バルコニーとは、建物の外壁から張り出した、屋根のない露台のことです。
バルコニーは、
- 開放感を楽しめる
- 洗濯物を干すスペースとして活用できる
- ガーデニングを楽しむことができる
- アウトドアリビングとして活用できる
- 防災対策に役立つ
など、さまざまなメリットをもたらしてくれる、便利なスペースです。
しかし、デメリットもあります。
今回の記事では、
- バルコニーの意味や種類
- バルコニーとベランダの違い
- それぞれのメリットデメリット
- バルコニーを選んでよかったこと
をわかりやすく解説します。
バルコニーとは
バルコニーとは、建物の外側に取り付けられた屋根のないスペースのことです。
バルコニーの種類
バルコニーには、大きく分けて以下の4つの種類があります。
- オープンバルコニー
屋根や手すりなどの構造物がない。
最もシンプルなタイプのバルコニーです。
開放感があります。
- 洗濯物を干す。
- ガーデニングを楽しむ。
アウトドアリビングとして活用したりすることができます。
- 半オープンバルコニー
屋根はあるが、手すりなどの構造物がないタイプのバルコニーです。
オープンバルコニーよりも開放感は劣ります。
しかし、雨や風から守られるというメリットがあります。
- 半個室バルコニー
屋根と手すりなどの構造物があるタイプのバルコニーです。
開放感は半オープンバルコニーよりも劣ります。
しかし、プライバシーが確保できるというメリットがあります。
- 個室バルコニー
屋根と壁で囲まれた、完全に独立した空間となっているタイプのバルコニーです。
プライバシーが最も確保できるというメリットがあります。
しかし、開放感は最も劣ります。
それぞれの種類のバルコニーには、以下の特徴があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
オープンバルコニー | 開放感があり、洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだり、アウトドアリビングとして活用したりできる |
半オープンバルコニー | 雨や風から守られるというメリットがある |
半個室バルコニー | プライバシーが確保できる |
個室バルコニー | プライバシーが最も確保できる |
バルコニーの種類を選ぶ際には、以下のポイントを検討するとよいでしょう。
- 開放感
オープンバルコニーは開放感があります。
しかし、雨や風にさらされるため、メンテナンスや防犯に注意が必要です。
- プライバシー
個室バルコニーはプライバシーが確保できますが、開放感が劣ります。
- 用途
- 洗濯物を干したい。
- ガーデニングを楽しみたい。
- アウトドアリビングとして活用したい。
など、さまざまな用途に使用する場合。
それぞれの用途に合った種類のバルコニーを選びましょう。
また、バルコニーの設置には、建築基準法などの法規制を遵守する必要があります。
例えば、バルコニーの床面積は、延床面積の1/3以下にする必要があります。
ベランダとの違い
ベランダとの違いは、屋根の有無です。
ベランダは屋根や庇がついている屋外スペースのことです。
バルコニーのメリット
- 屋根がないため、開放感がある
- 洗濯物を干す際に、風通しが良い
- 室内から直接出入りできる
開放感を楽しめる
バルコニーは、屋根がないことで開放感を演出することができます。
室内から直接出入りできるので、気軽に外に出ることができます。
洗濯物を干すスペースとして使える
バルコニーは、洗濯物を干すスペースとして活用することができます。
屋根がないオープンバルコニーは、風通しがよく、洗濯物が乾きやすいというメリットがあります。
ガーデニングを楽しむことができる
バルコニーは、ガーデニングを楽しむスペースとして活用することができます。
プランターや鉢植えで花や植物を育てることで、癒しや彩りを演出することができます。
アウトドアリビングとして活用できる
バルコニーは、アウトドアリビングとして活用することができます。
テーブルや椅子を置いて、食事や読書、リラックスなどを楽しむことができます。
防災対策に役立つ
バルコニーは、避難経路や避難場所として活用することができます。
火災や地震などの災害が発生した場合、バルコニーを経由して屋外に出ることができます。
バルコニーは、住宅の価値を高めてくれる要素でもあります。
バルコニーがある住宅は、住みやすさが向上します。
売却や賃貸の際にも有利に働く可能性があります。
