平屋は、ワンフロアで生活できるため、家事や子育てがしやすいというメリットがあります。
しかし、採光や通風が悪くなるというデメリットもあります。
そこで、サンルームを設置することで、採光や通風を改善しましょう。
快適な住環境を実現することができます。
今回の記事では、
- 平屋にサンルームを設置するメリットとデメリット
- 後悔しないためのポイント
について解説します。
サンルームとは
サンルームとは、ガラスやアクリルで囲まれた室内空間のことです。
サンルームの利用目的
- 洗濯物を干す。
- 植物を育てる。
- リラックスするスペース。
等の利用に適しています。
ランドリールームとの違い
ランドリールームも、洗濯物を干したり、収納したりするためのスペースです。
サンルームとの違いは、以下のとおりです。
囲まれている内装
- サンルームは、ガラスやアクリルで囲まれている
- ランドリールームは、壁で囲まれている
設計の違い
- サンルームは、採光や通風を重視した設計になっている
- ランドリールームは、洗濯物を干したり、収納したりすることを重視した設計になっている
平屋にサンルームを設置するメリット
平屋にサンルームを設置するメリットは、以下のとおりです。
- 採光や通風を改善する
- 洗濯物を干すスペースを確保する
- 植物を育てるスペースを確保する
- リラックスできるスペースを確保する
平屋にサンルームを設置するデメリット
平屋にサンルームを設置するデメリットは、以下のとおりです。
- コストがかかる
- 固定資産税の課税対象になる
- メンテナンスが必要になる
コストがかかる
サンルームを設置するには、
- ガラス
- アクリル
- フレーム
などの材料費。
工事費がかかります。
費用は、サンルームのサイズや仕様によって異なります。
一般的に基礎工事を含めて、100万円~200万円程度かかります。
固定資産税の課税対象になる
サンルームの床面積が5㎡を超える場合は、固定資産税の課税対象になります。
固定資産税の額は、サンルームの床面積や所在地によって異なります。
メンテナンスが必要になる
サンルームは、ガラスやアクリル、フレームなどの材料が使用されているため、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスを怠ると?
- ガラスやアクリルの経年劣化。
- フレームが腐食したりする。
などの可能性があります。
温度や湿度の影響を受けやすい
サンルームは、ガラスやアクリルで囲まれています。
そのため、温度や湿度の影響を受けやすいです。
夏は暑くなりやすいです。
冬は寒くなりやすいです。
そのため、アコンや暖房器具を使用するなどして、室内の温度を調節する必要があります。
また、湿度が高くなると、カビやダニが発生しやすくなります。
換気をこまめに行うなどの対策が必要です。
プライバシーが守りにくい
サンルームは、ガラスやアクリルで囲まれています。
つまり、外から中が見えやすいです。
そのため、プライバシーが守りにくいというデメリットがあります。
掃除が大変
サンルームは、ガラスやアクリルが使用されています。
掃除が大変です。
特に、雨や雪などで汚れた場合は、こまめに掃除を行う必要があります。
平屋にサンルームを設置する際には、これらのデメリットを十分に検討したうえで、設置を検討しましょう。
平屋にサンルームを設置して後悔する原因
平屋にサンルームを設置して後悔する原因は、以下のとおりです。
- サンルームのサイズが小さすぎる
- サンルームの位置が悪い
サンルームのサイズが小さすぎる
サンルームは、採光や通風を改善するために設置するものです。
サイズが小さすぎると、十分な効果が得られません。
また、洗濯物を干したり、植物を育てたりするスペースとしても、十分な広さが確保できない可能性があります。
サンルームの位置が悪い
サンルームは、採光や通風の良い場所に設置することが大切です。
日当たりが悪い場所に設置すると、十分な採光が得られません。
暗くなってしまいます。
また、風通しが悪い場所に設置すると、湿気がこもりやすくなります。
これらの原因を避けるために、サンルームを設置する際には、以下の点に注意しましょう。
- サンルームのサイズは、家族構成や生活スタイルに合わせて、十分な広さを確保する
- サンルームの位置は、日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
- サンルームのメンテナンスは、定期的に行う
また、サンルームを設置する前に、実際にサンルームのある家を訪れて、使用感を確認してみるのもおすすめです。
平屋にサンルームを後付けする費用と注意点
平屋にサンルームを後付けする費用は、以下のとおりです。
- 約100万円~200万円
平屋にサンルームを後付けする際には、以下の点に注意が必要です。
- 建築基準法の制限を満たす
- 基礎や屋根の強度を確認する
- 排水や断熱対策を行う
建蔽率なども含めて確認しておくことをおすすめします。
建蔽率とは?調べ方や容積率との違い【家を建てる時に出てくる専門用語を解説】