新築注文住宅に収納スペースを必要とする時のアイデアに何を活用するか?
リビングに使う収納ラックや創作家具。
キッチンではシステムキッチン本体や上下、背面などの壁を含めての計画。
住む前にはインテリアデザインとして、紹介されている記事を見ながら、何が使いやすいのかを考えるよりも見た目がカッコいいとかオシャレという感覚で選んでしまう人も多い。
そうした中にパントリーを検討する人も多い。
パントリーとはそもそも食品の貯蔵庫としてストックなどを保存するために使うスペース。
この場所にも出入りが必要なだからこそ当然扉を付けるかという疑問も出てくる。
棚の上に何を置くべきかなんてことも考えながら自分の住む家にはいったい何を必要としているのか?
これまでにもパントリーについては、以下のような情報をご紹介してきました。
パントリーはいらない!狭小や使いやすい家づくりと収納に多い誤解注意点
我が家はリフォームやリノベーションでも使う事はないと思います。
家の間取りとしても設置が困難であると考えたのです。
しかし、その分購入した食品などの保管はどこに入れておく?
この考え方に困らないサイズの冷蔵庫を設置することで、きちんと各保存場所に保管する。
このような工夫を心がけている。
私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、経験を活かし情報を公開しています。
家づくりは、空間がある事が幸せな事ばかりではありません。
使う、使わないという事を気にするなら、玄関のほうが広いスペースがあれば助かることは多い。
位置ひとつ間違えただけで、簡単に使いやすさの実感は変わってくる事が多い。
使いやすさの情報の中に欠かせない1つが扉だ。
今回の記事では、パントリー入口の幅をどうやって決めるのかを現場経験から培った知識と自分の家づくりに心がけた内容を含めて以下の項目でご紹介していきます。
パントリー入口幅に多い失敗原因
パントリー入口幅の選び方注意点
パントリー入口幅に満足するコツ
自分の家で何が住んでから気になってしまうのか?
そもそもパントリーには何を入れておく?
そして、どんな位置にどのような悩みを想定して作る?
ぜひ家の間取りとして設置をするべき内容の条件探しを含めてご覧ください。
パントリー入口幅に多い失敗原因
まずは、パントリースペースを用意したのに、購入後には結局困ってしまったというリフォーム相談に多い悩みをご紹介していきます。
扉
注文住宅の間取り設計をする際に、扉を付けないという選択をする人たちもいる。
しかし、実際に家に入れば、近くのキッチンで料理をしたニオイが家のリビングや周辺のスペースに漂うことに気が付く。
そのニオイのたまり場としてパントリー部分は完全にニオイの逃げ場を失うスペースになっている事もある。
特に広くとった場合やコーナー部分に香りの影響を受けやすい食材などを置くとなるとこれもまた新しい課題が発生。
結果的に扉を付けたいと思った時、入り口の幅を狭くしすぎたことで、扉の種類選びがとても大変になってくる。
このような内容が無料相談の中でも多く聞こえてきたのです。
パントリー入口幅の選び方注意点
入口周辺にもできるだけ取り出しやすい重たいものを置く予定の方は要注意。
パントリー入口幅の誤算は持ち運び
最近は、水をウォーターサーバーなどを置いて利用するご家庭も増えてきました。
ストックを保管するスペースにパントリーのコーナー部分はとても便利に感じる。
しかし、実際に使用をすると、以下のような内容に困ってしまう。
- 奥行きの確認不足で動線として動きにくい。
- 入口の幅が狭かったことで取り出しがとても取り出しにくい。
- 動線の確保に必要な幅が全く足りない。
このようなケースは結局は調理をする時のキッチンの奥行きの計画と同じ状態。
収納の引き出しを開けて自分のスペースはどの程度残るのか?
部屋は荷物を置くことが出来れば終われりではありません。
あくまでその設置をした後の人が活用する時の姿勢、腕の位置や型の高さ、座った時の立ち上がるまでのスペース。
このような内容を全て想定してこそ動きやすい、使いやすい家づくりが完成します。
しかし、結局は幅が狭い事で動きにくいし、インテリアに何を入れても狭く感じる。
このようになってるケースがどうしても多いのです。
パントリー入口幅に満足するコツ
調理からの動線としても確保。
扉の取付にも活用しやすい。
家電配置などの活用も出し入れを含めて困らない。
このような条件をきちんと計画する上で設置するならどうすればいい?
この答えをご紹介していきます。
パントリー入口幅も統一感が大切
一般的に住宅の多くが採用する扉のサイズは、90㎝幅が基本となっている。
高さは、210㎝程度の確保が必要。
これは、子供部屋、主寝室、和室、玄関からリビングへの室内ドアでも共通の内容を扱っている事が多い。
扉を設置したい時にも家事動線や生活動線を確保するにも基本は90㎝幅。
これがとても簡単に決める基準として作業も他の何か物を持って入る場合に作業に支障がない選び方になります。
今間取りで使っている別の通路を含めて全体を見渡してみてください。
大抵が90㎝幅を基準に、確保されているのがサイズ的にもわかると思います。
特殊な例として、他社よりも広い幅を採用しているなら別です。
しかし、全体の部屋の広さを犠牲にしないポイントを考えると、冷蔵庫などの搬入を含めて、メリットはいろいろ感じることができるのです。
パントリー入口幅はどこから移動してくるか?
住宅の中でパントリーの設置箇所には以下のような候補があります。
- 玄関土間からの動線の延長に設置される。
- キッチンの真裏や真横に配置。
- シューズクロークの裏を使っての搬入。
このように、できるだけ狭いコンパクトな空間の中でどこに置くのかというのも1つの重要な内容。
これは、あくまで新築の時に玄関から入ってきたときの動線の流れが本当にすべての起点と言えます。
- 1度の買い物で大量のまとめ買いをしている。
- かなりの量を保管することを前提とする。
- 持ち運び距離が可能な限り少ない流れが理想。
このように考える人が描く出入りは、90㎝よりも120㎝の方が便利。
なぜか?
両手をふさぐほどの荷物があると、袋のふくらみを含めてまっすぐ自分が進める方が楽ですよね?
毎日ではなくてもある程度まとまった荷物を一気に搬入するという事は整理をする以前に出入りすることが優先されなければいけない。
間取りの特徴として、周辺のスペースからの動線も一定の幅を確保しての動線であれば、入口以降も全て同じ幅で通り抜けが可能な方が使いやすい。
あくまで自分の荷物の持ち替えを不要とする。
和室、玄関、洗面など周辺のスペースからの動線を想定しているなら、余計に他の場所の壁に荷物をこすらないことも考える事が重要。
暮らしの中で行動をスッキリさせる為には人の幅に荷物の幅をプラスした入口サイズが理想なんです。
エレベーターのサイズを見ても、大人と子供が一緒に入れるから狭いと感じないのと同じ事。
会社の扉が大きいのもOA機器などの搬入を考えているから。
こうしたどんな物を通過させるのか?
この取り出しや引き出し方を考えない幅の確保が大切になるのです。
一つでも多くの間取りをサンプルでもらいたい。
こんなことを考えている方には、タウンライフで無料の間取りプランを活用するのがおすすめです。
最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。