この記事にご訪問いただきましてありがとうございます。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
住宅購入の際に多くの方が不安を抱くお金の問題。
展示場のアンケートでもこんな文字が多い。
- 自己資金はいくら?
- 頭金の予定額
- 住宅ローンで借りる額
少しでも月々の返済額を減らすという意識が強い方も多い。
でも引き渡し後の生活はどうなる?
私がお伝えしたい計算方法と具体的な計画の立て方についてご紹介しています。
基準は、1年分の生活費とローン返済プラス税金分。
この具体的な試算方法をご紹介していきます。
新築購入後貯金をいくら残す?計算方法
より具体的にいくらくらいを手元に用意するべきなのか?
この答えを新築分譲マンション、注文住宅いずれも購入した経験からご案内していきます。
入居後1年目の出費項目
まず最初に試算に入れておくべきは、保険料。
以下の項目は必ず詳細をチェックしてください。
- 火災保険、地震保険の支払額
- 車の保険料や車検の時期、見積り額
- カーテン、家具家電などの入居直前に必要な予算
これらは必ずかかります。
事例で考える
例えば、2500万円の住宅購入をするなら、どう計算をするのか?
実際に金利を含めて資産をした記事も書いています。
年収400万住宅ローン2500万頭金なしは無謀?安全?破綻と安全の違い
返済額よりも大事な生活
自分の生活が成り立たない。
- 生活が厳しい
- 生活費が足りない
- 貯金ができない
こんな悩みを抱えている人の多くが、月々の返済額のみで計算をしています。
月々の支払額が65000円。
今の家賃が58000円。
この2つだけで考えていませんか?
この時の計算は間違いです。
根拠は?
以下の計算が不足しているからです。
- 子供の進学、進級にかかるコストの不明点
- 新居で生活する上での買い物の市場コスト
こうした内容が不明瞭なままではかなり不安が多いのです。
新築購入後貯金をいくら残す?体験記
私が実際にマンションを購入した時のことをご紹介していきます。
当時の私は、20代独身でした。
子供のことも結婚も特に予定はありませんでした。
でもこの当時の私には、欲が多かった気がします。
趣味にお金が出せない
家を買った後にどんな生活を送るのか?
この時の考え方の中には、新居での新しい趣味に使う費用も大事。
- ガーデニング
- 間接照明などのこだわり
- インテリアグッズでの楽しみ
こうした内容も考えると、昔よりも消費税増税などの問題も含めて費用は上がっている現実がある。
仕事の給与面の変化
給料は今よりも落ちないはず。
こんな計画をしている人は要注意。
「リーマンショック」
「集中豪雨による被害」
「東日本大震災」
「コロナウイルス問題」
「働き方改革」
このような市場に大きな影響を与える事例はこの先にも何があるか分かりません。
- 休日が増える可能性もある
- ボーナスカットも可能性がある
- 残業代カットで月給が下がる可能性もある
このような事態に対して、将来的なリスク管理をしておくことをオススメします。
子供の教育費関連
私が新築一戸建てを注文住宅で購入した時にも子供が1人いました。
妻は第二子の妊娠中でした。
この後の生活では何が起こるでしょうか?
- おむつや離乳食等の職費の増加
- 子供の幼稚園の費用
- 小学校以降には習い事の問題
- 高校、大学等への進学の問題
このように、いくつものタイミングがあります。
もちろん、教育費のために生命保険等に加入する人もいるはずです。
こうした内容を進学直前に控えた進学前の住宅購入の方は特に注意が必要です。
新築購入後貯金をいくら残す?老後対策
自分たちが老後に必要な資金はどの程度?
2000万円不足問題
老後を豊かに過ごすのは、どのくらいの費用がかかるのか?
この時に今後に意識しなければいけないのが医療費の高騰化。
- 高額医療の進化により保険適応外診療の増加を懸念
- 老人医療費の増額を検討
このような問題も考慮しておくことが将来の備えとして求められる問題点。
年間貯金額と完済予定
30歳で住宅ローンを組む。
65歳まで返済。
このような予定を立てるのか、それとも繰り上げ返済を行うのか?
これだけでもかなりその場の貯金が減る要素はあります。
さらに、以下のような流れも重要。
- 火災保険の切り替えのタイミング
- マイカー購入
- 家具家電の買い替え
- リフォームや修繕、修理の費用
- 外壁塗装等のメンテナンス費用
- 住宅ローン控除以降の固定資産税などの変化
こうした内容を考えて余力を残す必要があるのです。
夫婦共働きの限界ライン
今は共働きだから、夫婦で何とかなる。
この計画はかなり危険。
私は住宅ローンにおける年収の計算は必ず夫一人にしておくことを強くお勧めしています。
妻が働けなくなった。
この状況になった時にもスムーズに返済が行えるようにするためです。
家を購入することは、人生の夢の実現に大きな影響を与える。
仕事もやりがいを見いだせる。
でもその先に結果として、生活が苦しいと感じないことがとても重要。
余裕がない。
この言葉を夫婦で口にしないための余力はかなり多めの計算をしておくことが重要です。
年間貯金額目安
老後に備えた貯金額は地方と都市部によっても大きく異なります。
なぜか?
生活水準が大きく異なるためです。
ですから、基準を自分たちの中でまずは意識しておくことが重要です。
毎月の貯金額 | 年間貯金額 | 使用内容 |
2万円 | 24万円 | 固定資産税と火災保険で相殺 |
3万円 | 36万円 | 2万円プラス子供の習い事で相殺 |
5万円 | 60万円 | 3万円プランに車検代や保険料で相殺 |
7万円 | 84万円 | 5万円プランに家族旅行や外食で相殺 |
10万円 | 120万円 | 7万円プランに生命保険を増額したら相殺 |
このように、家族によっての家計も違いますが、相殺する対象はあります。
余らせる。
この気持ちを持つことは非常に重要です。
新築購入後貯金をいくら残す?結論
私がこの記事でご紹介したい目安を具体的にご紹介していきます。
年間支払い額1年分を残す
万が一、夫や妻が病気になってしまったらどうする?
失業したらどうなる?
このようなことがあっても1年目を何とか乗り切るためには、働かなくても払える。
このくらいの余裕が必要です。
住宅ローン控除は期待しない
多くの人が誤解しているのが、この控除により所得税や住民税が還付されるという仕組み。
でも実際にこの控除を受けても先ほどご紹介したように支払う対象も出てきます。
ローンの利息だとかそんなことを気にするよりもまずは自分たちが新しい生活に慣れることのほうが重要なのです。
ライフプランの見直し策
実際に新居になった後で今の生活費を大きく見直すことは可能なのか?
この答えは、増額を基準にしておくことが重要です。
毎月1回の外食で家族4人分で3000円を使ったら?
年間36000円の支払いが発生します。
この計算をゼロにして奥さんに毎日料理を作らせる生活がママにとって幸せでしょうか?
どうせなら、ライフプランを今の生活(賃貸)と同じにしたい。
こう考えるなら、その選択も含めて残すのです。
自分のお金を何に使うべきか?
この考え方がローンだけで消えるのではない。
基本として、自分たちの生活の中での選択肢を増やせるきっかけにする。
これが重要なポイントになると私は伝えたいのです。
よって、年間支払い額の1年分を残すくらいは計画をしていて損はないと思います。
無理をした後に、「あの時のあのお金があれば!」
こんなことを言わなくて済む計画を立ててください。