アルミサッシと樹脂サッシの良いとこどりをした、アルミ樹脂複合サッシ。
耐久性と断熱性、デザイン性を兼ね備えた、人気の高い窓です。
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今回の記事では、
- アルミ樹脂複合サッシの特徴
- メリット・デメリット
- 寿命
- アルミサッシ・樹脂サッシとの違い
などを解説します。
アルミ樹脂複合サッシとは
アルミ樹脂複合サッシとは、アルミと樹脂を組み合わせた窓のことです。
アルミの強度と樹脂の断熱性を兼ね備えた、人気の高い窓です。
断熱性能
アルミ樹脂複合サッシの断熱性能は、アルミサッシの約2倍。
樹脂サッシの約80%程度です。
そのため、室内の温度を保ちやすく、冷暖房効率を高めることができます。
アルミサッシより優れた点
また、アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシよりも腐食しにくいのも特徴です。
そのため、メンテナンスの手間が少なくなります。
長く使用することができます。
アルミ樹脂複合サッシのメリット
アルミ樹脂複合サッシのメリットは、以下のとおりです。
- 耐久性と断熱性の両立
- メンテナンスの手間が少ない
- デザイン性の高さ
耐久性と断熱性の両立
アルミ樹脂複合サッシは、アルミと樹脂を組み合わせた窓です。
アルミの強度と樹脂の断熱性を兼ね備えているため、耐久性と断熱性の両方を高めることができます。
アルミサッシは、耐久性に優れていますが、断熱性が低いというデメリットがあります。
一方、樹脂サッシは、断熱性に優れていますが、耐久性が低いというデメリットがあります。
アルミ樹脂複合サッシは、これらのデメリットを補い、耐久性と断熱性の両方を高めた窓と言えます。
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メンテナンスの手間が少ない
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシよりも腐食しにくいため、メンテナンスの手間が少なくなります。
長く使用することができます。
アルミサッシは、紫外線や雨風などの影響で腐食しやすいというデメリットがあります。
そのため、定期的に塗装などのメンテナンスを行う必要があります。
一方、アルミ樹脂複合サッシは、樹脂の層が腐食を防ぐため、メンテナンスの手間が少なく済みます。
デザイン性の高さ
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシと樹脂サッシの両方のデザインを兼ね備えているため、デザイン性に優れています。
アルミサッシは、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。
一方、樹脂サッシは、木目調や色付きなど、さまざまなデザインが選べます。
アルミ樹脂複合サッシは、これらのデザインを組み合わせることで、さまざまなデザインの窓を実現することができます。
以上、アルミ樹脂複合サッシのメリットについて解説しました。
耐久性と断熱性の両方を高めた、人気の高い窓と言えます。
アルミ樹脂複合サッシのデメリット
アルミ樹脂複合サッシのデメリットは、以下のとおりです。
- 価格が高い
- 重量が重い
アルミ樹脂複合サッシの寿命
アルミ樹脂複合サッシの寿命は、約20年程度と言われています。
アルミサッシの約10倍、樹脂サッシの約80%程度の寿命です。
アルミサッシ、樹脂サッシとの違い
アルミ樹脂複合サッシは、アルミサッシと樹脂サッシの良いとこどりをした窓です。
アルミサッシと樹脂サッシの違いは、以下のとおりです。
項目 | アルミサッシ | 樹脂サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
---|---|---|---|
耐久性 | 高い | 低い | 高い |
断熱性 | 低い | 高い | 高い |
メンテナンス性 | 悪い | 良い | 良い |
デザイン性 | 自由度が高い | デザインが限られる | 自由度が高い |
価格 | 安い | 高い | 高い |
樹脂サッシの効果を高めるガラスの選び方
樹脂サッシの効果を高めるためには、ガラスの選び方も重要です。
断熱性の高いガラスを選ぶことで、さらに室内の温度を保ちやすくなります。
また、遮音性の高いガラスを選ぶことで、外部の騒音を軽減することができます。
具体的には、以下のガラスがおすすめです。
Low-Eガラス
Low-Eガラスは、ガラスの表面に特殊なコーティングを施すことで、熱の反射率を高めたガラスです。
断熱性に優れているため、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができます。
遮音ガラス
遮音ガラスは、ガラスの厚みを増やすことで、音の伝達を抑えたガラスです。
遮音性が高いため、外部の騒音を軽減することができます。