新築子供部屋鍵付きドアの必要性とリスクについて、このページをご覧頂きありがとうございます。
新築子供部屋の悩みの1つに個人の部屋としてドア鍵を用意してあげるべき?という悩みをお持ちの方も増えてきました。
子供の頃を思い出すと、パパママもこんなセリフを思い出しませんか?
「勝手に片付けないで」
「勝手に入らないで」
まるで1人で何でも出来ると過信して、自分のプライバシーを必死に守ろうとした時代。
思春期の多くの方が通ってきたことと思います。
しかし、併せてこんな悩みにもつながっています。
「自分が親になり、子供にこんな言葉を言われないために、新築の子供部屋にドア鍵は安易?」
このような悩みに少しでもお答えしていきたいと思いました。
私のサイトは、新築購入後失敗後悔をしてほしくないという思いから、マンション,一戸建て購入体験、現場経験を活かし各記事をご紹介してます。
サイト管理人 2児パパニッキーと申します。
新築子供部屋の悩みの中で先日、中学生のお子様がいらっしゃる方から、こんなメール相談を頂きました。
「子供が自分の部屋に鍵が欲しいと言っています。説得する方法はありませんか?」
なるほど、という感覚を持ちながら、記事でのこの回答を私の見解として以下の内容で解説していきます。
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を使うメリット
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を使うデメリットや管理等のリスクを紹介
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を求められた際の説得材料
以上の内容を軸として、解説していこうと思います。
親御様が思う子供部屋への理想と子供が自分の状況で考える理想の摺り合わせ。
難しい点もあると思いますが、私の見解として参考にしていただけたらと思います。
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を使うメリット
子供にとっての成長を助けるいい面もあると思います。
まずは、プラス面を解説していきます。
自己管理能力を養う
管理能力はまだ未熟なお子様もいらっしゃれば、本当誰に似たのか分からない位しっかりしたお子様もいらっしゃる現代の子供だち。
一概に子供部屋のドア鍵を全否定しない根拠は、
管理能力という点では、自分の部屋の鍵の管理は非常に大きな試練を与えることができると考えているから。
やはり、いつまでも、こんな言葉は親としても不安。
「ママ○○どこ?」
「あれ?○○がどっかいったよ」
などという子供の成長の兆しやコミュニケーションの一環を見ていく中でも、やはり鍵は全く別物。
「鍵がなければ開けられない」
この緊張感を持つ生活がストレスではなく、
「自分の部屋だから自分で管理しなきゃ」という認識を持てる子供には、良いことだと私は考えます。
- 窓を開けたままにしていくのか
- カーテンを締めた状態にするのか?
などを含めて総合的な部屋の管理を任せられる事が社会生活でもきっと役立つと私は考えます。
プライバシーという言葉
子供も反抗期を過ぎたあたりから、自分の世界、空間、時間の使い方を強く表現する時期が来ると思います。
すると、以下のような子供からの厳しい言葉は回避できます。
- 「自分の部屋なんだから勝手に入らないで」
- 「自分の部屋なんだから勝手に片付けないで」
なんとも生意気なだけの発言ですが、私もよく親に言っていたことを覚えています。
だからこそ、
「プライバシーが保てる証拠が鍵」という内容を「安心の材料」に変えてあげる事が出来れば、メリットもあるのだと思います。
大切なのは、プライバシーの中でも、以下のような状況も考えておく心構え。
- 何をしてもいいわけではない。
- 根本的に「部屋」は、家の一部であり、貴方の専有物ではない。共有物であること
この内容をしっかり言い聞かせられる年齢である頃に鍵を渡す事が重要だと思います。
以上が私が考える新築子供部屋に鍵を付けることのメリット的に見れる考え方。
でも、実際の生活ではまだまだ心配や不安もある中で、デメリットやリスクは全く違う面であります。
私が現場時代に体験した子供部屋ドアの鍵トラブルについて、ご紹介していきます。
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を使うデメリット
子供部屋に鍵をつけることでおこるデメリットやリスクを解説していきます。
鍵を紛失するリスク
玄関錠をはじめ、家の中で、鍵の紛失や故障のサポート依頼というのは、かなり多いのが現実。
鍵の交換には、出張費等の余分な経費も多数かかります。
しかも、子供部屋だからこそのドア鍵のデメリットは、繰り返すリスク。