ただし、バルコニーは雨や風にさらされます。
そのため、メンテナンスが必要です。
また、防犯にも注意が必要です。
バルコニーのデメリット
- 雨や風にさらされるため、劣化しやすい
- 洗濯物を干す際に、雨が降ると濡れてしまう
- 室内から直接出入りできるため、防犯上注意が必要
メンテナンスが必要
バルコニーは、雨や風にさらされるため、メンテナンスが必要です。
床や手すりなどの劣化を防ぐために、定期的に塗装や防腐処理を行う必要があります。
防犯対策が必要
バルコニーは、室内から直接出入りできるため、防犯対策が必要です。
手すりの高さを高める、防犯カメラを設置するなどの対策を検討しましょう。
プライバシーが確保できない
オープンバルコニーや半オープンバルコニーは、プライバシーが確保できないというデメリットがあります。
特に、集合住宅の場合は、近隣住民から視線が気になる場合があります。
騒音や臭いが気になる
バルコニーは、近隣住民の騒音や臭いが気になる場合があります。
特に、道路に面している場合や、下階に飲食店がある場合は、注意が必要です。
ベランダのメリット
- 屋根があるため、雨や風から守られる
- 洗濯物を干す際に、雨が降っても濡れない
- 室内から直接出入りできる
雨や風から守られる
ベランダは屋根や庇があるため、雨や風から守られます。
そのため、洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだりするのに適しています。
プライバシーが確保できる
ベランダは屋根や壁で囲まれているため、プライバシーが確保できます。
そのため、リラックスしたり、趣味を楽しんだりするのに適しています。
メンテナンスが比較的楽
ベランダは屋根や壁で囲まれているため、雨や風にさらされる面積が少なくなります。
メンテナンスが比較的楽です。
ベランダは、屋根や壁があることで、雨や風から守られ、プライバシーが確保されます。
そのため、洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだり、リラックスしたり、趣味を楽しんだりするのに適しています。
また、メンテナンスも比較的楽です。
ただし、ベランダは屋根や壁があることで、開放感が劣るというデメリットがあります。
また、防犯対策も必要です。
ベランダのデメリット
- 屋根があるため、開放感が少ない
- 洗濯物を干す際に、風通しが悪い
- 室内から直接出入りできるため、防犯上注意が必要
開放感が劣る
ベランダは屋根や壁があることで、開放感が劣ります。
そのため、アウトドアリビングとして活用するのには向いていません。
風通しが悪い
ベランダは屋根や壁があることで、風通しが悪い場合があります。
そのため、洗濯物を干す際には、風通しの良い日を選ぶ必要があります。
防犯対策が必要
ベランダは室内から直接出入りできるため、防犯対策が必要です。
手すりの高さを高める、防犯カメラを設置するなどの対策を検討しましょう。
ベランダを検討する際には、メリットとデメリットをよく検討した上で、自分に合った使い方やデザインを選ぶことが大切です。
以下に、ベランダのメリットとデメリットをまとめます。
メリット | デメリット |
---|---|
雨や風から守られる | 開放感が劣る |
プライバシーが確保できる | 風通しが悪い |
メンテナンスが比較的楽 | 防犯対策が必要 |
バルコニーを選んでよかったこと
私たちは、バルコニーのある家を選びました。
選んでよかったと思える点をご紹介します。
開放感を楽しめる
バルコニーは、屋根がないことで開放感を演出することができます。
室内から直接出入りできるので、気軽に外に出ることができます。
夏には、プールもしました。
庭だと通行人や工事の方の視線が気になったので、対策もできてよかったです。
また、コロナ禍にはテーブルを出して気分転換に外で食事をする等の楽しみ方もしました。
布団を干すスペースとして活用できる
バルコニーは、布団を干すスペースとして活用することができます。
屋根がないオープンバルコニーは、風通しがよく、掛布団やベッドカバーが乾きやすいというメリットがあります。
花火の鑑賞スペース
- 方位
- 天候
- 周囲の状況
などによって大きく異なりますが、地元で開催される花火が見えることもあります。
子どもがいる家庭でもいなくなった後の夫婦二人暮らしでも、物干しスペースは必要です。
室内干しが足りないという不安を抱えない生活を送りたい人にはおすすめです。