家事が楽な間取り図
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新しい自分たちの家を建てる事が決まった。

自由設計だから各部屋のスペースの広さも間取りも収納も自分たちで考える。

今賃貸の部屋の中で感じている不満を少しでも解消できるようにしたい!と願うママは多い。

家事が楽な間取りについて、このページにご訪問いただきありがとうございます。

実際に家づくりを考える時、部屋よりなにより家族を守るためにすべきことは家事。

掃除に洗濯、炊事、買い物。

毎日の生活に欠かせない内容を家の中でストレスを感じながら行うのはつらい。

これまでにも理想の間取りという考え方について、以下のような内容をご紹介してきました。

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使い勝手がいいキッチン予算

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玄関、リビング、ダイニング、キッチン、洗面所、お風呂、トイレ、寝室、子供部屋と各居室スペースが必要。

その他に洗濯物を干すバルコニーやベランダ、ランドリールーム。

収納の上では、パントリー、ウォークインクローゼット、カウンター収納などのスペースを紹介しているブログも最近は多い。

しかし、実際にその写真の先の暮らしには、生活しやすくなっているのか?

実際には便利だと思って設置したが、楽になる事はなく、苦労が多いとか、必要なかったなんて事もあるのが現実。

では何を注意しておけば家事が楽になるのか?をご紹介していきます。

私のサイトは、新築一戸建て、マンションの購入後に失敗後悔をしてほしくないという思いから経験を活かし運営しています。

今回の記事では、家事が楽な間取りを考える上でのポイントや誤解が多い注意点を以下の項目でご紹介しています。

家事が楽な間取りを求める悩み

家事が楽な間取りに多い注意点

家事が楽な間取り成功のコツ

家族の人数によっても必要な部屋の数や1か所の広さも異なる。

しかし、暮らしのポイントはあくまで子育てをしている間の流れで感じる不満。

だったら何を工夫すればよいのかを考える上で必ず無駄が省ける事がある。

その対象をきちんと新築間取りで実現可能になる点をご紹介していきます。

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家事が楽な間取りを求める悩み

家事が楽な間取り

男性はよく家を買う事そのものについても以下のように考えるケースが多い。

  • 住宅ローンの金利まで払う価値がわからない。
  • 家が欲しいという心理すら不明
  • 今のままの賃貸でも多少狭い場合は工夫すれば何とかなるはず。

実際に自分が仕事と家の往復で休日にはリビングだけという生活をしていれば当然不満もないかもしれない。

しかし、主婦は違う。

子供を送り、夫を送り出した後にはすぐに掃除や洗濯を済ませる事が日常の日課になる。

では何がその中で不満を生み出すのか?

洗濯の動線

洗濯の動線

賃貸物件の中には、脱衣所なんてスペースもないし、洗濯機を外に置く必要がある物件もまだまだ多い。

当然、仕事の通勤時間を考えた上で必要な場所だから毎日使っている。

でもとにかく洗濯物を取り出す、干す、片付ける。

この3つの動作に無駄が多い。

こう感じている主婦は非常に多い。

  • 洗濯機とバルコニーの位置のバランスが悪い
  • 物干し竿が同じ場所で全て干しきれない
  • バルコニーの広さを考えると、何回かに分けて洗濯する時もある。

このように、せめてまとめて洗濯して一気に終わらせたいと思う悩みが非常に多い。

炊事

炊事

特に家の中での効率が悪いと思う環境を考えると毎日の子供の食事の後の片づけと動線。

この点も非常に悩みが多くなっている。

  • ダイニングテーブルからのシンクまでの移動が面倒
  • 通り道が狭く、実際何かにぶつからないかを常に気にする必要がある。
  • 勝手口もないのでゴミ箱の置き場もコンパクトにするか玄関の横に置くしかない。
  • 料理を出してから水などを求める声にスムーズに対応できない。

買い物を済ませた後の冷蔵庫や各種収納に片づける手間も一苦労。

こんな毎日を過ごしていると一体自分がなぜこんなに苦労をしなければいけないのかと悩む人は多い。

家事が楽な間取りに多い注意点

家事が楽な間取り注意点

家事が楽になる。

この言葉の意味を勘違いしてしまうとただ無駄な広さがある空間になってしまう事が注意点。

家事が楽な間取りのつもりが狭くなった

家事が楽な間取りのつもりが狭くなった

ダイニングもキッチンも広くなったはずなのに、なぜかまた狭い。

こんな声が実際には玄関などでも多いのが新築住宅市場の中にはある。

なぜそうなってしまうのか?

