- 住宅ローンを組むんじゃなかった。
- マイホームを購入して失敗したと思っている。
審査が通った時は嬉しい。
でも実際に家に住んで購入後の生活が始まった時に振り返ると?
「ローンを組んで失敗をした」と思っている人が近年非常に増えている。
その理由は何なのか?
家を買う事は一生に1回という言葉を使う人も多い。
だったら、少しでも金利が安い時を狙うが勝ち!
ローコスト住宅でそこまで毎月の返済額が多くないなら大丈夫!
こんな思い込みからちょっと貯金が貯まったと思った時に勢いで買ってしまったという人も決して少なくないはず。
実際に私自身も独身の時に自分一人での貯金と生活に利用するお燗を計算するだけだった。
こんな状態でも不動産というのは、購入後の支払いが想像以上に家計を圧迫していく現実を思い知る人が数多くいる。
自己破産や任意売却、延滞、遅延、滞納なんて文字は今は毎月のようにどこかの銀行から個人に向けて連絡がい言っているとも言われている。
銀行の担当者はただ通せばよいとしか思っていない。
結果、通過した後の生活の相談なんて知ったことではない。
このような現実に直面する人の特徴を自分の体験を含めてご紹介していきます。
不動産を購入しようと思った時には何が大切なのか?
自分の年収や今の年齢と仕事、貯金の額などを考慮するというのはどんなことを考えておくべきなのか?
この答えを本当に厳しい状況を乗り越えてきた今だからこそ伝えたい。
今回の記事では、住宅ローンで失敗したと感じる人の特徴と対策の注意点を以下の項目でご紹介しています。
住宅ローンで失敗したと嘆く人の特徴
住宅ローン失敗した体験からの注意点
住宅ローン失敗した時どうするべき?
自分がもうすでにマイホームを手にしている人からこれから家を買うことを本格的に進める人も参考にしてください。
住宅ローンで失敗したと嘆く人の特徴
私は新築マンションを購入した時に非常につらい経験をしています。
今ではもう落ち着きを取り戻し、新築注文住宅を新たに購入して子供と妻と家族4人で人生を送っています。
今でも将来を考える。
そして、決して無理をしない事が大切であると感じる。
では住宅ローンにおける無理をしていると思うべき内容をご紹介していきます。
仕事
自分の今の仕事をどう考えるべきか?
この答えに対して、とくに男性がどうしても家が欲しいと思って独走すると足元が見えなくなっていることも多い。
ケースは2つある。
1つは、明らかに仕事の勤続年数に過信している人。
もう1つは、勤続年数を銀行の最低年数をクリアした時に急いで借入の計画を立てるタイプ。
どちらも失敗が多い典型例と言える。
なぜなのか?
以下のような内容を考えていないことが多い。
- 今の会社の給料で、月収やボーナスが減額しても払える返済額の計画をしたのか?
- 自分がもし転職をする際、自分の手元の貯金だけで失業中の返済も可能な範囲の返済額と言えるのか?
- 夫婦共働きの設定条件で35年の返済を考えるような無理をしていないか?
この3つはかなり多くの人が失敗にあっている典型例といえます。
付帯する支払
自分たちの家を手にした後は、賃貸とは少し違う。
賃貸の時には、同じ家賃をずっと賃料として支払うのみの生活。
しかし、マイホームを手にしたら、以下のような支払いが必ず発生する。
- 固定資産税。
- 浄化槽のあるエリアでは、メンテナンスや点検、整備費用。
- 一戸建てでもマンションでも設備における修繕や修理の費用。
このような内容は、当たり前に発生していく。
だからこそ、賃貸の時よりも少し多く貯金をしておくべきなのです。
なのに、支払いをするという計画の中に、家を買う前のタイミングでは全くこのような内容を見ていないという人もいる。
毎月の返済額シミュレーションのみを比較。
将来は、家賃の支払いがないから安心。
35年の間だけしっかり毎月の返済額だけ払っていれば新築の家を買う事が出来る。
こんな発想のまま審査を受けている人が現実問題で出てきている。
これは大きな誤解であり、家を買ってからの誤算を招く原因につながっていく。
今の暮らし
今自分たちが家を買う前の生活費のままで家を買う時の家計を計算しているという人も多い。
それはそもそも間違い。
家を買う事を検討する時には、約5年程度先の未来を大きな起点として考えておくべき。
- 仕事の転職を考える時期はいつのタイミングなのか?
- 自分たちの子どもが増える可能性はどのくらいあるのか?
- 妻は今後も働きにでる選択をしているのか?
