ドルビーアトモスは、従来のサラウンドサウンドとは一線を画す、新たなサウンド体験を提供します。
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今回の記事では、
- ドルビーアトモスとは
- ドルビーアトモスのメリットデメリット
- ドルビーアトモス対応機器
- ドルビーアトモス対応オンデマンドサービスや作品
ドルビーアトモスを楽しむ方法をわかりやすく解説します。
ドルビーアトモスとは
ドルビーアトモスとは、ドルビーラボラトリーズが開発したオブジェクトオーディオに基づくサラウンド記録再生方式です。
従来のサラウンドとの違い
従来のサラウンドサウンドは、音源を特定のスピーカーに割り当てて再生していました。
しかし、ドルビーアトモスでは、音源を個々のオブジェクトとして扱います。
その位置や動きを自由に制御して再生することができます。
ドルビーアトモスの魅力
ドルビーアトモスの性能により、頭上を含む360度全方位から音が聞こえるようになりました。
まるで映画やゲームの世界の中にいるような臨場感を体験することができます。
ドルビーアトモスの特徴は、以下のとおりです。
- 頭上を含む360度全方位から音が聞こえる
- 音源の位置や動きを自由に制御できる
- 臨場感あふれるサウンド体験を実現する
ドルビーアトモスのメリットデメリット
ドルビーアトモスのメリット
ドルビーアトモスの具体的なメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ヘリコプターが頭上を飛び去る音や、雨が降る音など、よりリアルな音響効果を体験できる
- 映画やゲームの世界に入り込んだような臨場感を味わえる
- 音楽の立体感や奥行きがより感じられるようになる
ドルビーアトモスのデメリット
- 再生機器や音源のコストが高い
ドルビーアトモスに対応した再生機器や音源は、従来のものと比べてコストが高くなる傾向にあります。
特に、ホームシアターシステムやサウンドバーなど、天井にスピーカーを設置できる環境を整えるには、それなりのコストがかかります。
- 再生環境が限定される
ドルビーアトモスは、360度全方位から音が聞こえるため、再生環境が限定されます。
映画館やホームシアターシステムでは、天井にスピーカーを設置することで、360度全方位からの音を再現することができます。
しかし、テレビやスマートフォンなどのモバイルデバイスでは、天井にスピーカーを設置できないため、音が頭上から聞こえにくくなる場合があります。
- コンテンツが少ない
ドルビーアトモスに対応したコンテンツはまだ多くはありません。
映画やテレビ番組、音楽など、さまざまなコンテンツでドルビーアトモスに対応したものが提供されています。
しかし、まだ一部に限られています。
これらのデメリットを踏まえた上で、ドルビーアトモスを導入するかどうかを検討する必要があります。
ドルビーアトモスの楽しみ方
ドルビーアトモスを体験するには、ドルビーアトモスに対応した音源と再生機器が必要です。
ドルビーアトモス対応の配信サービス
音源は、映画やテレビ番組、音楽など、さまざまなコンテンツで提供されています。
2023年12月24日現在、ドルビーアトモス対応の配信サービスを提供している主なサービスは、以下のとおりです。
- 動画配信サービス
- Netflix
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Disney+
- HBO Max
- Apple TV+
- Hulu
- Paramount+
- 音楽配信サービス
- Amazon Music Unlimited
- Apple Music
- Spotify
- YouTube Music
- ゲーム配信サービス
- Xbox Game Pass Ultimate
- PlayStation Now
これらのサービスでは、映画やテレビ番組、音楽、ゲームなど、さまざまなコンテンツでドルビーアトモスに対応したものが提供されています。
なお、ドルビーアトモスを体験するには、ドルビーアトモスに対応したテレビやサウンドバー、ホームシアターシステムなどの再生機器が必要です。
再生機器は、ドルビーアトモス対応のテレビやサウンドバー、ホームシアターシステムなどです。
ドルビーアトモス対応の機器
ドルビーアトモスは、映画館やホームシアターだけでなく、テレビやスマートフォンなどのモバイルデバイスでも採用されています。
2023年12月24日現在、ドルビーアトモスに対応した再生機器は、以下のようなものがあります。
テレビ
ソニー：BRAVIA XRシリーズ、BRAVIA X95Jシリーズ、BRAVIA X85Jシリーズなど
パナソニック：VIERA HZ2000シリーズ、VIERA HZ1000シリーズ、VIERA HZ950シリーズなど
シャープ：AQUOS OLEDシリーズ、AQUOS XLEDシリーズ、AQUOS 4K LEDシリーズなど
LG：OLED evoシリーズ、NanoCellシリーズ、UHD 4Kシリーズなど
東芝：REGZA Z740XSシリーズ、REGZA Z670XSシリーズ、REGZA Z570XSシリーズなど
サウンドバー
ソニー：HT-A9、HT-A7000、HT-A5000など
ヤマハ：YSP-5600、YAS-209、YAS-109など
オンキヨー：SKS-HT790、SKS-HT590、SKS-HT390など
デノン：DHT-S716H、DHT-S516H、DHT-S316Hなど
ビクター：EX-HR10、EX-HR1、EX-HR100など
