- ヒノキの無垢材を使ったモデルハウスや展示場を見ていいなぁと思った
- 新築注文住宅に無垢材の床を選ぶとどうなるの?
- 住んだ後、3年、5年、10年経つとどうなる?
- メンテナンスが必要なの?
こんな悩みにお答えします。
質感で選ばれる無垢の床。
しかし、建てた後に失敗や後悔をする人もいます。
無垢材関連記事。
新築キッチン床材選び方無垢材のメリットデメリット|業界経験者が解説
今回の記事では、無垢の床を選んで失敗後悔した人の口コミや注意点を以下の目次でご紹介しています。
無垢材の床で後悔した口コミ
無垢材の床を選ぶポイント
ヒノキの無垢材の床の選び方
無垢材の床で後悔した口コミ
手入れ
無垢材にしなかったことが失敗
床鳴りと隙間
無垢材の床鳴りと隙間について。 昨年の5月に建て売りで家を購入しました。 ここ数ヶ月で床鳴りと隙間がとても気になるようになりました。
杉を使った家
私の家も床鳴りが酷く恥ずかしいです、建築関係の人間なのに、人任せで家を建てて後悔です 杉の床は隙間が酷くなるのは諦めてますが、ヒノキの方はとにかく良く鳴ります、築4年になりますが、最初から工務店に言ってたのですが、ただ引き伸ばされ、 先日怒りがMAXにになり裁判する事を決意、一応工務店に報告、乾くから仕方が無いと言うのが工務店の言い分 私は、無垢が空いたり鳴ったりする可能性があるのになんの対策もやってないことを攻めると、釘のピッチ、ボンドの付け量、釘の種類など施工になんの落ち度もなかったのか、で話してると、工務店側が急に下手にでて来て、1,2階の床8割の張り替えをしてくれることになりました 張り替えるにしても色々問題は出てくるでしょうが、リホームのつもりでやろうかと 参考になれば幸いです。
無垢材の床を選ぶポイント
ヒノキを選ぶと何が起こるのか?
デメリット
- 費用が高い
- アレルギー
- 手入れ
- 冬の乾燥
- 傷がつきやすい
- 割れる
- ヤニが出る
- 暖房器具が使えない
- 冷たい
順にご紹介します。
費用が高い
ヒノキに限った話ではありません。
無垢材を使用する時点で、多くの費用が必要になります。
ヒノキは耐久性に優れています。
これが、費用対効果(ランニングコスト)を意識する人が選ぶ理由です。
アレルギー
ヒノキや杉はアレルギー源になることもあります。
花粉症は大丈夫?
この点が、心配な人は一度内科や皮膚科で血液検査等を受けておいたほうが無難です。
触れただけでアレルギー症状が出るという過敏症の方はおすすめできません。
手入れ(掃除)
床を水拭きすることが好きな方は要注意。
本来、ヒノキのような素材は、乾拭きが基本です。
半年に1回又は年1回の大掃除の場面でも固く絞った布で吹き上げることが大切。
安易に、フローリング用のウェットシートなどを使用すると水分を多く含む状態になります。
冬の乾燥
木材の細胞は、梅雨の時期から夏にかけて水分を吸収する。
これが調湿効果につながる。
秋冬になると乾燥します。
この時期には、水分を放出します。
その分フローリングの幅方向に縮む。
これが、「すき間が空く」症状の主な原因です。
傷がつきやすい
特徴 | 主な素材 |
柔らかい | メープル、ウォールナット、チーク、オーク、バーチ、サクラなどの広葉樹 |
硬い素材 | ヒノキ、パイン、杉、カラマツなどの針葉樹 |
割れる
水分を多く含み、その後排出する。
この繰り返しにより、異常収縮が発生する。
その床に直射日光等の室内環境が影響する。
結果的に、割れる可能性があります。
ヤニが出る
特に、マツ、ヒノキ、カラマツでは、ベタベタするヤニが出てくるのが特徴。
暖房器具が使えない
リフォームや新築で家を建てる前に以下のようなアイテムを使用している方は要注意。
- こたつ
- ストーブ
- 電気ホットカーペット
- 蓄熱ヒーター
こうした床に置く商品は、無垢材の水分吸収や排出との相性が悪い。
結果的に、いつも使っていた暖房器具が使えなくなったという声も聞こえてきます。
床暖房との相性も悪いのが残念です。
冷たい
冬場の足が冷たい状態を心配する人にはおすすめできません。
木材はタイルやコンクリートと比較すると熱伝導率が低いのが特徴。
だから、暖かく感じるというのが営業トーク。
しかし、実際には、無垢材を選んだ家庭の中には、想像以上に冷たかったという声も聞こえてきます。
これは、サンプルなどではわかりにくいので注意が必要です。
ヒノキの無垢材の床の選び方
変形する?
ヒノキは調湿性が高い。
つまり、水分を吸収するため、膨張や反りにつながるリスクがあります。
【素材の選び方】
- 水分や湿気に強い素材を選ぶ
- しっかり乾燥を行う
これらが、住んでからの注意点になります。
リフォームは難しい
無垢材は、同じ柄やデザインがありません。
ほとんどがその時に生み出された一枚。
結果的に一部を張り替えようと思った時に、かなり違いがはっきりわかってしまう。
さらに、日焼けなどをした空間では顕著になる。
味がある空間と思えるか?
これが、好みによって大きく変わります。
家づくりの計画を立てる時の注意点
家づくりの計画を始める時には、注意することがたくさんあります。
新しい発見=欲しいは要注意
つい新しいものや木の良い感じの雰囲気を見ると、憧れてしまう。
- 触り心地が良かった
- 見た目の色が良い感じ。
- いい香りがした
これらは、見た目で選んでしまうパターンです。
しかし、自分たちの家を建てる場所に使うと、同じようになるとは言えません。
香りも含めて、全てがその空間にあったから完成したもの。
つまり、資料でしかありません。
表面的な情報だけで選ぶのは、危険です。
注意しましょう。
自然にできるキズやへこみは?
知っておくべきことの一つに、経年劣化とメンテナンスがあります。
- キズは目立つのか?
- 反りが出たらどうなるのか?
- 家具などの重い物を設置したら?
- 凹みが気になる際には、自分たちでメンテナンスが可能なのか?
- シミになる?
生活をするようになってから、目につく場所は、修繕したくなります。
そんな時にも、何もできないこともあります。
今だから言えること
我が家でも、今だから言えることがあります。
白い床はあまりおすすめしないかも!
なぜ?
板の一部に凹みがキズができると目立ちます。
毎日の生活の中で物を落としたりしたことで、自然にできてしまうこともあります。
しかし、普段の何気ない時に、キズが見えるのは残念な気持ちになります。
- キズ
- 凹み
- シミ
上記3つだけは、自分たちでメンテナンスしやすい色を選ぶことをおすすめします。
引用元