家を買うなというネット検索の結果も出てくる時代。
わざわざ家を建てるとかマンションを購入しなくても賃貸で住む家はたくさんある。
住宅ローンを組んで返済する意味と価値がわからない。
不動産を購入するべきか一生賃貸で家賃を支払い続けるべきか?
社会人生活は40年程度の時間しか残されていないのに、35年を月々の返済に充てる事に抵抗を感じる人も多い。
しかし、一方で、老後をの生活を考えた時、お金はどうなる?
年金生活の状態でいつまで住宅に費用を払い続けられるのか?
マイホームを買って住み続ける家を持つことが資産と感じる事が出来る時期に住居費には大きな差を生み出し続ける。
これまでにも家を買うか借りるかという内容について以下のような内容を書いてきました。
私のサイトは、新築一戸建て購入後に失敗後悔をしてほしくないという思いから以下のような経験を活かし、運営しています。
新築注文住宅、リフォームで100棟以上の現場に携わった経験。
新築マンション、一戸建てを購入。
住宅ローンで計3度落ちた、通らないの回答を経験。
今家を買って、住み続ける中で損をしたとか大きな失敗をしたという事はありません。
むしろマイホームはきちんと自分たちの収入にあった借り入れや返済の計画を立てる事が出来れば住んでいる中で良い点はいろいろある。
この現実を現場側の学びと買った側の両方の視点からご紹介しています。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
今回の記事では、家を買うと借りるを比較して自分の人生に何が違うのか?を以下の項目でご紹介しています。
家を買うと借りる比較1.どっちが得?
家を買うと借りる比較と200倍の意味
家を買うと借りる比較3.新婚後の生活
家を買うと借りる比較4.結婚後の生活
確かに人生において住まいはどこでも簡単に不動産サイトで情報を調べることで一覧で希望の家賃から選べる時代。
しかし、それでも生活し続ける自分の人生で何がメリットであり、どこがデメリットなのか?
考え方について1つの意見として参考にしてください。
家を買うと借りる比較1.どっちが得?
家を買う事にも大きな価格だからこそ、人は損得という言葉で表現することも多い。
しかし、そもそも家は損得の視点で購入するものではないと思っています。
家を買うと賃貸と違う責任を負う現実
結果賃貸で家賃を払い続ける生活とマイホームを手にする生活では基本的に支払う項目に大きな差が出る。
住まいを手にした人が払うべき項目を一覧にしてまとめました。
- 固定資産税
- 火災保険
- マンションなら、修繕積立費、管理費、駐車場代、駐輪場代、インターネット回線費用
- 町内会費
- 将来のリフォーム費用や修理費
- 一戸建てなら、外壁のメンテナンスコストや外構の雑草などを管理する維持費
- 浄化槽清掃費用
賃貸住宅はとにかく住み続けるだけで、老後に至るまでに修繕する事などはすべてオーナー負担。
この文字だけを見たら、どっちが得かの答えに、多くの人は借りると答えるはず。
しかし、本当に何もかもがオーナーに依存する事を考えた時、私たちは恐怖を感じた現実を見た。
家を買うと借りる比較と200倍の意味
家を買うのと借りるのとでは、ただローンの返済額と家賃だけの差額が基準ではないとつくづく感じる事があった。
我が家が賃貸住宅を探す時に、結果的に子どもの通学などを考えて物件を探す時、広さの違いや築年数などいろいろ考えた。
しかし、そんな表面的な情報よりも恐ろしいと思えたのは、管理の質の問題。
以前から発覚していた問題に何もしない現実
我が家が住まいとして選んだ物件に起こった現実は、部屋中にカビが発生したという悪夢。
当時妻は、妊娠初期。
そして、この事態は十分想定が出来たことであったが、放置していたことを当時のオーナーも認めていた。
こんな管理をしている物件を将来自分たちが利用するかもしれないという一抹の不安。
結果、子どもを守るだけでなく、家族の一生の健康に影響を与えるかもしれない住宅の環境の違い。
これは、私たちにとって正直、200倍の法則というように、家賃相場の200倍の範囲であれば、一生の間で得を感じるという意味も価値も感じた。
実際我が家の求めた家賃は、7万円。
つまりは、200倍にしたら、1400万円。
私はこの200倍の法則はあくまで中古の住宅における世界観だと判断していた。
新築であれば、この倍の400倍の金額を使うと、メンテナンスコストやエコな住宅を手にすることが実感できるほどの違いがあると感じた。
実際に、自分たちが探し求めた今の住宅性能には高い価値を実感できていることが多い。
風邪をひくことがかなり減った。
アレルギー症状もかなりおさまった。
子どもたちが夏、冬を問わず寝苦しいことで起きることもない。
このような些細な毎日の暮らしが家族の安心できる暮らしを手に入れることが出来るのが違いだと思っています。
家を買うと借りる比較3.新婚後の生活
賃借人が新婚の時の利用について将来への影響をどこまで意識して想定されているのか?