最悪、子供部屋にどうしても鍵を付けるという子供の意向を受け入れなければいけない事情の場合は、
修繕費用負担は全額自分で行う(お小遣いから天引き)という事も含めるのも、交渉のきっかけになると思います。
雨天等の対応
最近日本各地で多くなっているのがゲリラ豪雨。
急な天候悪化で雨が降り込んでいるにも関わらず部屋に入れない。
結果的に、鍵があるせいで余分な掃除をする羽目になった。
正直、毎日子供部屋の鍵を開けて、必ず確認する手間が必要になります。
特に、天候が変わりやすい台風シーズンや梅雨の時期は、結露も含めた管理が、鍵という邪魔があるせいで非常に大変になります。
この点を親の手間として負担とならないかどうかをよく考えておきましょう。
破損リスク
新築一戸建て住宅のどこの鍵にも言えるのは、鍵の破損リスク。
・ドアを締める時の衝撃。
・ドアに物をぶつけることを繰り返す衝撃。
・ドアに鍵を付けたままにした状態で負荷をかけたことによる鍵穴の破損。
こうした修理依頼は、私が現場にいた時代もよくありました。
日々の生活習慣の影響なので、何とも言えないですよね。
でも、鍵である以上、直さなければいけない事情も発生します。
破損リスクも小さく考えない方がいいと思います。
緊急事態発見の遅れ
何事もなければいいです。
でも、生活の中で、子供がこんな状況になる時、子供部屋のドア鍵は厄介者。
・何かの拍子で怪我をした。
・熱中症や脱水症状などで意識を失う。
➢自宅内で起きる突然の事故への対処は万全に出来ない。
生活をしていたら当たり前に考えておかなければいけない緊急対応。
この点でも、鍵を習慣化することで、何かを発見するのが遅くなる場合があります。
この時、一番最悪の事態は、親が子供部屋の鍵を無くしたケース。
・開けることもできない
・中の様子を全く確認できない
・子供が何か困っている声を出して呼んでいる
こんなシチュエーションでは、なんでこんなモノつけたんだろうと失敗後悔の思いばかりが募ると思います。
私は、一番この点を心配して、子供部屋も寝室も全ての居室には鍵を付けませんでした。
家族を守りやすい家というのは、この目線を常に考えておくことだと私は考えます。
以上の点が、私が考える新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を付けるリスクやデメリットだと思います。
では最後に、親の意向と子供の意向が合わない時の説得方法を解説していきます。
新築一戸建て子供部屋ドアに鍵を求められた際の説得材料
- 子供の要望にも少しでも答えたい親心
- 子供を説得したい親心
難しい葛藤の中で、説得を試みたい方へ私が考える交渉術を解説していきます。
子供部屋鍵の要望への交渉法 将来
やはり子供部屋の管理をしていく中での不安を親が伝えることよりも、将来というキーワードを使う方がいいと思います。
将来でも、子供が子供部屋に鍵を必要とするのかもどうでもいいことになればそれまで。
将来には、必ずと思うなら、しばらく様子を見て、これまでの内容すべてを考慮できる範囲なら実行してもいいと思います。
しかし、今回のご相談いただきました交渉についての回答であれば、将来が妥当ではないかと思います。
代替案を出す
部屋が子供部屋に鍵が欲しい理由が以下の内容なら、代替案も考えましょう
・年の離れた兄弟の勝手な出入りを避けたい
・親の勝手な出入りを嫌がる
・自分のプライバシーを守りたい
こうした意向の基に、子供部屋のドアに鍵をつけることを望む場合を解説していきます。
私なら、内側から入って欲しくない時はドアを全開できないストッパーで対応してもらう。
例えば、
このように、のれんを部屋の入口に用意して、入って欲しくないときは、おろしてもらうなどを配慮してあげる。
こうすれば、以下のようなプライバシー保護効果は有ります。
・厚みや色で中を見えないようにしてあげる。
・部屋の状況を確認する際の合図にもしやすい。
・ドア自体を開け閉めする事は可能としておく。
以上の3つを確保することが可能です。
最後には家族を守るための考え方を押し付けるのではなく、伝える努力をしてみてください。
私は、実際自分が病気を持った経験があるので、余計に家族の助けが必要でしたし、鍵があったらどうなっていたか、と不安な経験もあります。
だからこそ、このサイトでは、あなたに子供を守るという視点と子供部屋のドア鍵の相性を一番伝えていきたいと思いました。
このような内容があなたの子供とのコミュニケーションのきっかけになってくれたらと思います。
この他、子供部屋に関する悩みは、・新築一戸建て子供部屋の悩みまとめページをご用意していますので、窓、収納、机、コンセント等気になる内容をご覧ください。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございまいた。