- 新築玄関の間取りにパントリーも欲しい。
- シューズクロークからキッチンにつながる土間があれば便利。
- リビングを通らずに、扉の開け閉めも最小にする家事動線を実現したい。
最近の新築住宅情報の中には、ウォークスルーにおける収納や家事をスムーズにするための場所的な工夫をする間取りが注目を集めている。
中でも子供が小さい時の玄関とパントリーについては、できるだけば場所的に近くに配置しておく方が便利と考える人も多い。
これまでにも以下のような内容でパントリーについてはご紹介してきました。
パントリー間取り配置や収納,窓等誤解が多い注意点や他の使い道検討候補
我が家は新築間取り設計の中には、パントリースペースを用意する事は選びませんでした。
その代わりに土間を設けて、そのスペースに何を収納するべきかの情報をきちんとまとめて今の住まいとしての利用でも家族が特に不便を感じない設計ができました。
家族にとっては、何が暮らしにおいて便利な情報となるのか?
坪数でも20坪から25坪、30坪から40坪で検討する家が非常に多いのが最近の単世帯向けの住宅情報。
この中で考えた時の階段、洗面所、お風呂、キッチン、子供部屋、寝室など各スペースのバランス的な優先順位をご紹介していきたいと思います。
私のサイトは、新築一戸建て購入後失敗後悔をしてほしくないという気持ちから、経験や体験をもとに情報を公開しています。
土地と建物の広さにも制限がある。
限られたスペースの中で玄関に土間を作って、物をスッキリさせる感じをイメージしたはずが!
こんな言葉にならない為にも以下の項目で内容をご紹介しています。
シューズクロークからパントリー間取り失敗注意点
シューズクロークからパントリー間取り誤解注意点
シューズクロークからパントリー間取り成功思考法
自分たちの今想像の中でも見える範囲の内容と営業と少しでも景色が違うと引渡し後に気になる内容が増えてしまう。
しっかり、資料請求などをした時から一室として設けないスペースが収納庫として確保しやすい為の目途利を考えるポイントとしてご覧ください。
シューズクロークからパントリー間取り失敗注意点
家の中の空間で棚が多かったりすると、スッキリ収納できると思って気に入る人も多い。
最近は、玄関土間近くに手洗い用の水道を置くなんてオシャレを演出しているモデルハウスも出てきました。
しかし、このスペースは一見するととても便利に見えるが、新しい悩みもあるという事を意識しなければいけません。
シューズクロークからパントリールートの問題
当然ながら、玄関から収納スペースを直線状につなげて、パントリーまで用意した時、その空間の間には、確実に扉を配置することになります。
- 玄関からシューズクローク
- シューズクロークからパントリー
- パントリーの入り口
正直廊下を通らない動線が確保されているように見えますが、実際に普通に玄関からLDKの扉を開けてキッチンに向かう方が扉は1枚で確保できるという事が見えてくる。
本当に、そのルートは靴を脱がないだけで、スッキリした間取りと言えるのでしょうか?
シューズクロークからパントリールートの掃除
結果的に土間がそれだけ広いと横であれ、縦であれ、靴で家の中を活動することは増えます。
特に雨の日の想定はどのようにしているのでしょうか?
- 濡れた靴底で歩くスペースの後処理はどうするのか?
- 土間掃除の用具はどこに置くのか?
- 水を使わずに済む土間のタイルを確保しなければいけないコストアップの負担は?
このように、単純にモデルハウスで施工された完成事例を見ている時とは違う実生活では少し見える景色が違ってくることがある。
だったら、靴を脱いで、素直に玄関とキッチンを往復する方が楽だった。
こんな声を口にすることがないような準備が必要になってきます。
シューズクロークからパントリールート内破損
自分たちが荷物を運ぶメインは食材や瓶や缶詰めなどの割れる可能性がある対象も増える。
土間はフローリングの床より当然硬い素材。
つまりは、落とせば普通に割れるリスクは高くなりますよね!
- 食材なら卵なども典型例。
- みりんやドレッシングなどの瓶に入った調味料
- ビールやアルコール類の瓶。
このようなタイプの場合は、足元が硬い分運搬するリスクも高い。
こうした些細な日常の生活でのストレスが増える場所ともいえるのではないでしょうか?
シューズクロークからパントリー間取り誤解注意点
廊下の代わりに土間があれば、コンパクトな家になるかもしれない。
このように考えている人もいる。
しかし、注文住宅を設計する時には、ドアがある生活を送ることでカバーできている事も多くあります。
シューズクロークからパントリー間取りと生活動線
当然多くの人が、たとえクローゼット1つでも窓や日当たり、湿気対策などを建てる前に心配する。
この点は、土間で考える時にも同じ事が言える。
そして、オープンに歩くスペースには梅雨の時期に雨に濡れた荷物やカッパなども使い買い物に出る人もいる。
こうした時、オープンになってしまった分、濡れた衣類や靴がパントリーにも玄関にも置いてあるような家になる可能性もある。
特に小さいお子様がいるご家庭なら、ママが家の動線に沿って誘導する。
こうなれば、子どもは、スーパーからの帰ってきたとき、玄関から部屋に行かず、土間とパントリーに誘導される生活になる可能性も強くなる。
「靴はだれが片付ける?」
つまりは、靴の収納場所は1ヶ所でも脱ぎ捨てる場所は、自分にとって都合のよい場所の近く。
これでは、片付けが何より大変になりませんか?
シューズクロークからパントリー間取り成功思考法
もし住宅の中にもうすでにリビングを通らない玄関土間からパントリーへの動線を確保してしまったという時にはどうすればいいのか?
生活の中で意識してほしい内容をご紹介していきます。
シューズクローク以降の掃除対策
どんなに土間があって、便利と思っても、土間以降にはクッションフロアなどの素材で掃除のしやすい環境を用意するのも方法の1つ。
- 汚れがふき取りやすい
- 水分もそのまふき取れる。
このような素材的にも手入れをしやすい対象を選ぶことも大切になります。
シューズクロークに靴を片付ける習慣
靴は、中履きと外履きを完全に分離することも大切です。
つい楽をしたくなる忙しい時間でも、やはりその後の事を考えたら、きちんと玄関ドアの扉の中は、家の中と確立をする。
そうすれば、家の中のクローク以降がきれいな土間を維持しやすくなるとも言えます。
せめて、この2つは土間を用いる間取りを作ってしまった後でも、早くから家族で徹底をする事が出来るルールとして用意してみてはいかがでしょうか?