頭金なしでマイホームを購入したい。
家を買うための頭金に貯金を使うよりも返済の時の為に必要なお金をいくらか残しておきたい。
自分たちが家を購入した後の生活に必要なお金の対象もいろいろあります。
- 毎月の光熱費や水道代、食費などの生活費
- 子どもの習い事などの養育費
- スマホなどの割賦販売で購入している通信費
- 車のローンなどのその他の返済
- 自動車や火災、地震、生命保険などの支払い。
- 家を購入した後にかかる固定資産税
- 家を買った時にかかる引っ越しの費用
- カーテンや家具、家電など新生活に向けて買う新商品。
- 住宅ローンに必要な諸経費数万円の現金。
住宅購入時というのは、自分がいつもの生活を送る中で必要なお金以外にも直接現金で支払いをしなければいけない対象がある。
不動産も資産である以上、今は家賃だけで毎月住んでいる対象も違う形の計算を必要とする。
こうした中で、頭金なしの住宅ローンで2000万円を借入する際に、安全で無難な生活に支障がない年収と、破綻予備軍にもなりかねない年収とを自分の体験からご紹介していきます。
今の私は一戸建てを買って、家族と住んでいます。
もちろん、将来をある程度考えておくべき必要のある内容は増えています。
でも、過信となる根拠のない自信も過剰な不安を持つこともどちらもシミュレーションとしては損をする部分もある。
そこで、今回の記事では、頭金なし住宅ローン2000万円の借入希望額について、以下のような目次でご紹介しています。
頭金なし住宅ローン2000万円の無難な年収
頭金なし住宅ローン2000万円の無謀な年収
実際に毎月の支払いが今の家賃と同等。
たったこれだけで、35年分を借り入れてしまうのはそもそもの間違い。
新築だからとか中古ということではありません。
まずは無理なローンを組んでしまったという言葉を自分が口にしない為に得というのは何を意識する必要があるのか?
こんな可能性を感じる視点でご覧ください。
頭金なし住宅ローン2000万円の無難な年収
自分の今の暮らしへの影響を考えたら、買える金額はある程度抑える買い物をした方が良い。
でもせっかく人生をかけるほどの買い物をするのであれば、借りることが可能なら可能な分は借りたい。
住宅購入前というのは、誰かの銀行ローンを利用した例を見ながら、必死に自分の今と照らし合わせている人もいるのかもしれない。
でも、無難と呼べる内容はまずは、一戸建てでもマンションでも年収として考えるのは当然の流れ。
そこで、年収と今後の資金などを考えて、家計が大丈夫と言えるような時間を過ごせる人をご紹介していきます。
頭金なし住宅ローン2000万理想の年収
今いくら貯めることが出来たからという安心ももちろん大切な部分がある。
しかし、それ以上に今後の資金を心配して大丈夫と言える方法は、私の中では頭金を用意しないなら、年収が450万円以上の人だと思う。
なぜその金額が出てきたのか?
私がよく他の友達などに相談を受けたり、質問をされて大丈夫かな?と言われたら以下のように資産を出すようにしている。
年収 | 大丈夫と呼べる住宅ローン借入予定金額 |
200万 | 900万円 |
210万 | 945万円 |
220万 | 990万円 |
230万 | 1035万円 |
240万 | 1080万円 |
250万 | 1125万円 |
260万 | 1170万円 |
270万 | 1215万円 |
280万 | 1260万円 |
290万 | 1305万円 |
300万 | 1350万円 |
310万 | 1395万円 |
320万 | 1440万円 |
330万 | 1485万円 |
340万 | 1530万円 |
350万 | 1575万円 |
360万 | 1620万円 |
370万 | 1665万円 |
380万 | 1710万円 |
390万 | 1755万円 |
400万 | 1800万円 |
410万 | 1845万円 |
420万 | 1890万円 |
430万 | 1935万円 |
440万 | 1980万円 |
450万 | 2025万円 |
460万 | 2070万円 |
470万 | 2115万円 |
480万 | 2160万円 |
490万 | 2205万円 |
500万 | 2250万円 |
以上が私が計算をしている時の軸となる主な住宅ローンを利用する時の固定金利や変動金利などの手数料を全く関係なしにして月々に借りる中での生活を崩さない買い物の目安。
上記の金額を試算として打ち出す根拠もご紹介しています。
頭金なし住宅ローン2000万理想の根拠
毎月いくら貯金を貯める計画を立てる?
この時に本当に大丈夫と言える収入を考える時の考え方は以下の内容を一切含めません。
- ボーナスは収入的にも全くないものとして大丈夫と言える予算を用意。
- 貯金を動かす大きな要因として家電や車の買い替えなどを必要とした場合の計算。
- 今の収入とは違う別の会社や仕事に転職をして、年収が低くなったとしても本当にやっていけるか?
