中古物件引渡し後失敗悔原因床の悩みや現地見学の見極め方についてご紹介していきます。
中古住宅一戸建て物件購入後トラブルランキング2位に入った床の課題。
新築とは違う一戸建て中古物件のリスクとして床が課題になる原因をご紹介していきます。
今回の記事では、中古住宅の選び方のポイントを含めて、
中古住宅トラブル一戸建て購入後ランキング2位床の事情や原因
中古住宅トラブル一戸建て購入後床で失敗後悔しない対策法
中古住宅トラブル一戸建てで床に困らない選び方|築浅物件注意点
以上の内容についてご紹介していますので、中古住宅一戸建てを選ぶ際の情報源として参考にして下さい。
中古住宅トラブル一戸建て購入後ランキング2位床の事情や原因
新築物件でも多い床選びの悩み。
中古物件一戸建てでは、購入後2位になるほどのトラブルの原因。
なぜこんなに床のトラブルが多いのか原因をご紹介していきます。
中古住宅一戸建てトラブル2位の床で問題となる原因は生活苦にもなる!?
中古住宅一戸建てにおける床の問題は、生活に影響を及ぼすリスクが非常に多くあります。
- 一戸建てでも床鳴りで響く音
- 一戸建てなのに床の傾斜で悩む
- 一戸建てなのに床の変形が見られる
こうした内容は、かなり生活に密着した悩みをもたらします。
具体的には、
- 床の傾斜で寝る時に体のゆがみが発生してしまった
- 床鳴りの響きで静かに階段を上がる事すら難しい
- 床の変形があるせいで家の中を歩いてるだけでけがをする
こうした悩みは、中古住宅一戸建て購入後でも「生活に支障がある」という原因からトラブルに発展する可能性が高くなるのです。
ですから、中古住宅一戸建てを内覧する際にぜひチェックしてほしい事があります。
このチェックポイントを知っているだけでもこの床についての購入後のトラブル回避につながりますので、じっくりご覧ください。
中古住宅トラブル一戸建て購入後床で失敗後悔しない対策法
では中古住宅一戸建ての購入後トラブルを床について抱えないための事前チェック方法をご紹介していきます。
誰でも専門的な知識は全く不要で簡単に見抜く事が出来る方法なのでぜひ現地見学で確認してください。
部屋の見学順序が重要
この3つからもう想像できた方もいらっしゃると思います。
あなたにまず中古住宅一戸建ての物件見学をする際に必ず見てほしい箇所があります。
それは、
- キッチン
- 洗面所
- 寝室
この3つです。
上の3つの部屋にはある共通点があります。
それが、各部屋に重たい荷物が搬入されている可能性が高い部屋である事。
具体的には、
- キッチンには冷蔵庫や収納家具
- 洗面所には洗濯機
- 寝室にはベッド
こうしたスペースで何が解るのか?
この3つのスペースに共通するのは、長い期間誰も触る機会が少ない綺麗な床が存在しているという事。
ですから、まずはこの綺麗な床を見るだけでなく、実際に足を踏み込む事で以下のポイントを確認して下さい。
- 想像してたよりやわらかい
- 壁に沿う部分の木や床材が痛んでる
- どうも色が新品よりシミっぽい
このどれかに該当する場合は、確実にその中古住宅は手を引く事を強くお勧めします。
根拠は?