ホームシアターシステム
ソニー：HT-A9、HT-A7000、HT-A5000など
ヤマハ：YSP-5600、YSP-5900、YSP-3900など
オンキヨー：TX-NR789、TX-NR689、TX-NR589など
デノン：AVR-X4700H、AVR-X3700H、AVR-X2700Hなど
ビクター：EX-S710、EX-S510、EX-S310など
ドルビーアトモスを体験するには、これらの再生機器と、ドルビーアトモスに対応したコンテンツが必要です。
テレビ
テレビでドルビーアトモスを体験するには、ドルビーアトモスに対応したテレビが必要です。
ドルビーアトモス対応のテレビは、本体にドルビーアトモス対応のスピーカーを内蔵しているものもあります。
他にも、HDMI入力端子でドルビーアトモス対応のサウンドバーやホームシアターシステムを接続することでドルビーアトモスを楽しめるものもあります。
サウンドバー
サウンドバーでドルビーアトモスを体験するには、ドルビーアトモス対応のサウンドバーが必要です。
ドルビーアトモス対応のサウンドバーは、本体にドルビーアトモス対応のスピーカーを内蔵しているものもあります。
天井にスピーカーを設置することでドルビーアトモスを楽しめるものもあります。
ホームシアターシステム
ホームシアターシステムでドルビーアトモスを体験するには、ドルビーアトモス対応のホームシアターシステムが必要です。
ドルビーアトモス対応のホームシアターシステムは、本体にドルビーアトモス対応のスピーカーを内蔵しているものもあります。
天井にスピーカーを設置することでドルビーアトモスを楽しめるものもあります。
ドルビーアトモス対応のオンデマンドサービス
また、音楽やゲームなど、さまざまなコンテンツで採用が拡大しています。
具体的なサービスと対応コンテンツの例を以下に挙げます。
動画配信サービス
- Netflix
- 映画：『トップガン マーヴェリック』『ターミネーター：ニュー・フェイト』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『ストレンジャー・シングス』『ザ・クラウン』『オビ＝ワン・ケノービ』など
- Amazon Prime Video
- 映画：『バットマン』『シャザム！』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『ドクター・ストレンジ』『ザ・ボーイズ』『ザ・マンダロリアン』など
- U-NEXT
- 映画：『トップガン マーヴェリック』『ターミネーター：ニュー・フェイト』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『ストレンジャー・シングス』『ザ・クラウン』『オビ＝ワン・ケノービ』など
- Disney+
- 映画：『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『アナと雪の女王2』『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』など
- テレビ番組：『マンダロリアン』『ムーラン』『スター・ウォーズ／反乱者たち』など
- HBO Max
- 映画：『トップガン マーヴェリック』『ターミネーター：ニュー・フェイト』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウエストワールド』『セックス・アンド・ザ・シティ』など
- Apple TV+
- 映画：『ピクサー・ショートフィルムコレクション』『サウンド・オブ・メタル』『フォードvsフェラーリ』など
- テレビ番組：『ザ・モーニングショー』『テッド・ラッソ：男が、夢を叶える』『リベリオン』など
- Hulu
- 映画：『トップガン マーヴェリック』『ターミネーター：ニュー・フェイト』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『ストレンジャー・シングス』『ザ・クラウン』『オビ＝ワン・ケノービ』など
- Paramount+
- 映画：『トップガン マーヴェリック』『ターミネーター：ニュー・フェイト』『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』など
- テレビ番組：『スター・トレック』『NCIS』『CSI：科学捜査班』など
音楽配信サービス
- Amazon Music Unlimited
- アーティスト：Coldplay、Beyoncé、The Weeknd、Adeleなど
- アルバム：『Music of the Spheres』『Renaissance』『After Hours』『30』など
- Apple Music
- アーティスト：Coldplay、Beyoncé、The Weeknd、Adeleなど
- アルバム：『Music of the Spheres』『Renaissance』『After Hours』『30』など
- Spotify
- アーティスト：Coldplay、Beyoncé、The Weeknd、Adeleなど
- アルバム：『Music of the Spheres』『Renaissance』『After Hours』『30』など
- YouTube Music
- アーティスト：Coldplay、Beyoncé、The Weeknd、Adeleなど
- アルバム：『Music of the Spheres』『Renaissance』『After Hours』『30』など