- 1日の始まりと終わりで使うお部屋。
- 疲れを癒す空間
- シンプルなインテリアを心掛けたい空間
でも実際に、子育てに仕事に家事、炊事、洗濯をしているとそんなことを言っている余裕がない!なんてことありませんか?
ベッドルーム家具に多い悩み
実際に寝室というお部屋における課題はキッチンやリビングとは全く異なる内容が出てきます。
よくある悩み
一人暮らしをするお子様の部屋の賃貸物件の探し方を含めた相談で以下のような内容が増えています。
- ベッドがある分、余ったスペースを活用する方法が思いつかない!
- 窓やカーテン、方位も気になってしまってコーディネートがまとまらない!
- 最近の子は、照明やラグにもこだわりたいと言っているし、ソファにテーブルなんてとても同じ空間に置けない!
でもこれら1つ1つって本当に些細なことの積み重ねで解消できることがあります。
ベッドルーム家具選びのコツ
ベッドルームを完成させるためには以下の手順で考えます。
寝具の向きとサイズを決定
一人暮らしでも家族3人、4人、5人で子供と添い寝のご家庭でもまずは寝室というお部屋に欠かせないのがベッドまたは布団。
窓は空間として動かすことができませんが、ソファ,テーブル等は自由ですよね。
でもまずはベッドを暮らしの中心としてポイントにします。可能な限り正確に足元、左右のそれぞれの余ったスペースを計測しましょう。
家電アイテムの必要性
暮らしの上でちょっとした小物(スマホ、眼鏡、本等)照明は正直ベッドフレームで片付くこともあります。
しかし、以下の商品はそうはいきません。
- 鏡や化粧品
- 書き物やパソコンなどを置くデスク
こうした内容が同じ空間に必要になった際には、コンセントの位置と各荷物の幅、奥行きを確認します。
まずはリラックスできる空間とか部屋のレイアウトというよりも1台専用のデスクを置ける場所を明確化しましょう。
すると、その空間からベッドに移動するまでに必要な移動の動線が確保されなければいけなくなるからです。
ここまでを片付けると、8畳から10畳のスペースであれば、もう何か置くと人がスムーズに歩けない状態になると思います。
予備として計画が必要な対象
寝室でも子供たちの添い寝をすると以下のような事態も想定しておく必要があります。
- 乾燥に伴うケア
- 嘔吐下痢などのベッド上で起こった時の対処
- 季節ごとに変わるベッドシーツや掛布団等の収納スペース
このような内容が先にないと、モダンやシンプルな部屋ばかりをイメージしていろいろ入れてしまうと、何かあった時の処理が大変になります。
まずはシンプルと考えるなら、物を置かない生活を優先しましょう。
そして、トラブルが何もない時ではなく、会った時にも対応が可能なのかを考える事が重要です。
ベッドルーム家具選びと検索
ネットで検索しながらおしゃれな雰囲気の空間を探すのは楽しいですよね。
人気ランキング上位のブログ等を見ている人も多いのではないでしょうか?
でもそのおしゃれなアイテムを自分の家に入れたら合わなかったということも珍しい話ではありません。
注意していただきたいポイントをご紹介していきます。
おしゃれなアイテムと照明効果
特に以下のアイテムを探す時には、注意をしていただきたいのです。
- 色(カラー)で物を探す時
- ファブリック、革など素材のイメージを確認する時
- テイストを真似しようと思う時
この3つに必要な情報があります。それは、光の加減です。
照明1つでLEDダウンライトだけでも光の光量やワット数でイメージが変わります。部屋の向きと窓のサイズでも違います。
色は、パソコンやスマホで目に見える情報と購入した後のイメージが夜に使うアイテムは特に変わってきてしまうので注意が必要です。
ベッドを中心に探す
今自分たちが使っている以下のパーツを基準に探してみてください。
- ベッドフレームやベッドカバー
- 布団カバー
- 枕カバー
- 毛布や敷布団
これから新築の新しい家で生活をするなら、サイドチェストなどを使って大人の雰囲気を楽しみたいと思っている人も多いはず。
でもイメージ的には出来上がっていてもそのテイストやアイデアはどこまで使えるのかを判断するなら、まずはベッドのメインカラーを決めることが先決。
例えば、下のような空間を考えてみましょう。
グリーンをベースにしたベッドとクッション。そこに壁紙とカーテンや絵画までセットしたら、サイドチェストは当然ブラウンが相性抜群。
ブラウンのベッドフレームに濃い緑とベージュのクッション。この部屋のポイントは、ベッドフレームにあるゴールドの照明アーム。
こうしたパーツを活かすなら、白のレースカーテンと淡い色のカーテンを利用するとベッドを中心とした空間に仕上がりますよね。
こちらは、間接照明を含めた少しグレーかかった素材をベッドシーツなどに利用したレイアウト。
カーテンをベージュにすることでベッドが引き立ちますし、加湿器や除湿器を白にすれば、インテリアとしてもきれいですよね。
このように、あくまで布団カバーやベッドに常にある色を中心にすることで部屋全体のスペースがまとまるのです。
あれも置きたい、これも必要、こんな海外ブランドが憧れ。
こんな感覚で別の店舗でいろいろ見てしまうといくら一つひとつが素敵な素材であってもそれぞれが主張してしまうと落ち着かない空間になってしまうので注意が必要です。
迷った時の優先順位
アンティークや北欧風、南欧風、和風など好きなものを目にするどれもほしくなってしまうなんてことありませんか?
そんな時には、必ず演出で原点に戻ることを意識してみてください。
白いシーツを原点とする
ペンダントライトやダウンライト、シーリングライトなどどんな光のトーンでも必ず部屋を広く感じさせてくれる色があります。
それが白です。
ブックシェルフなどを配置する書斎などのスペースも求める人にはカウンターテーブルなどを寝室と区切ってスペース化している家もありますよね。
こういう時にも別の空間だからといって暗い色ばかりを配置すると年配になった時に老眼などで使いにくいと感じることも考えておく必要があります。
事実、私の父も書斎を使いながら、もう少し明るい色の壁紙にしておくべきだったと後悔していました。
床も天井も壁も全てシックにまとめるとイメージ的にはカッコいいです。
しかし、いざ長い時間を使うと下の物が見えにくくなってきたり壁面の汚れやカビがあってもわかりにくくなったりすることもあります。
自分の家を購入したなら、住む前と同じ状態を維持したいと誰もが思っているはず。
だからこそ、明るいトーンを使って少しでも部屋を広く感じさせる空間をまずは最初に優先してみてください。
きっと、住みやすい家づくりに近づくと思います。