- 想像していたよりやわらかいというのは、湿気を持っている状態の可能性があります。
- 壁に沿う床材や木材は正直一番ダメージが少ない場所ですから、床材の反りなどの心配が多くなります。
- 新品よりシミっぽいのは、寝室のベッド下や冷蔵庫下が重要!このスペースに湿気があるという事はカビやすいです。
以上の内容をまず現地見学をする際に最も先にチェックしてほしいのです。
全身を使う
中古住宅一戸建てのトラブルを回避するためのチェックとして特に多くの方に伝えたいのが、歩くだけではだめという表現。
- 床も手でなでる、叩く等を体験する
- 床を強く踏んだりジャンプしたりする
- 素足で歩く
- ビー玉を持っていき、置いて転がるか確認する
こうしたちょっと子どもの行動の様な事を実際に大人である方にも体験してほしいのです。
歩くだけでは、傾斜は見抜けませんが、横になるとわかります。
さらに、ビー玉を置いて転がるかの確認方法は確実です。
ですから、見学会という名の響きにとらわれず、買うつもりがあればどんどん全身を使って体験してほしいんです。
体裁で、「きれいですね。」なんて言葉は不要。
簡単に言えば、表面で騙されるような購入者になってはいけません。
よって、図々しいと思われようが一生住む側の知るべき情報をしっかり入手するつもりで全身で体感してください。
部屋だけで終わるな!
確実に床を全て見尽くす事を実践するなら、絶対に見なければいけないのは、家の中だけではなく収納スペースも乗って下さい。
- クローゼット
- 押入れ
ありとあらゆる床となるスペースを全身で体験してください。
この体験から、見えてくるのは、売れ残りの期間についての目安。
衣類にホコリが大量についてくる家はすなわち、相当長い期間放置されている状況が解る物件となります。
お得物件、値下げ物件なんて響きに潜むのは、売れ残りという裏返し。
ですから、どんどん見抜くための見学者になる行動を起こし続けて下さい。
売る側は売れれば何でもいいです。
住むのはあなたなのですから。
ですから、住人となってするはずの行動は全て実践してください。
床は素直に答えてくれます。
人に聞くより建物に聞いてみましょう。
きっと、正しい答えを返してくれます。
では最後に、中古住宅一戸建てについて、築浅という響きがあるとついついきれいだと思いこんでしまう方に床の見抜くポイントをご紹介していきます。
中古住宅トラブル一戸建てで床に困らない選び方|築浅物件注意点
中古住宅における一戸建ての場合、特に多くの方が先入観として安心してしまうのが、「築浅物件」。
床についても同様です。
床は表面的にきれいだというだけで勝手に安心している方も非常に多いです。
しかし、築浅に潜む恐怖もあります。
この点についての見抜き方をご紹介していこうと思います。
水回り
特に築浅の一戸建て中古物件の場合は、水回りをチェックしてください。
その具体的なチェック項目は?
- 脱衣所周辺のバスマット付近の水垢
- 寝室の窓周辺にある床材の湿気(結露の可能性)
- 押入れなどの床材の四隅や奥の状況確認(カビ等)
こうしたポイントは、築浅物件の方が見抜くのが非常に簡単です。
経年劣化という床の痛みが無いはずが、一部分だけこのようになるのは住みながら、感じる結露やカビの対処に困る典型例だから。
私が実際に住宅現場の仕事をしている時のリフォームや修理依頼をしてきた方の悩みから、中古住宅となった時の特徴をご紹介していきます。
中古住宅トラブル床の悩みを持つ方の住まいの特徴体験記
実際に住宅業界に勤務していた時代に床のリフォーム相談を受けた際、訪れた住宅の特徴をご紹介していきます。
中古住宅で床のトラブルを抱えやすい方の住まいの特徴は荷物
先ほど、元気な床を探すという事をご紹介してきました。
今度は逆です。
床のトラブルを抱えている中古住宅に住む方の家の特徴はとにかく荷物が多い。
- ピアノ
- 重たいテレビ台
- 重たいベッド
- 箪笥を複数並べる
こうした家具を偏った方位に配置してる事が解りやすい構造でした。
これでは、いくら家がコンパクトでも比重の偏りが与える床への影響は出やすいのです。
ですから、こうした荷物の配置を見抜くのも、現地見学の際に、偏った位置に床材の色の変化を見受けられた際には、必ずビー玉や寝転ぶなどの工夫を心がけてみて下さい。
きっと、比重の重い家具があったことがうなずける何かを感じる事が出来ると思います。
この記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。