賃貸物件はたくさんある。
家賃、駅周辺、仕事の都合、いろいろ考えたら、家なんて買うだけ損!
住宅ローンなんて金利も払うしリスクしかない!
一方では、
賃貸住宅では家賃に見合う家がなかなか見つからない。
家族の人数が増えた時に住みたい住宅が見つからない。
こんな状態なら、住宅ローン組んでマンションに住む方が将来に不安が少ない。
どちらも決して間違いではない。
お金を借りる住宅ローンを住宅に支払うお金として、損とするか得とするか?
どちらを選ぶとしても、家に一銭も支払いをしないままずっと住み続ける住宅はない。
マイホームでも老朽化や故障したら修理、修繕が必要。
自分の家を持つと、住み続ける時には必ず固定資産税などの税金もかかる。
つまりは、物件価格さえ払えば、老後は何もしなくても住み続けられるのかと言えば断定はできない。
地方によっては、今の賃貸の暮らしを続けるよりはマシと思える土地や物件の価格相場や賃貸条件もある。
実際に私が住む周辺のエリアでも坪単価が5000円というエリアが実在する。
大きな買い物?
私が住んでいるエリアでは、正直車を買い替える方が多くのお金を一生の間では払うのかもしれないと思ってしまうこともある。
これまでにも、家を買うという考え方については、以下のような記事を書いてきました。
家を建てる相談をする相手選び方に多い誤解や無駄が多い行動や注意点|業界経験者が解説
家を建てる!新築一戸建て購入年齢は何歳が理想?30代に多い失敗後悔原因
家が欲しい心理や価値観|結婚後の夫婦がはまる最悪の事態!相談体験記
私自身は、今自分の家をマンションと一戸建て両方を持っている。
マンションはある程度住んでから、賃貸に変更。
将来は、中古マンションとして売却しても得が出る物件だと確信している。
今の暮らしは、もう注文住宅を購入して4年経過をしている。
それぞれの暮らしで決して損をしたと思うことはなかった。
むしろ、暮らしが安定するきっかけになった。
だから、今これから住宅を購入するべきか悩む人には、私は地方や田舎で過疎化が心配なエリアほど得があると伝えたい。
今回の記事では、家を買うのと借りるを比較して、自分たちの暮らしを守るという意味で、何が困る事なのかを以下の項目でご紹介しています。
家を買うと借りるを比較するポイント
家を買うと借りるを比較にならない点
家を買うと借りるの違い体験記
自分自身が一体何のために家を買ったのかわからなくなってしまうような状態は好ましくない。
私のサイトは、住宅物件探しから購入した後にも選択した結果に失敗後悔をしてほしくないという思いから運営を開始しました。
あなたの選択にも収入と金額の問題とは違う考え方が何か伝われば幸いです。
家を買うと借りるを比較するポイント
私は将来家を買うと決めたのは、15歳。
自分の自宅もずっと一戸建ての生活がメインでした。
将来は自分も親と同じようにそれぞれの自宅を持つ。
家を借り続ける人生は損しかない。
こんなことをずっと教えられて育ってきた。
しかし、15歳の自分にとっては、金額として、1000万という単位の金額を使うマイホームという意味も価値もよくわかっていなかったのです。
しかし、ライフスタイルとして、マイホームのない暮らしとある暮らしならどっちを選ぶ?
この答えは、確実に家を買うという想定をしていたのです。
その私が比較するべきと感じたポイントをご紹介しています。
居住スペース?寝るだけの場所?
最近は、生活的に徐々に残業規制などにより、寝るために帰る家という場所ではなくなっていくと思いたい。
これまでのライフスタイルとしては、業種、職種によっては、貯蓄はできても住まいを持つ意味も価値もメリットもわからない。
こんな声が現実的だと感じるような光景が広がっていた。
しかし、住まいを持つ最大のメリットと言えば、私は今の暮らしをして以下のような環境から実感できる。
- ゆっくり眠れる室内温度をキープしてくれる環境。
- 暑い、寒いなどをしのぐ必要がない室内空間。
- 子どもの教育など必要な環境も近くにある。
たったこの3つが整っているだけで住まいとして十分な価値があると実感した。
育住なのか職住なのか?
