- ベッドをまだ持っていない。
- 実家では布団を敷いて寝ていた。
一人暮らしや新築,中古の住宅購入後の引越しを終えた時、自分の寝る場所をどうするのかは大きな悩み。
これまでにもフローリングに布団を敷くという点について、以下のような内容をご紹介してきました。
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いつもきれいに掃除をしていても、日本の気候の特性からも年間を通じてカビが発生するリスクがあります。
家電製品が増えた現代社会では、湿気を生み出す要素は暑さだけではありません。
1年を通じて、それぞれの時期に除湿が必要な場所は存在します。
例えば、我が家の場合でも1年を通じて押し入れの布団の下には必ず除湿シートとすのこを敷いて湿気対策をしています。
人が家の中にいるだけで、室内の熱気から湿度が上がる。
寝る時には、室内に洗濯物を干しながらという生活スタイルの人も増えている時代。
だからこそ、カビが発生する可能性はただ汗をかくかかかないかだけの問題ではなくなってきているのです。
今回の記事では、フローリングに布団はカビの発生リスクが高いからどうすれば良いのかを以下を項目でご紹介しています。
フローリングに布団とカビ発生リスクは大きい
フローリングに布団とカビ発生後の影響
フローリングに布団でカビ発生を防ぐ?
畳の上であれば、そこまで心配がないのかと言えば、そういうわけではありません。
しかし、畳は表替えなどで対処が可能な事もあります。
当然、防湿や防カビ加工を施しているフローリングもあります。
しかし、毎日の湿気を吸収していては、カビが生えても何も言えません。
フローリングに布団とカビ発生リスクは大きい
- 人が寝ている間にかく汗の量
- 布団が汗を吸収して発散する。
- 掛布団などの寝具全体が放つ湿気。
この3つだけでも十分防湿を対策しておかなければいけないと思うような環境ですよね。
さらに、私生活の中では以下のような商品が湿気を生み出す原因につながります。
家電製品の充電によるリスク
- スマホの充電による本体の熱気
- パソコンやモニターなどを使っている空間の熱気
- ヒーターなどで部屋を暖めている暖気
これらすべての対象商品が、熱を発しているため、冬の時期にはその熱が冷えて簡単に湿気に変わってしまいます。
家具と壁の間
特に窓ぎわに設置されているケースでは、簡単に壁と物の間にカビが発生します。
実際冬の時期に私たちが賃貸で借りていた物件では、窓枠にびっしりと湿気が溜まっているのを毎日発見していました。
そのたびにふき取るのですが、やはり温度が高くなる室内の環境に合わせて、湿度も上がってしまう。
人の快適な環境というのが、湿度50%から60%と言われています。
60%という表示を日中の人が動いている環境で経験していると、一定の通気がないと夜間をしのぐための暖房で結露なども発生しやすい状況になります。
その近くに布団があったらどうでしょうか?
素材などの問題ではありません。
抗菌や防カビ対策を施してある壁紙でさえ、カビが発生するのです。
こればかりはいくら人が気にして直接手入れをしていてもきりがないと思いませんか?
フローリングに布団とカビ発生後の影響
カビが生えるのに気付くのが遅かった。
かなりたくさんのカビが気付かない間に発生していたという事はよくある話。
なぜそうなるのかと言えば、直接すのこベッドの裏面を見ている機会が少ないからです。
寝るためだけのために設置している場合でも正直、裏まで毎日確認している人は少ないのが現実。
カビの発生とその後のポイント
「まだそこまで多くは発生していないから大丈夫だろう。」
もし仮に気付いたとしても、多くの人は、その後の換気などを徹底すればそのうちなくなると考えてしまうケースも非常に多いそうです。
しかし、その間に寝室のスペースにあるインテリアや寝具、生活に使用する椅子やテーブルなどすべてにカビの胞子がつき始める。
これが場所を問わず、広がっていると思ったらどうでしょうか?
今まさにその空気をあなたが吸い続けていると知ったら前と同じ気持ちでいられますか?
私には無理です。
いくらチェックして乾燥しても除去をするには何かと時間がかかります。
我が家でも2019年の年末に水廻りにカビ除去用の掃除用具を使用して、布製品は日干しをするようにしました。
しかし、これも結果としては、少ししか効果がない状態まで進行していたら何をしても無駄です。
カビがあったと思った時点でその周辺はかなり広がる手前になっているかもしれない。
これが発生した後の特徴です。
敷布団そのものを交換しなければいけない事態になったらどうします?
その日が大雨でまた同じ布団を今日の夜に使用する感じの生活に耐えられますか?
家具やインテリアのアイテムにまで広がったら、自分の掃除の問題だけでは収まりません。
専門の業者を呼んでも問題が解決するとは限りません。どんどん課題は増えていく。
その間に繁殖していくのが実際の流れになります。
後になったら、表面についた汚れなどを拭きとるようなわけにはいかないのです。
- 敷きっぱなしにしない?
- 朝は毎日水分を乾かすように干す?
言葉では簡単に言えるかもしれませんが、布団は簡単に洗濯機で洗って干しておけるような商品ではありません。
湿っている箇所が部屋のどこかにある!たったこれだけで十分他の水まわりのスペースの使用を含めて危険だと判断しておくほうが無難です。
フローリングに布団でカビ発生を防ぐ?
除湿剤や防カビ対策みたいなグッズを使い続ければ良いのでは?
こんな質問を受ける事もありますが、正直安くないですよ。
室内環境と防カビグッズの価格
賃貸物件の場合は、壁も薄いし、フローリングも重ねているケースもよくありますよね。
こうした状況に、私生活では以下のような環境で使用する人が多い。
- 濡れた髪のまま部屋をウロウロする。
- 濡れた洗濯物をいつまでも部屋に放置する。
確かに毎日忙しい時間の中で、全部洗えないから、毎日何かを選択しているという人もいるかもしれません。
でもそういう状況で防カビグッズ使って効果ありますか?
あくまで乾燥した状況に対して、さらにグッズを使い、室内を危険なぐらいに成分を充満させて発生を防ぐほどの商品です。
結果として、高いお金を出しても何の安心も手に入らなかった。
このようになってしまうのは、グッズが悪いのではなく、使う環境を選ぶことに問題があったというほうが早いのではないでしょうか?
これでは、いつまでたっても効果は発揮できず、今購入した商品よりもさらに優れたコストのかかる対象を探すような状況が続いてしまいますよね。
これでは、継続するのはかなり困難と言えるのではないでしょうか?
金銭面を考えても正直、あまりおすすめできる対策方法とは言えないと思います。