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  • リビング収納
  • よく使う日用品の収納
夫婦二人暮らしの平屋でも親と一緒に暮らす二世帯住宅でも子育て世代の単世帯2階建て3階建てでも考えるのが収納。 特に家族みんなが一緒に過ごす空間として注目されるのが、リビング。 でも決して広い大きい家ではないし、収納の他にも住宅のスペースの中には家事や育児に毎日関係する玄関やお風呂、寝室、キッチン、子ども部屋等多くの間取りが必要になる。 これから家づくりや住まいの間取りを考える方へ実際に家の中のリビングにクローゼットを用意しなかった我が家の理由をご紹介していきます。
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リビングクローゼットと間取り事情

リビングクローゼットと間取り事情
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本当にリビングにクローゼットは必要なのか? この答えを複数の視点で考えてみましょう。

実用性

実用性 リビングにクローゼットがあれば、中にはどんな物を入れたい? この答えとして多くの方が以下のようなリストを作る。
  • 郵送物用の印鑑や書類、封筒等
  • メモ紙や筆記用具
  • リビングダイニングで使用する子どものおもちゃ等
この程度しか出てこないことも多いのです。そのためだけに設計をする必要は本当にあるのか? まずは使う人と使う際の頻度を考えてみましょう。

他への影響

他への影響 リビングを設計する時には何が必要でしょうか?
  • エアコン
  • カーテン
  • ソファ
  • テーブル
  • テレビ台
このようにどんどん使いたいものを出していきましょう。 こうして考えた時、クローゼットがあるせいで使いたい対象を減らされる可能性は考えていますか? 30坪ほどの家を総2階で考えるなら、階段もお風呂もトイレに和室も用意しようと思ったらパントリーや学習コーナーななんてほぼ不可能に近い。 来客があったらどうする? たったこの問題1つでも収納的に困らなくても他のことで困る家になってしまいませんか?

断捨離への近道

断捨離への近道 パントリーでも収納でも部屋の中に収めるスペースがあるというだけで実際に多くの物を詰め込む習慣はありませんか? 外から帰ってきた時衣類をすぐ床に脱ぎ散らかすような生活をしている。 そんな人が、新築になったからとすぐに棚やかごに入れる習慣は身に付かない。 まして、クローゼットという自分の都合のよいスペースがあると、どんどんその中に次の日の着替えや何か後で使うみたいな臨時待機場所になってしまうことも多いのです。 これでは、家族みんなが自分の都合で物をつめこむような場所が増えるだけということも多いのです。 思い切っていらない物はどんどん捨てる。 このように大人も子どもも家族みんなが意識を変えるためにはクローゼットは正直目に毒という言い方もできるのです。

暮らしの動線を意識

暮らしの動線を意識 クローゼットのある部分には梁や凹凸が生まれやすい。 この部分がもちろんエアコンを利用する時には、部屋の形状として自分たちの座る位置と効果にも影響を及ぼす。 エアコンとソファとテレビを採用する時には、クローゼットをインテリアとして考えるよりも自分の落ち着いた時間の生活で他の対象に対して支障がないかをよく考えてみましょう。 家族みんなが使いやすいという環境を目指すなら、そのクローゼットの1畳分を誰かが扉を開け閉めする時のストレスを感じさせないことのほうがすっきりすると思いませんか? 毎日の小さなストレスが増えることも希望とリスクという2つで考えるといらないかという答えになってくると思います。  

スッキリさせる工夫やアイデア

スッキリさせる工夫やアイデア 我が家には、リビングにテーブルがありません。 むしろ、ないほうがソファとオットマンを使うことができるので広々している。 ソファから手を伸ばしテーブルの上にあるものをとるというのは意外と足腰に負担を与えます。 家具のレイアウトを考えて、何を置いても広いと感じる家具は難しい。

1階でも2階でも共通の工夫

リビングには物を置かない家を建てる。 その上で来客に必要な座布団やテーブルは出し入れのしやすい和室の押し入れに収納。 季節家電も子どものおもちゃも同じ。 現在の我が家の生活はまさに押し入れを使えば簡単に洗濯機やキッチン、ダイニング、トイレ等に必要な備品もすぐに使えるような状況になりました。 暮らしの動線を邪魔する場所にあるものはすべて却下。 こう思って考えると、意外と現在使っていない物を改めて増やす理由はほとんどない気がします。 あくまで考え方なので参考にしてください。 ウォークインクローゼットという視点についてもご紹介しています。 まとめ ウォークインクローゼットの悩みまとめ|間取りのポイントと注意点
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