中古物件一戸建て購入後失敗|壁紙やドアなど内装で後悔しない対策法をご紹介しています。
このページをご覧いただきありがとうございます。
中古住宅購入後に失敗後悔をしている人も多い現代。
何が原因で失敗だと思ったのか?
そんな探し方をしている方の中で、4位に入ってるのが、内装。
今回の記事では、中古住宅一戸建て購入後トラブルランキング4位に入っている内装について、以下の内容をご紹介しています。
中古住宅一戸建て失敗トラブル4位内装って具体的に何が原因?
中古住宅一戸建て失敗トラブル内装対策法1.購入前の注意点
中古住宅一戸建て失敗トラブル内装対策法2.内覧会時のポイント
以上の内容についてご紹介していこうと思いますので、じっくりご覧ください。
中古住宅一戸建て失敗トラブル4位内装って具体的に何が原因?
中古住宅一戸建て購入後に内装で失敗したと思うだけでなく、
トラブルに発展してしまう原因とは何か?をご紹介していきます。
中古住宅一戸建て失敗|そもそも内装とは?
内装という言葉は聞いたことがあっても具体的にどこまでが内装?
という方のために具体的に内装に含まれる内容をご紹介します。
- 室内の装飾品となる壁紙
- 床
- 天井
- 室内空間にある備え付け収納
- 照明スイッチや照明設備
- キッチン等の火気使用設備
- 下地や仕上げ材
こうした内容が、住宅における内装という分類になります。
では、具体的に内装のトラブル原因をご紹介していきます。
壁
トラブルになるという前提条件がはっきりわかるのが壁紙。
何故か?
中古住宅として販売している方の多くは売却をする際には、
中古住宅買取専門の会社とこんな話をします。
「中古住宅では、自分の好きな壁紙に変えたい人もいる。
だから前提として修繕してから渡す必要はあまりない。」
つまり、売却する方は、買ってから好きにリフォームしやすい状況を前提としているのです。
しかし、中古住宅一戸建てを購入する側としては、
「中古住宅一戸建てなら、壁紙などもきれいにしてるはず。
そのまま使っていてもしばらくは交換しなくていいはず。」
こうした全く逆の発想をもとにして購入している方もいます。
この2人が売買をすれば、当然トラブルになります。
これが1つ目の原因となるのです。
家具
内装トラブルとして、収納家具の典型的なパターンもあります。
- 備え付け家具の収納が破損していた
- 備え付け家具で扉に不具合がある
- 備え付け家具の階段で床鳴りがひどい
こうした購入後に静かな部屋になってはじめて気付く事も多いのが内装トラブル。
実際に生活をして、自分たちの家具を配置してこそ気付く、
不具合。
しかし、この点も先ほど同様リフォーム前提条件というのが、存在します。
- 古い収納タイプだから変えたくなったら変えるはず。
→収納はついているからそのまま使えばいい。
こうした考え方の食い違いがどんどん大きなトラブルになっていくのです。
消耗品
電気工事における内容もかなりトラブルの原因となります。
単純に、以下のような内容も失敗後悔の原因になります。
- スイッチが効かない事により、照明がつかない
- コンセントを使っても電気が来ない
- 照明金具が古く取り換えが必要
- エアコン用コンセントが壊れている
これらすべてに共通するのは、内覧会ではわからない事。
当然ながら、消耗による劣化や故障も中古品扱い。
つまりは、こうした内容への負担も元オーナーの過失という責任にはなりにくいのです。
消耗品となるコンセントや照明などへの不具合も必ず確認して不具合があった場合の交渉の手立てを準備しておく事が大切なのです。
では続いて、中古住宅一戸建て購入後内装で失敗トラブルにならないための注意点をご紹介していきます。
購入前注意点
購入前に必ず中古住宅一戸建てだからこそ、心がけてほしい注意点をご紹介していきます。
内覧会は後回し
中古住宅でも新築でも一戸建ての中を見る時、人の心理は期待に変わっています。
- 想像していたより良かった
- あまり多くの心配はなさそう
- 営業の説明が解りやすかった
いずれの内容も全て自分たちの心配した目線の範囲でとらえた安心感。
しかし、内装トラブルは、この他にもカビなどの繁殖や下地の破損などいくつもあります。
そこで、必ず内覧会前にダメ出しのチェックを積極的に行ってほしいのです。
中古住宅一戸建て内装ダメ出しのチェックポイントとは?
