- マンションを購入したのに靴収納が足りない
- 注文住宅を購入したのにシューズクローゼットに靴が入りきらない
- ブーツや冬物の靴を入れるスペースがほとんどない
自分の家の玄関が狭いから?
もっと広いスペースがあれば自分の好みの靴を好きにレイアウトを決めて収納できるのに!
実際に私も独身時代に常時100足以上の靴を用意していました。
- スニーカー
- 革靴(ビジネスシューズ)
- ブーツ
- サンダル
特におしゃれに気を使わない人でも春夏用と秋冬用の靴は異なることも多い。
ただ棚があればよいかと言えば違います。
玄関には、以下のようなグッズも収納する必要があります。
- 傘
- 掃除用具
- シューズケア用品
- 飾り付け用のインテリア
少しでも自分の家の中にあるアイテムを使って季節感を演出したい!
こんな願いをかなえることを意識するとどうしても靴箱やラックの中に靴を収めたいと考える人は多い。
しかし、この時に意外と便利そうに見えて案外使えないという商品もあります。
玄関が狭いという課題については、以下のような記事も書いています。
35坪間取りで南玄関|長方形プランの見落としチェックポイント
私のサイトは、不動産住宅物件探しに多い悩みや失敗後悔の原因について、改善策や注意点を中心にご紹介しています。
玄関という場所は、扉を中心に買い物を終えた後の手荷物やバッグを抱えた状態でも動きやすいようなスペースをイメージしておく必要があります。
キッチンやお風呂、洗面脱衣所等とは異なる視点で、壁やその他の空間を使う必要があります。
私の今の家の玄関については、YOUTUBE動画でも合わせてご紹介しています。
玄関には、他の居室では簡単に問題が解決できそうな以下のような悩みもあります。
- 暗い
- 動きにくい
- 見た目が嫌
- 雑貨を置いても合わせにくい
確かに見た目にも収納にも便利な家が理想かもしれません。
しかし、そんなことを考えたら、どんどんサイズが大きい家が必要になります。
実際に我が家を購入してから子供が大きくなってきても別に狭くなってきたと感じることはありません。
その状況になった背景をご紹介していきます。
狭い玄関の靴収納アイデアの基本的な考え方
まず最初にお伝えしたいのが、以下の3つ。
- 100均やdiyといった購入を前提とした計画をしない
- 今だけでなく、子供が大きくなった時を常に考える
- スッキリさせるという言葉の裏側をよく考える。
家を買う時、つい実例を検索してしまう。
でもその時、いったんスッキリしているように見えても、いざ自分で使うとそこにでは出ていない問題や課題が浮上する。
こういうことを私の周りからもよく相談されます。
スッキリの基本
まずは、たくさんの人が訪れた時にも家族だけの暮らしの時にも必ず意識してほしいことがあります。
それは、床面積と靴の数。
- 仕事用とプライベート用
- 雨の日の長靴とサンダル
- 運動部の息子や娘のスパイクとスニーカー
このように、人が一人でも靴は複数の数になってしまうということは多い。
家族みんなが帰宅する時間。
このタイミングに床がどうなっているのか?
この点をまずはスッキリという言葉をイメージする上では重要になります。
つっぱりも難しい
最近のマンションや戸建て住宅では、基本的につっぱりを使うような柱が露出したデザインは減ってきました。
- 隙間を作らない
- 家具の色やデザインで北欧、和風、南欧風等のイメージを意識する
- 可能な限りコンパクトでおしゃれなシューズケースを考える
単身世代にもコンパクトで使いやすい商品を選ぶほうが受け入れられるという考え方が広がっています。
つまりは、つっぱりなどを利用するという発想があってもなかなか他の部屋のように簡単に合わせることができない。
これも1つのポイントとして考えておくことが重要。
断捨離を活用
ほとんど使わない靴の数は把握していますか?
いわゆるデッドスペースに大量の靴を片付けているという人も少なくありません。
扉付きの土間を用意することで他人からは見えないから大丈夫。
こう考えていると、この先商品が増えた時には、ぴったりの状況はすぐに足りないに変わっていく。
1年、2年、3年という時間をかけて使われ続けている靴ともうほとんど利用しない靴。
この2つはきれいに分けられる状態になっていませんか?
生活雑貨同様にもう使わないと感じたくつは、とにかくどんどん先に処分を検討しましょう。
たったこれだけのことを決めると、手入れも非常に簡単になります。
狭い玄関の靴収納アイデアの注意点
隠す?見せる?
リビングなどによく見かけるのが、シェルフという収納アイテム。
このパターンは、モノを台の上に置くことが可能ですが、上に何個も商品が乗ってくるとどうなるのか?
- 棚板のホコリが目立つ
- 上に置いたアイテムも生活の中で発生したほこりをもろに被る状態になる
- 地震などの想定においては、簡単に転倒する可能性がある
このように、魅せる収納の背景には、ただ置くだけでは、いろいろ困ってしまう商品も隠れています。
完成した直後には、サイドにフックを使ったりしたら、ハンガーや引っ掛けも可能で素敵だと思ってしまう。
しかし、実際に収納量がupすれば、その分その掃除も増える。
一人暮らしでものが少ない時に採用するなら良いかもしれません。
しかし、子供がいる時にこの状況になるのは、毎日の生活の中で良いことばかりとは言えない。
もっと隠すという選択をすることで、見えないし、扉を利用している分掃除も簡単。
このように考えられる空間のほうが使いやすいのです。
玄関に必要?
以下のようなアイテムを玄関に置くという選択は本当に必要なのでしょうか?
- 来客用のスリッパ置き
- 印鑑
- 物を収納できる台
正直、昭和の時代には、靴箱の上に印鑑と鍵を置いて管理している家も多かった気がします。
確かにどこにに置いたのかを忘れたり、印鑑を取りにいくという手間がないのは便利。
しかし、今のライフスタイルには本当に必要なのか?
過去と今はもう違う。
コロナの影響などもあって、直接人と対面して荷物を受け取るとか必ず印鑑が必要ということは少ない。
音物の受け取りでもサインで十分。
このような感覚があれば、正直靴や外に置けないモノ以外のアイテムとして玄関に必要とはいえないのではないでしょうか?
狭い玄関の靴収納アイデア我が家の実践
我が家では一人1列のシューズクローゼットを利用する。
これがルールになりました。
靴も他のアイテムやグッズを含めて1列で整理できる量を考える。
個人の感覚にゆだねる
同じ棚の数が用意されている。
しかし、男女でブーツ等の高さも異なる。
傘も日傘や折りたたみ等どのタイプを利用したいのか人により異なる。
このような状況の中で、自分がシューズラックの中にどんなアイテムを入れておくと便利なのか?
実際に使ってみて子供が届かない場所にのみ、家族で共有するエコバッグやシューズケア用品などを入れています。
このように、自分が使うスペースを明確化して、扉を用意する。
たったこれだけでも各個人がすっきりすると考えるスペースになると思います。
片付けや掃除を他人に依存しない。
この感覚が早くから生まれたほうが家の中は片付くと思います。
イベントものの配置も明確化
- クリスマス
- ハロウィン
- 正月
- 誕生日
それぞれのシーズンごとの飾りつけを考えるのも玄関の一つのポイント。
だったらそのメインは必ず幅と高さと奥行きを一定の床面積で考えるとまとめやすい。
イベントがない時期には、壁にコンセントを用意してその1つを使って、電動自転車の充電などを行うスペースにする。
このように一定の場所は何に使うのかを明確化する。
これも1つの大事なルールだと思っています。