このような内容をすべて加味して計画を立てる。
この時に下げる年収は、約100万円単位を考える。
つまりは、実際に組む時の年収から、実際の生活の中でもし失業したとしてももらえる給付金や保険料の支払いなどを考えておく必要がある。
これだけの規模で考えている人は考えすぎというかもしれない。
でも、実際には借り入れをしてから急に予定が変わることはいろいろある。
- 奥さんが妊娠してつわりが多く外食の予定が増える可能性。
- 夫婦共働きの片方の収入が給与カットになる可能性。
- 変動金利の借り入れをしている時の金利情報への不安。
- 3年5年10年20年等の固定になっていてもその後の実際の予定は不明。
このような状況になったら、十分な安心はどこにありますか?
さらに、住宅ローン減税の変化や固定資産税や住民税、市民税の変化。
万が一の際の借り換え準備が必要なケース。
保険の値上げに対して手元に残すお金。
いろいろな支払額を大きくしておかなければ、暮らしながらの援助を受ける事なんてなかなか難しい。
だからこそ、2000万円に対する無難な年収の計算は、年収の額面上の金額では、440万円がボーダー。
頭金なし住宅ローン2000万円の無謀な年収
確かに時代は、超低金利という流れをそろそろ終える頃です。
しかし、親の援助が会ったり、教育が落ち着いたり、建て替えをしている家庭も最近は増えた。
さらに、現在の家族では子供がゼロでも、今後の計画では想定しているのが、1人、2人という目安を持つ家庭も多い。
さらに、、車もあったらということで1台2台の駐車場を含めての確保。
このような生活を考えた時に、無謀な計画であり、少しでも冷静になってほしいと思う金額をfpの説明よりももっとリアルな結果としてまとめていきたいと思います。
頭金なし住宅ローン2000万を6倍以上は危険
私自身、新築のマンションも注文住宅も両方を手にした生活を送っている。
その中で最初に経験した新築マンションの生活は、まさに大丈夫なんて言葉が無縁になるほどのひどいありさまでした。
家計なんて文字はほぼない。
買い物の返済が終われば、手数料ほど残らない金額で月々の生活を送っていた。
その生活が年収550万に対し、2600万円のローンだったのです。
なぜそんな結果になったのかを説明していきます。
みんなそれぞれの解説は違うかもしれない。
持ち家を持った後の生活には、大きくわけて3つの考え方があります。
- 今の暮らしを一切変えず、すべてを今の生活のモノを活かすだけを考える生活を送る人。
- 家を買ったのなら、新しいものに新調して、まとめてみたいと思う人。
- 理想の暮らしは、ローンを組めることができれば、1年経過したころには、負担よりも理想を追求してしまう人。
このように、最初の理想としての恐怖心などは、一瞬。
その後は、生活ができればよいという感覚に成り下がり、繰り上げ返済よりも次に自分が欲しいものを手に入れるという感覚になっていく人もいる。
まさに、私の生き方こそが、このCのプランだったのです。
そりゃあもたないですよ。
無理どころかみんなが痩せたとか食べてる?という心配をしてくれたほどの変化をしていたそうです。
こんな事ではダメだと、私は毎月の返済をすべて完済することに完全シフトしたのです。
頭金なし住宅ローンよりも2000万の返済額
5万円、6万円の返済が負担になるのかどうか?
この答えが、2000万円の借り入れをした時の大きな目安になっている。
でもその心構えでは想定が甘すぎる。
将来の備えには、家は、経年劣化を迎えて行けばメンテナンスや修繕する費用を支払う時期が必ず訪れる。
水回りのつまりや劣化
節水機能や節電機能の衰え
気密性の劣化
一戸建てなら、外壁塗装や外構の雑草処理など含めてもいろいろな出費がある。
10万円単位が簡単に消えていく。
このような想定を誰が教えてくれるでしょうか?
多くは、目先の金額と子供たちの養育費くらいしか試算をしない。
その後の夫婦の貯金はなんてライフプランを今の年収で想定した上で出してくる。
この内容がまさに同じ会社に完済するまで確実に年収を落とすことなくいることを考えて組む計画と言える。
だから無謀とかリスクという言葉が簡単に出てくるのです。
同じボーナスなんて会社が決めた方針や資金の用意がなくなれば終わり。
結果的に利用している最中の苦労はあなた一人にのしかかる。
だからこそ、月々を考える時には、借りれるからではなく、借りるべき額から考える。
この考え方を大切にしていただきたいのです。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。