住宅ローン審査時に団信は必要?「リスク」と「返済額の違い」比較についてご紹介していきます。
このページをご覧いただきありがとうございます。
- 住宅ローンの団信はガン家系だから入ったほうが良いですか?
- 住宅ローンの団信は3大疾病だけで良いのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。
団信関連記事。
サイト管理人2児パパニッキーと申します。
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、現場経験、新築購入経験、住宅ローン審査体験などを通じて注意点を含めて各記事でご紹介しています。
この記事では、住宅ローン審査について、皆さんもも心配される団信について、以下の内容をご紹介していきます。
住宅ローン審査団信不要と考える根拠1.ガン項目注意点
住宅ローン審査団信不要と考える根拠2.肺ガン平均年齢は?
住宅ローン審査団信加入すると本当に得なのか?
私が団信加入を見送った理由をご紹介していこうと思います。
特に20代世代は、付ける必要ほぼ無いと思いますので、参考にしてください。
住宅ローン審査に団信が不要と考える根拠 ガン項目注意点
住宅ローンを組む際に、必ずと言っていいほど出てくる団信加入という話。
しかし、この団信加入に得があるとは私はどうも思えませんでした。
その根拠をまずは病気の中でも男性の死亡率1位である肺ガンを例にご紹介していきます。
住宅ローン団信加入条件「ガンと診断されたら、」をよく見よう
まずは、よくあるガンと診断された際におけるリスク。
ガンと診断されたら、という言葉の後ろに、上皮内ガンを除くという言葉があります。
実は、ガン死亡率男性の1位でもある肺がんにも扁平上皮ガンというのは存在します。
上皮内ガンは、完治の可能性が高いガンの種類。
つまり、
「早期発見をしているのであれば、何も団信からの保証を受けられない可能性もある」
これが落とし穴なのです。
あくまで、健康診断をしない会社や何も健康管理に携わらない日常という稀なケースでなければ早期発見を心がけた時点で団信の意味は消えます。
あくまで重病化した可能性を考えた住宅ローンの団信。
続いて、団信が要らない根拠として、この肺ガンになる発症年齢を見て行きましょう。
住宅ローン審査に団信が不要と考える根拠 肺ガン平均年齢は?
では続いては、団信加入の謳い文句であるガンリスクということについて、肺ガンの発症年齢データを見てみましょう。
肺ガンリスクが高い年齢と住宅ローン返済リスクは?
肺ガンリスクがすべてのガンの中でも死亡率トップとなっているにもかかわらず、発症は、60代~。
ちょっと待ってください。
20代の方がローンを組んだら、終了は、
住宅ローン開始年齢 | 35年完済時年齢 |
21歳 | 56歳 |
22歳 | 57歳 |
23歳 | 58歳 |
24歳 | 59歳 |
25歳 | 60歳 |
26歳 | 61歳 |
27歳 | 62歳 |
28歳 | 63歳 |
29歳 | 64歳 |
このような間隔で見ていくなら、本当に団信が必要な人の割合はかなり少ないと言えます。
35年をじっくりゆっくり返すなんて人はまず居ないはず。
なぜ?
最初はそう思っていても、老後を考え、蓄えをつくろうと思うなら、最初に借金を返済しようと思うから。
実際、40歳であれば、75歳という年齢ですが、その年齢で生きているかどうかも不明。
短命な人も出始めた現代に、正直高齢化、長寿という今の高齢者の存在だけを売りにした内容には疑問が多い。
正直、返済リスクの保証にしている割には、支払いを0.2%上乗せした金額に見合うのかは不明です。
では最後に、団信の金額を仮に住宅ローン返済に0.2%上乗せした金額とがん治療の比較をしてみましょう。
住宅ローン審査に団信加入すると本当に得なのか?
住宅ローン審査における団信加入の意味があるのか?
最後にご紹介したいのは、団信加入時の支払いと肺ガン治療費の比較です。
住宅ローン団信加入を住宅ローンに上乗せした際の金額は?
私が、実際に組んだ銀行の住宅ローンと団信の組み合わせでは、住宅ローン金利に0.2%の上乗せでした。
では、その金額は、いくらかというと、
2600万円0.95%にて保証料等はすべて0円で計算した結果
住宅ローン団信なし金利上乗せなし | 0.95% | 総支払額 3057万 |
住宅ローン団信有り金利上乗せ有り | 1.15% | 総支払額 3159万 |
差額は、102万円となりました。
実際に肺ガンの治療を行った際の治療費をみてみましょう。
肺ガンになった場合は治療費はいくら位?
実際に、肺ガンもステージにより異なります。
よって、一概に100%は書けない事をご承知ください。
ステージを低い段階で発見した時でも、高額療養費制度を適応できます。
すると、以下のような流れになります。
1年目でも、30万円程度で治療は終わります。
つまり、
3年も悪化の一途をたどり、治療費がかかり続けるなら、ようやく採算がおなじになります。
しかし、家のローンがなくなるなら、会社を辞めるなんて選択は誰もしないと思います。
むしろ、老後のための貯金のために必死になりたい世代。
そんな時、100万円を分割にした支払いを続けているのは、正直勿体ないとしか言えないと思います。
だったら、ガンにならないように気をつけた生活を送る方が大切ではないでしょうか?
さらに、
- 家の故障の費用の心配のほうが先に来る可能性が高い。
- 生活に困る費用を貯蓄する方が先
この2つを住宅ローン団信加入より優先すべき事項だと私は思います。
こんな考え方から、私達は、住宅ローン団信へ頼る負担額の意味の薄さを感じ、やめました。
あなたの団信加入の選択肢に是非参考にしてください。
この他、
という内容も用意していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください。
この記事を最後までお読みいただきましてありがとうございます。