以下のような視点も原因の1つ。

  • 子どもが成長し、個人の保有スペースが大きくなった事
  • 大人がインテリアにこだわりだしてそのサイズに合うタイプに切り替えてしまった事。
  • 料理、洗濯、掃除と3つのタイプで考えないで、広さを見て検討した。

室内の空間がいくら広くなってもその分だけインテリアでサイズアップをしたら意味がない。

家を建てる時の各スペースは、キッチンをl型、アイランド型、対面式のどれを選ぶ前にも必ず所定のサイズの想定が必要となる。

作業する近くに新しい今の室内には存在しないアイテムを使えばその分部屋はまた広さの価値を失う。

洗濯機のサイズアップ。

冷蔵庫のサイズアップ。

洗面所の化粧台のサイズアップ。

このようなパーツがひとつひとつ場所を撮ってしまえば、自分が立つ、座る、しゃがむという作業に必要なスペースは失われる。

たったこれだけのことでも精神的負担は何も変わらない状況があることを知っていただきたい。

家事が楽なのはその場だけ

家事が楽なのはその場だけ

大きなベランダ

広いキッチン

おうちの中でとにかく一ヶ所だけはきちんとどこに作るのかも含めてしっかり考えた。

こんなイメージを持って設けられたこだわりのスペースプラン。

確かにそのままの言葉通りでその場だけが満足する間取りが手に入る。

でも実際にはその家事を済ませるためには、生活動線としての移動が大きなストレスとなる。

  • 廊下を犠牲にしすぎた。
  • トイレが狭い
  • お風呂が窮屈
  • 階段に荷物を持ってはいるのはきつい
  • 衣類や洗濯もの以外の大型家具、家電が通れない。

このように、日々の生活が楽になった分、単純に衣類において衣替えや一気に周りの状況を少し変えたいと思ったときの作業スペースが設けられていないケースもある。

これでは、軽減された内容は少しだけ。

結果、言葉の通り、全体の動作としては少しも楽になっていないこともあるのです。

家事が楽な間取り成功のコツ

家事が楽な間取り図

では実際にどうすれば本当に楽だと言葉として口にできるような家づくりが完成するのか?

実際に我が家の間取り図を公開しながらご紹介していきます。

2階図面

2階間取り図2児パパニッキー

1階図面

新築一戸建て間取り図実例画像

これが我が家の実例の画像となります。

この配置と以下の説明に基づく考え方でご覧いただけたら、イメージがしやすいと思います。

家事が楽な間取りの3原則

家事が楽な間取りの3原則

まず最初に力を入れていただきたいのが、以下の3つのポイント

  1. 通りやすい
  2. 動きやすい
  3. 持ち運べる

1と2は手ぶらでの行動。

3は、どこかに何かを運ぶ、片付けるという動作。

この言葉の意味とは?

通りやすいとは、単純に廊下、階段、洗面所、お風呂すべての入り口の幅を共通化させる事。

我が家の家の寸法は規格が90㎝。

この幅よりも体格が大きい人には今の我が家が狭いお家になってしまう可能性がある。というイメージを持ってください。

しかし、そこまで大きくない。というご家庭なら、動作中もぶつからない、体の向きを変えないで通れるのが基本。

動きやすいは、座る、引き出しを開ける、取り出す、立つ。

この動作がどの部屋の空間でも周りに目を向ける必要がないという認識。

とにかくストレスを軽減するのは、ぶつかる事を避けるのがポイント。

何かを手に持ちたい時に人に腕がぶつかる。

引き出しを開けて自分が下がったら壁にぶつかる。

このように、家の中での行動で背後に気を使う事は非常にストレスになります。

食品などを持ち歩くキッチンは特にそうですよね!

運ぶ。

この動作もキッチンからダイニングテーブルに配膳する行動。

配膳後の片づけを行う量と持ち運ぶルート。

洗濯物を持ってベランダに移動するルート。

全てを持ち運ぶのにストレスがないお家は生活をしていて苦労を感じる割合が少なくなる。

この動作が可能な家にはもう1つメリットが出てくる。

掃除もしやすい

掃除もしやすい

取り出しやすいということはそのスペースを拭くという作業にも手間がかからないという事。

手が届くからこそ、簡単に手入れが可能になります。

そのまま少し位置をずらすことで掃除が可能。

周りもついでに同じ姿勢のまま可能。

このような作業なら、どこの部屋でもあまり苦手な意識を持つ必要がありません。

家具も運搬しやすい

家具も運搬しやすい

新生活が始まると、当然子供の学習机やベッドのような大型家具の搬入も必要になります。

もちろん、いろいろな環境によって家具だけではなく、荷物が増える可能性もある。

こうした時にも周りをあまり気にしないまま搬入を依頼できる。

こうした状況を作ると平屋でも2階建てでも3階建ても問わず、きちんとおしゃれを演出する余裕が出てくると思いませんか?

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