この点であくまでも分譲マンションと賃貸マンションでも大きく差が生まれていると実際に利用して実感した。
隣の声が聞こえる薄い壁の生活
賃貸で生活している時、子どもの夜泣きという話はどこの新婚の家庭でも不安が多い。
- 近所のクレームがあったらどうしよう。
- 家族の人数が増えたらすぐに狭いと感じるような場所は困る。
- 進学の前に学区という話で引っ越しをする話が出るのか?
このように、あくまで住居として住み続ける事がどこまで可能なのかを心配するような想定を意識することはいくら年齢が若くても手間が多い。
引っ越しを続けることで引っ越しの費用も当然貯蓄を減らし続けることにつながる。
家賃を下げた分、光熱費が高くなれば、生活費の支払いはいつまでたっても安い状況は生まれない。
結局は、住居に投資するということは、将来自分たちの貯蓄を安定的に毎月計画を立てやすい設備も手に入れることに価値がある。
引っ越しをする物件を探す事もない。
住む設備についても自分の自宅なら、いつでも自分たちの意識一つで投資も可能。
このように人生を少しでも新婚の生活から未来に生活費を安くするなら、自宅を手にする事は意味がある商品だと私は思う。
家を買うと借りる比較4.結婚後の生活
自分たちの子どもの成長に合わせて住み替えを検討する未来。
会社が変わることで少しでも今より安く家賃を抑える必要がある生活もあるかもしれない。
このような状況に対して、これからの人生をシミュレーションすると、当然家を買う事は余分な税金を支払うきっかけになってしまう。
しかし、その一過性の苦労をどう乗り切ることができるのかで将来の年金生活者の時に差が出ると私は考える。
老後の生活資金と住居費の負担
ライフスタイルを問わず、まずは35年を経過した時の生活をチェックしてみよう。
北海道、東北、北陸、関東、東海、関西、中国四国、九州から沖縄まで日本全国どこでも自由に移動は可能。
しかし結果的には、老後になってから住みやすくなる環境を探すというのは現実的ではない。
体力、気力、精神的なストレス。
現代社会において、結果的に老後に年金はどの程度もらえるのか?
この課題が多く人が不安を持ち続ける時代になった。
できるだけ自分たちの住みなれた街であまり変わることがないサービスを選ぶことで安定した生活を願う人は多い。
結果的に、賃料から物件を選ぶことも簡単ではなくなった年齢になった先では、さまざまな弊害をもたらすリスクもある。
実際に以下のような人から相談を受けたこともある。
- 子供が社会人になってから引きこもりの生活で養う事になってしまった。
- 子どもがニートのような生活で、自分の事もまともにできない生活者になっている。
- 結婚をしても同居を希望し、結果的に家賃替わりの生活費も最低限しかいれない状態の息子娘夫婦の存在。
このように、単に結婚後の子どもが巣立ったという想定をしていた人にとっては思わず老後への負担増が発生しているという話を聞いている。
このような現実があれば、ますます年金暮らし以上の負担がのしかかる。
その分賃料をさらに下げるのか?
そんな住まいが確実にあるのか?
少ない年金を今後も自分たちの夫婦二人以外の為にまだまだ用意する必要があるかもしれない未来。
この時、少しでも家賃が必要ない生活にたどり着くことは大きな意味と価値を持つのではないでしょうか?