家なんて買うんじゃなかった
この言葉を口にする人はかなり増えた気がする。
購入した住宅の間取りが気に入らない。
近隣の人に関するトラブル。
家を購入した後でわかる周辺環境や治安の問題も重要。
他にも子供に何かあって欲しくないと願うパパママにとっては、以下のような悩みも多い。
- 野良?飼い猫?不明だけどネコが多くて近所に糞が多い。
- ネズミやゴキブリが多かった。
- 通学路が交通量の多い道ばかりだった。
- 買い物は近所でできるけど散歩できる場所がほとんどない。
家購入のタイミングによっては、住宅ローンと教育費などのお金の問題だけで頭がいっぱいになることもある。
でも蓋を開けたら、他にもたくさんの事を見落としている。
これまでにも家購入については、以下のような内容をご紹介してきました。
私も過去には家購入を後悔する経験をした一人。
妻には、「マイホームのローンの支払いのせいで破綻かも!」
こんな事を冗談ではなく真顔で伝えたことがあった。
しかもその言葉を伝えたのが、妻が妊婦の時。
この時のストレスは妻がこれまで一緒にいて最大のピークだったと言っていました。
それくらい不動産の購入は人生に影響力を持つ。
銀行に相談している時は何も怖くないくらいに思っている人も多い。
でもそれって本当に無難な計画?
この答えを考える時の注意点とポイントをご紹介しています。
今回の記事では、家購入の後悔とローンの関係を以下の項目でご紹介しています。
家購入の後悔|ローン体験記
家購入後悔前のローン注意点
家購入後悔前のローン計算法
他の人のブログを見てどんな返済計画だったのかを確認している人も増えた。
新築マンションと注文住宅を購入したからこそ伝えたい両方の特徴を含めてご紹介しています。
家購入の後悔|ローン体験記
私が支払いでかなり厳しい状況になった体験をご紹介。
物件はマンション?戸建て?
私が想像以上に苦労をしたのは、新築分譲マンション。
都心で年収1000万円の人の貯金額が1桁(10万円以下)という現実をあなたは見たことがありますか?
これがまさにマンション生活を送る人が経験している現実。
生活できないところまで落ちた日々
私はこの物件を独身の頃に購入しました。
もちろん、維持費としてかかる以下の項目は確認済。
- 固定資産税
- 火災保険
- 管理費
- 修繕積立費
- インターネット利用料
- 駐車場代
このような内容は賃貸とは違うが、契約する前に説明を受けた。
その計算をした上で毎月の生活に必要な費用を計算して考える。
その結果が思っていた通りにならない。
なぜこんあな生活になった?
この答えってすごく単純なんですよ。
以下のような内容をチェックする必要がある。
- 生活的に質が上がった。(家具、家電の購入)
- 近所での買い物の物価が上がった(食費などの増額)
- 自分の仕事が変わった(転職)
- 自分の年収が下がった(ボーナスカット,昇給カット,年収減少)
このような内容を組んだ当時では想像もしていなかったという人も多い。
中にはもっとひどい状況になるケースもある。
- うつ病になって仕事ができない状態になった。
- 共働きなのに片方が働けない状態になった。
- 自分たちの予定以外の子供ができた(双子や不測の妊娠等)
最初からこうなる事を知っている人は少ない。
でもその現実を審査を受ける前やローンを組む相談の時には全く問題にもしていないことが多い。
これが1つではなく、2つ3つとまとめて起こった時にはどうなる?
まさに生活を維持することは不可能。
まとめて支払うなんて事も無理ですよね。
家購入後悔前のローン注意点
人生で一度の一番大きな金額の買い物になるのが不動産。
だから頭金を用意して、35年のローンを組んで返済する契約を必要とする。
契約する前に必ず考えておくべき事をご紹介していきます。
維持管理費はどこまで計画?
買ってからのポイントは、貯金ができるのかどうか?
この点は、一戸建てを購入しても同じですよね。
しばらく先になってからは、リフォームをイメージすることは多い。
- 子どもの独立
- 部屋のレイアウト変更
実際に中古を買ってリノベーションを検討する家庭は多い。
戸建てなら、中古を買って建て直しという計画を立てる人も増えたと言われている。
でもこれって、少なくともその場ですべてを大きくリフォームするだけの予算は無理という人は多い。
最低限生活に影響がない程度に復旧する。
これが実際の声。
この程度なら大変にならない。
でもそれは間違いが潜む。
住んでからよく使う場所はあまり劣化しない。
でも人の出入りも少なく、ほとんど空気の入れ替えもしない場所があったら?
その部分は劣化が激しく、他の変化との違いも大きくなる。
結局全部直すはめになった。
元の計画は安く計算していた。
こうなると考える余裕もないもう無理!と言いたくなるような状態になる。
- 生活費の変化
- 消費税の増税。
- 子供の成長と教育費
- 塾などの通学以外の費用
- 光熱費など毎月支払う額。
これらは住んでからでないと本当の数字は分からない。
この数字を少なく計算しているのも大変になる典型例。
結局は他に支払う事が出てきた時点でとてもではないという言葉を口にする。
例えば以下のような変化。
- 交通事故による保険料増加
- 車通勤になって自動車保険の契約変更。
- 地震保険の5年、10年満期時の見直しのタイミング
- 固定資産税などの税金の増額のリスク
これらは、家の事をどこまでの費用で計算していたという話ではない。
収入とも違うリスクに備えるための貯蓄を残すという考え方。
これは頭金をいくら入れてこれからの生活のためにどの位残すべきか?
この段階で慎重に考えることが重要になる。
家購入後悔前のローン計算法
できる限り完済する期間に苦労がないようにしたい。
余裕のある生活を送る。
この目標を達成するためにおすすめの思考法を体験から解説していきます。
戸建てもマンションも共通のおすすめ
35年も先の事なんて正直想像できる人は少ない。
- 車の買い替え。
- 家具家電の買い替え。
- リフォーム関連
いくら安くても10万円単位を考えておくべき課題からまずは慎重に考える。
できるだけ他のことに借金を増やさない。
金利が無金利でもこれは同じなんですよ。
実は私は苦労したのが、この無金利ローンの借金が原因だったからこそ、これはしっかり伝えておきたい。
こんなはずじゃなかった!
これは、正直金利が高いか安いかではないんです。
暮らしに影響するかしないか?
この点を慎重に考える必要がある。
家族の数をしっかり決める
我が家ももちろん注文住宅を買う時にはしっかり夫婦で話し合った。
- 兄妹は何人ほしい?
- 男の子と女の子のどちらが欲しいとかこだわりがあるのか?
支払から3年ほど経過してからそのままの暮らしが維持できると思ったら、お互いが驚くタイミングで不測の妊娠発覚。
こんな事があると、一生の計画が簡単に狂ってくる。
それこそ、100万円単位でそのまま温存することを考える必要がある。
老後までのリミット
正直人生はあっという間。
苦労した時間も結局は乗り切った後になれば、思い出。
でもその後の老後までの設計には影響がゼロとは言えない。
元の計画とかなりずれがある!
返済開始から3年、5年でこういう声が多いのも現実。
これでは、老後の安心は少ない。
無理に一括をしようとしない。
完済をする事にこだわらない。
これが支払いを開始した頃と今で私たちの夫婦でも価値観が変わった事。
車が無いのは困らない家はあるかもしれない。
でも家がない生活に困らない人はいないはず。
手放す、売るなんてことだけは絶対に避けたい。
だったら、まずは老後までのリミットをきちんと考えましょう。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。