住居に必要なデータは、結婚する前と子供がいる暮らしでは大きく違う。
- 教育に必要な環境への移動距離や時間の計算
- 親の仕事探しが可能なエリアかどうか
- 持ち家となった周辺の生活費が高いか安いか?
このような内容を情報から照らし合わせることで自分たちの暮らしに役立つのかを考える。
いくら高い物件を購入しても、結果的に持ち家の維持費ばかりに気を遣うのは馬鹿らしい。
一生と考えるなら、きちんと老後の期間でもある程度周囲に環境が整っているならそれだけで十分。
頭金いくらと敷金、礼金
5年10年を今の物件で暮らす。
でもまた出ていく。
このようなサイクルで一生を過ごす間に、敷金や礼金は何回払う?
カーテンやエアコンはどうする?
住む期間を問わず出費する諸費用たちはいったいいくらになる?
この計算をずっと私は考えていた。
シミュレーションをする上でも老朽化した建物はいくら立地が良くても寒いし暑い。
その分光熱費も上がり続ける。
こんな場所での暮らしを続けたら住宅ローンの金利を支払うのと大して変わらない額を総額では払っている気がする。
家を買うと借りるを比較にならない点
いくら住宅関係の用語集を調べても出てこない現実を解説していきます。
北海道、東北、北陸、関東、東海、関西、中国、四国、九州、沖縄。
日本もいろいろな街がある。
毎月多くの人が転勤や出張や結婚や里帰りなどでいろいろな街から町に移っていることもある。
でも住み替えという言葉をどこまで価値として考えているのだろうか?
体力と設備の老化の価値
お風呂での時間って今の私にとってはとても大切。
毎日浴槽に使ってリラックスする時間をどれだけ心待ちにするか。
この感覚は、30代になってから特に感じるようになってきた。
身体の負担を和らげてくれる環境への価値。
この点は、これから先の人生でもずっと経験していく。
安い物件の部屋を見ていると、ずっと昔から同じ設備を利用しているケースも多い。
私たちも結婚して最初は賃貸の部屋に住んでいた。
- 隙間風
- ベッドを置くときしむ床
- 追い炊き機能がないお風呂。
このような物件でも少しでも安いところを探す事情があったからこそ、ストレスは仕方がないと思って選んでいた。
しかし、この生活をしたからこそ、やはり家を買う価値をつくづく感じるようになったとも言える。
住宅ローンは減るけど家賃は残る
結局家を建てると住宅ローンを35年だけ払う。
固定資産税も払う。
マンションの場合は、修繕積立費や管理費を一生払う。
でもその支払う額で以下のような内容を希望する事ができる。
- 壁の内装などの種類も自由に自分たちで決めて変えられる。
- マンションは長期にわたって一戸建てのような低い位置に済まないことで津波のリスクを回避可能な可能性がある。
- 一戸建ては長期に駐車場等の費用を支払う必要がなくなる場合がある(土地と人数次第)
このような環境を考慮するなら、結局は支払いは減り続ける。
家を買うと決めたのは、この一生という単位でものごとを考えたから。
何よりも損と感じた対象
賃貸には、種類によっては以下のような支払いがある。
仲介手数料
電球交換費用
正直、家を借りる時には家賃だけで済めるとは限らない。
特に長期で考えたら、その差は顕著になっていく。
特にエアコン付きの物件はその機能や年式により省エネ効率が低いものをいつまでもそのまま使い続けることもある。
こんな対象にもずっとその光熱費はこちらが払う。
さらに、仲介してもらうだけで手数料がかかる。
こんな対象をずっと払っていくの?
同じ住まいという対象への支払から考えたら損でしかないと私は感じるようになっていった。
まずは見栄とか欲という言葉以外に注目していただきたいのです。
その差は明確だ。
こう素直に自分の中で処理できる内容はいくつもある。
別に家なんて買わなくても生きていけるというのも確かにその通り。
しかし、病気をして失業して、家を追い出されて、行き場を失った時、自分が孤独だったらどうなる?
これが最後の恐怖になるのでは?
これは、年齢が若い時にも年配になったら、男性女性を問わず多くの人が感じる対象だと思う。
私はマイホームを購入した事により、いろいろな面でゆとりのある暮らしにたどり着くことができたと思っています。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで記事を読んでくれてありがとうございました。