このような内容を悪い方で考える事が大切。
家計を支えるという言葉が、いつしか家族が増えて、仕事の量も責任も増えて、結果、ストレスで病気になっていく可能性がある時代。
こんな時代に今の生活水準を今後も安定して維持ができるなんて事を簡単に考えていると物件の価格選びに間違える事が多い。
住宅ローン失敗した体験からの注意点
新築でも中古でもマンションを購入する人、新築一戸建ての注文住宅を考える人。
この両者にはそれぞれ注意してほしい点があります。
新築マンション購入で失敗しない注意点
私自身も仕事を勤続年数5年以上経過してどんどん収入も増えてきた時だった。
これからももっと稼げる!
絶対給料も地位も上がる!
こんな勢いがある時期だったと思う。
そんな時にたまたま自分の予算で選ぶことが出来る新築マンションであった。
当初は資産価値という言葉にこだわり、営業の人とその当時の知識で住まいだけでなく、賃貸化も含めて幅広い話を相談した。
その結果、即決して早く審査をしてくれとこちらからお願いをした。
しかし、この時、資産価値が上がるという事がこれから先の自分の負担も上がるという現実を私自身が見えていなかった。
- 資産価値が上がるという事は固定資産税も上がる。
- マンションであるからこそ、管理費も修繕積立費も年数に応じて上がる。
- 税金も消費税も上がる。
こんな形でどんどん先の出費は増える事を住まいを手にする事に対して、欲しい気持ちを優先してしまった。
この結果、出費は生活費やその他の支払いに直結していった。
結果的に、できる限り自分の生活費は出さない感じの生活になっていった。
まるで、住宅ローン貧乏の地獄の日々になっていったのです。
もちろんマンションですから、セキュリティの心配や外構などの工事依頼の必要はない。
しかし、マンションはローンの完済を終えてもなお、次にまだ管理費などの支払いは続く。
これが一戸建てに比較するなら、リスクであることをきちんと理解しておくことが重要。
新築一戸建て購入で失敗しない注意点
特に注文住宅をとにかく安く買う。
土地と合わせてできるだけ費用を抑える。
このように計画をしているご家庭も最近は増えている。
ローコスト住宅を打ち出す会社が増えたことが過去と大きく違う。
頭金なしでもローンを組むことが可能な事も大きく影響していると思う。
繰り上げ返済の手数料も無料。
団信加入も無料。
保証料無料。
このように住宅ローンの情報をよりシンプルに計算できるような条件を銀行も用意している。
こういう情報を受け取ると、つい6ヶ月、1年、3年、5年、10年の固定金利よりも変動金利で上昇のリスクがあっても大丈夫と考える人も多い。
買い時。
この言葉に踊らされたように購入した後には、以下のような注意点がある。
- 住宅の中は寒い、暑いで実質的には賃貸と変わらない光熱費だった実態。
- 土地の中での雑草や害虫対策な度も続けることへの賃貸とは違う出費の項目が増える。
- 転職の悩みを持つ時には、建築物があることで通勤の範囲やエリアの絞り込みが悩みに代わる。
このように、いざ大きく環境を変えたいと思った時に身動きが簡単には取れないというのが一戸建てのリスク。
ずっとその場所に住み続ける事への覚悟。
最初から退職までの期間はとにかく購入した物件の価格を絶対に完済しなければいけない現実。
このような内容が、共働きや税金とライフプラン変更という3つに精神的な負担を与えていく。
きちんと自分たちがどこに住むのか?
その時には、子供の高校、大学などの進学もどこに選択をさせる事が負担が少ないのか?
このような事も含めて絶対に考えておくべき時間が必要なのです。
住宅ローン失敗した時どうするべき?
税金もライフプランも転職も仕事も共働きもすべてが勉強不足だった。
こんな言葉を口にしなければいけない状態は正直言葉にしている余裕もないほどの苦痛を強いられる。
もうどう頑張っても将来のリフォームに必要な貯金を作ることも無理。
10年間頑張ってきたけどもう限界。
住み続けるのは諦めるしかないと思うところまできた。
こんな言葉がネット上でも簡単に出て来るような時代になった。
しかし、ローンは払う余裕を持った計画なら、間違いなく安心して暮らすことが出来る環境を手にすることもできる。
これから家を買う人には、あまり悲観的に悩んでほしいことではない。
自分の残りの人生のライフプランをしっかり見つめ直しておくことが重要。
そして、実際にどう頑張っても無理と考えるなら、まずはマンションは売却査定。
一戸建ては、借り換えの対応をできるだけ早く審査に出すことが最も重要だと私は自らの体験からも確信している。
実際にそれぞれの方法について、具体的なやり方もご紹介しています。
まずは落ち着いて、しっかり自分の今できる事をしっかり1つずつやっておくことが大切です。