斜線制限とは?用途地域との関係や適用されないケースを解説
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斜線制限とは、建物の高さを制限する規制のことです。

斜線制限は、北側斜線制限と隣地斜線制限の2種類があります。

今回の記事では、

  • 斜線制限とは?
  • 斜線制限と用途地域の関係
  • 北側斜線制限が適用されないケース
  • 隣地斜線との違い

について、わかりやすく解説します。

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斜線制限とは?

斜線制限とは?
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斜線制限とは、建物の高さを制限する規制のことです。

斜線制限は、北側斜線制限と隣地斜線制限の2種類があります。

北側斜線制限

北側斜線制限

北側斜線制限は、建物の北側の斜線部分の高さを制限する規制です。

北側斜線制限は、隣地の採光や通風を確保するために設けられています。

隣地斜線制限

隣地斜線制限

隣地斜線制限は、建物の隣地の斜線部分の高さを制限する規制です。

隣地斜線制限は、隣地の所有者の権利を保護するために設けられています。

斜線制限と用途地域の関係

斜線制限と用途地域の関係

斜線制限は、用途地域によって基準が異なります。

用途地域とは、土地の利用目的や建物の容積率や建ぺい率などを定めた地域区分です。

一般的な住宅が建てられる用途地域では、北側斜線制限の基準が緩やかに設定されています。

一方、商業や工業などの用途地域では、北側斜線制限の基準が厳しく設定されています。

北側斜線制限が適用されないケース

北側斜線制限が適用されないケース

北側斜線制限が適用されないケースには、以下のようなものがあります。

  • 道路や鉄道などの公共用地に面する敷地
  • 敷地の北側が10m以上離れている場合
  • 建物の高さが2階以下の場合
  • 斜線制限の適用が免除された建築物の場合

隣地斜線との違い

隣地斜線との違い

隣地斜線制限は、北側斜線制限とは異なります。

建物の敷地境界線から一定の距離以内にある斜線部分の高さを制限する規制です。

隣地斜線制限は、建物の所有者の権利を保護するために設けられています。

そのため、北側斜線制限よりも適用範囲が広くなっています。

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