に接続できるため、複数の人が利用する場合や、一度に複数のデバイスを使用する場合に便利です。
- 通信制限が少ない: 通常、ポケットWi-Fiのプランにはデータ通信量に関する制限が少ないことがあり、大容量のデータを扱う場合に有利です。
スマートフォンの特徴
- 携帯性: スマートフォンはポケットサイズで持ち運びが便利で、いつでもどこでも通信が可能です。特に外出先や緊急の場面で使いやすいです。
- 緊急時のバックアップ: スマートフォンにはモバイルデータ通信が内蔵されており、インターネットにアクセスできるため、ポケットWi-Fiが利用できない場合や、バックアップの通信手段として重要です。
- 通信コスト: スマートフォンのモバイルデータ通信に関連するコストは、ポケットWi-Fiよりも高い場合があります。データプランに制約がある場合、通信量に気を付ける必要があります。
どちらを選ぶべきか
は、利用状況と好みに依存します。
通信の安定性と多デバイス接続が必要な場合はポケットWi-Fiが適しています。
しかし、携帯性と緊急時のバックアップが必要な場合はスマートフォンを活用することもあります。
場面に応じて、両方のデバイスを使い分けることもできます。