- 同棲生活を始めるなら、家賃はいくらくらいの物件を選ぶべき?
- 一人暮らしの時よりもパートナーがいるから広い部屋が良い
- お互いのプライバシーを守るにはどのくらいの広さが必要?
- そもそも同棲生活の費用の負担の割合ってどうすればいい?
こんな悩みを解消します。
今回の記事では、同棲生活を始める時の家賃相場について、以下の目次でご紹介します。
同棲生活の家賃相場目安
同棲生活の適正家賃計算方法
同棲生活の家賃負担割合
同棲生活のメリットデメリット
同棲生活に必要な間取りや部屋数
同棲生活を送る前に相手を見極める方法
同棲生活の家賃相場目安
同棲生活を基準に考えると、家賃相場は高いのか?
まずは、平均家賃を考える時のポイントをご紹介します。
二人暮らしの家賃相場【東京郊外】
東京23区外の調布市、八王子、西東京などの平均的な家賃を見ていきましょう。
物件の種類 | 間取り | 家賃相場 | 東京都内との差額 |
ファミリー層向け物件 | 2LDK 3DK等 | 6~12万円 | 13~30万円 |
つまり、まず節約をすることを考えるなら、1ルーム×2を上限と考えることからはじめてみましょう。
愛知、大阪、札幌などの都市部
首都圏以外のエリアでも基本的には、都市部と郊外という比較が重要です。
- 都心と郊外で比較する
- 構造体を比較する
- 築年数を比較する
- 契約時の手数料等を比較する
等で絞り込むことが大切です。
同棲生活の適正家賃計算方法
簡単に計算をするなら、家賃を年収の何割にするのか?
これが、住宅ローンを組む時にも考えやすい目安。
私は、家賃という金利がない設定でも基本的には、年収の25%程度を検討することをオススメしています。
年収と家賃上限目安
年収(二人の合算目安) | 家賃上限目安(年間) |
300万円 | 75万円 |
350万円 | 87.5万円 |
400万円 | 100万円 |
450万円 | 112.5万円 |
500万円 | 125万円 |
550万円 | 137.5万円 |
600万円 | 148万円 |
月々6万円、7万円といわれると安く感じてしまうかもしれません。
しかし、年収と割合で計算すると、意外と高い金額を支払っていると感じる人は多いはずです。
同棲生活の家賃負担割合
私自身も地方で同棲生活を経験しました。
新生活には何が必要なのか?
初期投資として計算しておくべき内容をご紹介します。
新生活の必須費用
以下の点は、物件による違いがないと思っています。
- 引越し費用
- 火災保険料
物件により異なるのは、
- 敷金、礼金
- 町内会費
- 家具や家賃のリース料
- 駐車場、駐輪場代
などが関係します。
【覚えておくべき基礎用語】
物件を探す時には、以下のような項目を比較しましょう。
項目 | 特徴 |
敷金 | 家主や不動産管理会社に一時的に預けるお金。 契約終了、退去時には清掃費用等と相殺されるのが特徴。 |
礼金 | 家主に支払うお礼金。退去時の返還はありません。 |
仲介手数料 | 物件を紹介してくれた不動産会社に仲介の手数料として支払う金額。 |
管理費 | 物件によって、監理会社に支払うお金があります |
保証料 | 家賃保証会社を利用する物件では発生します。 |
その他 | 駐車場、駐輪場、鍵の交換代等 |
節約のポイント
節約できるポイントはいくつかあります。
- 敷金礼金なしの物件を選ぶ
- 家具家電付きで家具家電の購入費用を抑える
- 荷物を実家に預けるなどして、持ち込む荷物の量を減らす
など節約に役立つ方法はあります。
毎月の生活費目安
毎月の生活費は、夫婦二人暮らしの収支が参考になると思います。
しかし、年収によっても生活スタイルやステータスは異なります。
手取り15万円の二人がいしょにくらす時のイメージもご紹介しています。
家賃負担の割合は?
私は、基本的には家賃を全て私が支払いました。
生活費の中でも食費や光熱費、水道代などわかりやすいものを二人で折半するというのが一番簡単。
負担する費用は決める。
これが最も重要です。
全てを折半するのなら、まずは男性が全てを支払う。
その上で、半分を女性に補填してもらうことをおすすめします。
同棲生活のメリットデメリット
メリット
- デートの時にも移動に必要な交通費が発生しない
- お互いが寂しい思いをすることが少ない
- 好きな人と一緒にいられる時間が増える
- 一人で家事、炊事、洗濯などすべてをやる必要がない(分担が可能)
などが大きなメリットになります。
デメリット
- 別れる時に、どちらが出ていくなどトラブルになりやすい
- 別れた後にも住み続けたいと思っても家賃を一人で背負うのはきつい(支払いが厳しい)
- 気まずい空気になった時、家に帰りにくくなる
つまり、一緒に居てつまらない、飽きた、別れたいと思った時のストレスは一人暮らしの時より負担が大きくなります。
同棲生活に必要な間取りや部屋数
部屋の間取り別に特徴をご紹介します。
1LDKの特徴
LDKとは、リビングダイニングキッチンの略。
つまり、寝室1つとLDKがある間取り。
簡単に言えば、いつでも一緒に居たいカップルにおすすめの間取りです。
2Kの特徴
Kとは、キッチンのこと。
2つの居室とキッチンがある。
家賃が安いのが特徴です。
1部屋を寝室
1部屋をリビング兼ダイニングとして兼用するという考え方。
2DKの特徴
DKとは、ダイニングキッチンのこと。
2部屋ありますから、各自個室として利用することも可能。
DKなら、ダイニングとキッチンを共有し、リビングは不要というカップルにはおすすめです。
2LDKの特徴
2つの居室とLDKがある間取り。
ファミリー向けに近い間取りです。
それぞれの居室とLDKを共有できることで、リビング等でのんびり過ごしたいカップルにおすすめです。
同棲生活を送る前に相手を見極める方法
同棲生活までたどり着いたと思ったら束の間。
相手の浮気が原因で別れるカップルも多い。
本当に今の相手と同棲して大丈夫?
見極め方をご紹介します。
プライバシーを口にする
お互い自分の自由な時間が欲しい。
あまり干渉されたくない。
こういう考え方もありますよね。
この考え方が全て否定される対象ではありません。
しかし、以下のようなシーンは注意しましょう。
- 節約のために、寝室は一つでも良いのでは?
この発言には、理由があるのかが重要。
いびきや睡眠障害等の過去の経緯があるなら、これは優しさかもしれません。
しかし、以下のような発言は違う。
「お互いの仕事終わりの時間が違うから、それぞれのほうがいい!」
将来子どもが生まれたら、そんなことを言っている余裕はない。
あくまで、結婚をしていない今の関係。
だったら、まだ自分の時間が欲しい。
このような認識の人は要注意。
生活費や家賃だけでなく、将来ヒモになってしまうかどうかも心配。
まずは貯金や浪費癖など様々な角度から金銭感覚や経済状況を確認しておくことをオススメします。
審査に通らない
契約をする際、審査が通らないという人もいます。
一緒にいたいから、保証人になることも了承するカップルは多い。
しかし、ココは安易に考えないことが重要。
なぜ通らないのか?
この点を思い当たる点がないというのは不思議です。
具体的には、
- 借金や金銭問題が潜んでいないのか?
- ギャンブルなどにのめり込んでいないのか?
などその人の背景をきちんと確認することが大切です。