- マイホームがほしいけどどこに建てるか決まらない!
- 子供の通学を優先?親の通勤は犠牲にするべき?
- 子育てが終わった後の老後の暮らしなんて今から想像できない
- 実家が近いほうが便利なの?(田舎に引越しするべき?)
マイホームを購入する際、新築,中古問わず一戸建てで最も悩むのは、「場所」。
我が家も田舎暮らしをはじめて10年以上。
今では交通量の多い所に行くだけで「住まなくて良かった」と思っている。
今回の記事では、マイホームを建てる場所について、以下の目次で解説しています。
マイホームの場所選びで後悔した人の口コミ
マイホームの場所選びで迷うポイント
マイホームの場所の決め方【優先順位】
マイホームの場所選びでチェックしたこと
マイホーム購入後失敗後悔と場所の重要性
マイホームの場所選びで後悔した人の口コミ
住む場所によって、家を建てた後の暮らしが天国にも地獄にもなる。
実際に、どんなことを悩んでいるのか口コミをご紹介していきます。
口コミ
近所にとんでもない人住んでたら、大変ですね、道路族とか。
お互いマイホームで、しかも子供の小学校が同じとかだった場合、逃げれない分、毎日ストレスが半端ないでしょう。
先日、グラサンで睨んで来た奴が目の前の家の住人である事が分かりましたが、子の学校区違うので、あまり相手にしません。
— 闘魂の古物商うまか@本業せどらー (@tomomonyoi) February 23, 2020
人間関係以外のストレス
マイホームに引越してあっという間の1年。近所はいい人だし騒音もないし住みやすいけど神社の砂だったり畑の砂があって車やら窓のサッシが汚くなるのがストレスだな。綺麗好きな方だから本当気になる
— よっちゃん (@kojiyoshi0308) January 6, 2021
住み始めてからストレスになる対象は人それぞれ。
- 近隣とのトラブル
- 近所の店の騒音や騒ぐ声
- 日当たり(日照条件)
- 虫が多い等
種類を問わない土地の問題
- マンションにしておけばよかった
そういうことではない。
あくまで、その人たちの住みたい場所と求める価格のバランス。
分譲住宅や建売はわかりやすい。
似たような価格を求める人たちの中にも、「当たり外れがあった」と思うしかない。
マイホームの場所選びで迷うポイント
自分の家をどこに建てるのか?
この答えを安易に考えない方が良い理由をご紹介していきます。
簡単に引越しができない
極論で言えば、住宅ローン残債がある状態でも家を売却することは可能です。
しかし、住み替えにはまた費用がかかる。
さらに、売れない時には、ローンと家賃の二重払いになってしまう可能性もあります。
簡単に手放せない。
これが、最も注意しなければいけない課題。
土地は資産価値にもなる
- 利便性
- 人気の学区
- 都市開発
さまざまな要因で、建物が経年劣化した後にも土地に資産価値が出てくることもある。
特にわかりやすいのは、人気の学区エリア。
田舎の中でも、人気の学区に通うために通学圏内に家を建てることを計画する家庭も多い。
そうなると、資産価値が高まって、売りやすくなることもあります。
マイホームの場所の決め方【優先順位】
マイホームは何を基準に選ぶべきか?
全てにおいて便利だと思って購入してもその後が大変になることもあります。
売却できるか
まず優先するのは、どの程度の資産価値を期待するのか?
以下の3つの選択肢があります。
- 下がっても気にしない(安く買いたい)
- 今のままを維持させたい(一定の人気の要件が求められる)
- 価値が高くなる場所が良い(主要駅徒歩圏内を探す)
同じ「広さ」で探すよりも「立地を優先する」
多少狭くても価値が出ることを考えたいなら、主要駅から7分以内がギリギリの範囲です。
子育て世代
我が家と同じように、これから子どもを育てる環境のために家を建てるならどうする?
この場合にも資産価値が最優先。
その上で、人気の学区で高い金額を選ぶべきか迷ったら、そこは投資する価値があると私は伝えたい。
なぜか?
単純にそのエリアの学区外が学区内かというだけで買い手の需要が変わるから。
たった数百mの違いとか道路1本挟んだ向かいの家のほうが人気のエリア。
こんな場所選びをしてはいけない。
何を妥協して何を優先するべきか?
最優先は、買い手がつくかどうかが老後の将来のためにも重要です。
マイホームの場所選びでチェックしたこと
私たちは、最初の賃貸生活の時、お互いの出勤先の近くを選んでいました。
通勤優先の考え方です。
しかし、子どもが生まれるとなった時、以下の事を確認しました。
- 実家との距離
- 子育てのしやすさ
- 住環境
順にご紹介していきます。
実家との距離
特に奥さんの実家が近いことはいろいろ便利になります。
正直、旦那側の実家のそばに住むと嫁姑問題などがめんどくさい。
それよりも、奥さんのほうの実家の近くで、上手に家族との付き合いを続けたほうが気が楽です。
「マイホームをどっちの実家の近くにする?」
こんな悩みがあれば、迷わず奥さんを優先することを私は体験からもおすすめします。
子育てのしやすさ
何を根拠に子育てのしやすさを判断するの?
この答えは、以下のような項目です。
- 子供の医療費負担
- 保育園、幼稚園の数や質、待機児童の状況把握
- 公園など未就学児童から小学生くらいまでの子どもの遊び場があること(お散歩圏内)
- 車の移動における駐車場等の立地状況
- ベビーカーなどを利用した移動のしやすさ
などいろいろあります。
特に、我が家が近隣と比較したのが、医療助成の違い。
1ヶ月の負担金が毎月数千円~万円単位で差が出る。
これは2人目、3人目を考えると非常に大きな問題。
よって、自分たちの子どもの病気やケガ等の事も考えて田舎を選びました。
居住環境
「居住環境」とは、住居の温熱、空気、水等のこと。
「住環境」とは、住居周辺の環境のこと。
意味が異なります。
どちらも大事ですが、何より大事なのは、住居の環境だと私は感じた。
多少コンビニやドラッグストア、スーパーが遠くてもお散歩と考えることは可能。
でも「居住環境」が悪化すると、
- エアコン、加湿器、空気清浄機等余分な費用が必要になります
- 空気環境が悪いと家の中の換気にも困る。
- 水は、ウォーターサーバー等を契約する必要がある
結果的に、井戸水などを利用可能な場所を見つけるなども節約しやすいポイントになります。
- 便利だけどうるさい
- 排気ガスがひどい
- 近隣の飲食店のニオイが洗濯物にしみついてしまう
こんな悩みを抱えなくて良い場所を選ぶことも大切です。
マイホーム購入後失敗後悔と場所の重要性
マイホームの場所は、安易に考えてはいけない。
- 安いからお得?
- 値下がりしたからラッキー。
それより、「安い理由」を考えるほうが大切。
土地がよければ、リフォームをしたりすることも楽しめる。
しかし、土地が悪ければ、早期に外壁塗装の修繕が必要になるようなこともあります。
簡単ではないかもしれませんが、ぜひ慎重にいろいろな情報を集めてみてください。
きっと、妥協するべきポイントが絞り込めると思います。