- 「樹脂系サイディングってどんなもの?」
- 「他のサイディングと何が違うの?」
こんな疑問にお答えします。
樹脂系サイディングは、近年注目を集めている外壁材です。
今回の記事では、
- 樹脂系サイディングの特徴
- メリット・デメリット
- 種類
- 選び方
- 価格
- 施工方法
- 耐久性
- メンテナンス
などについて徹底解説します。
樹脂系サイディングとは
樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂を主原料とした外壁材です。
軽量で施工が簡単なことで有名です。
- 豊富なデザイン
- 高い耐久性
などが特徴です。
近年、窯業系サイディングに次いで人気が高まっています。
樹脂系サイディングのメリット
- 軽量: 窯業系サイディングの約10分の1の重量
- 施工が簡単: 窯業系サイディングよりも短時間で施工できます。
- 豊富なデザイン: さまざまな色や柄のバリエーション
- 高い耐久性: 15~20年以上
- 耐候性: 紫外線や雨風に強い
- 防火性: 不燃材料
- 防水性: 雨水の浸入を防ぎます。
- 断熱性: 熱損失を抑えます。
- 遮音性: 外音を遮断します。
- メンテナンス性: 汚れが落ちやすく、定期的な塗装が不要といわれています。
樹脂系サイディングのデメリット
- 価格: 窯業系サイディングよりも高価です。
- 反り: 温度変化によって反ることがあります。
- 色あせ: 濃い色ほど色あせしやすいといわれています。
- 傷つきやすい: 硬い物で擦ると傷がつくことがあります。
樹脂系サイディングの種類
樹脂系サイディングには、大きく分けて以下の種類があります。
硬質塩化ビニル系
最も一般的な樹脂系サイディングです。
特徴
- 価格が比較的安価
- 耐久性が高い
- デザインのバリエーションが豊富
- 軽量で施工が簡単
軟質塩化ビニル系
柔軟性があり、曲げ加工がしやすいのが特徴です。
特徴
- 曲面にも施工できる
- 意匠性の高いデザインが多い
- 耐久性は硬質塩化ビニル系よりも劣る
フッ素樹脂系
高い耐久性と耐候性を持ち、長期にわたって美観を保ちたい方におすすめです。
特徴
- 耐久性・耐候性が非常に高い
- 色あせしにくい
- 汚れにくい
- 価格が高い
アクリル樹脂系
高い耐候性と光沢性を持ち、高級感のある仕上がりになります。
特徴
- 耐候性・光沢性に優れている
- 高級感のある仕上がり
- 価格が高い
その他
上記以外にも、木目調や石目調など、さまざまなデザインの樹脂系サイディングがあります。
樹脂系サイディングを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。
- 予算
- 希望するデザイン
- 耐久性
- 機能性
- メンテナンス性
それぞれの種類の特徴をよく理解した上で、自分に合った樹脂系サイディングを選びましょう。
樹脂系サイディングの価格
樹脂系サイディングの価格は、
- 種類
- メーカー
- 施工業者
によって異なります。
1平米あたり、4,500円~9,000円程度が相場です。
100平米の戸建ての場合。
おおまかには、150万円~300万円程度が予算として必要になります。
樹脂系サイディングの施工方法
樹脂系サイディングは、以下の方法で施工されます。
- 釘打ち: 釘を使って壁に固定
- ビス止め: ビスを使って壁に固定
- 金具止め: 金具を使って壁に固定
樹脂系サイディングの耐久性
樹脂系サイディングの耐久性は、種類や施工方法によって異なります。
一般的には、15~20年以上と言われています。
樹脂系サイディングのメンテナンス
樹脂系サイディングは、定期的なメンテナンスが必要です。
主なメンテナンス内容は、以下のとおりです。
- 洗浄: 汚れを落とす
- 点検: ひび割れや傷などの異常がないかを確認
- 塗装: 必要に応じて塗装が必要になります。
樹脂系サイディングを検討している方は、メリット・デメリットをよく理解した上で、自分に合ったサイディングを選びましょう。