中古住宅内覧会前にチェックしてほしいのは、以下の内容。
- 最終修理をした経緯と内容
- 故障個所と原因
- 修繕費にかかる見積もり要請
- 内装不具合確認済み箇所の一覧表提出
こうした状況は確実に出しておくようにしましょう。
こうする事で、
「ダメだった場合の対処法が解ってそのマイナスを踏まえても購入する価値があるのか?」
を確認しておく事が重要。
このような対応方法は多くの方は知りませんし、聞く事もありません。
ぜひこの記事をご覧のあなただけはこうした情報を先取りしておく事を強くお勧めします。
中古住宅一戸建て内装注意点|規格の確認
必ず行ってほしい事として、中古住宅一戸建てだからこそやってほしい事があります。
それは、各設備の中で、自分たちのよく使う場所の規格の確認です。
特に、トイレ,キッチン,玄関,寝室こうした箇所の規格確認は徹底してください。
具体的には、以下のような確認がコツになります。
- 扉のサイズ等は特注品なのか?
- 床の修繕には張替が可能なタイプか?
- 水回り配管の不具合などの異常確認
- 塗り壁などの場合は修理可能か不可か?
こうした古さだけではなく、特注による内装は後々の修理への影響が多大。
極端な例では、以下のような内容もあります。
- 塗り壁があるために壁紙を変えたくても対象のサイズや規格が今は存在しない。
- 代替品で行うにしても修繕費は通常よりもかなり高い。
- こうした事も十分あり得るのが中古住宅一戸建て。
ですから、必ず家全体における規格の基準年数や規格外特注品商品の有無は確認しておく事を強くお勧めします。
では最後に、内覧会中における中古住宅一戸建て失敗トラブル回避方法をご紹介していきます。
内覧会時のポイント
内装で失敗トラブルにならないためにあなたが内覧会でチェックする事をご紹介していきます。
叩く
中古住宅一戸建てだからこそ、この行動に価値があります。
叩くというのは、音の響きを確認するという程度。
その時、ぷかぷかするような壁が多いかどうかをチェックする。
ココが重要。
- 壁紙が浮いている感じがする。
- 壁紙が柔らかい感じがある。
- 床を叩いただけで沈む感じがする。
こんな家はまずないはずなのです。
たまたま歩かなかった歩幅の中に存在した落とし穴。
なんて事が無いように念入りに部屋の隅から隅までじっくり叩いて回って下さい。
鉄骨であれば、鉄骨の入り方も違和感でわかってきます。
木造であれば響く感覚の違いも解る人には伝わります。
こうした確認を私は賃貸の時も必ず実施しています。
そして、見抜く事が出来るが多いのです。
ですから、全てを外から見ただけの内覧会は意味がないので絶対に避けましょう。
差す
コンセント等には、電気は通っていなくてもいいので、差し込み口のありとあらゆる場所にコンセントを指してみましょう。
特にこの方法を使ってほしいのは、家族が必ず使うはずのキッチン、リビング、トイレ、寝室。
その根拠は?
- キッチンは電子レンジ、冷蔵庫の問題は生活トラブルに直結します。
- リビングのコンセントが使えなければテレビが見れません。
- トイレのコンセントが使えなければ外付け便座は使えません。
- 寝室のコンセントが使えなければ、寝る前のスマホの充電も困ります
もちろん、通電確認までは出来ません。
しかし、コンセントがガタガタになった状態になっているか?
この点だけでもしっかり確認しておく事が重要なのです。
フルオープン
全ての扉を中途半端に開閉して確認するのは絶対にやめて下さい。
窓もすべてフルオープン。
建てつけの悪い内装を全て一掃するつもりで全部の扉を全開で開閉しましょう。
そして、違和感がある箇所は何度か試してください。
特に意識してほしいのは、玄関、トイレ、窓、勝手口、バルコニー。
根拠は?
- 玄関の開け閉めが悪ければ鍵すらかけられません。
- トイレのカギが出来ない事は生活の支障となります。
- 窓の開け閉めが出来ない事も災害時のトラブルになります。
- 勝手口の開け閉めが緩いと防犯上危険です。
- バルコニーへの開け閉めが悪いのも防犯+結露の原因
こうした生活の中で購入後失敗トラブルになる様々な要素を全て打ち消すつもりで内覧して下さい。
内覧会は、最初で最後のチャンスとも言えます。
ですから、時間を営業と話す事よりもどんどん内装や設備の詳細確認に時間を使う。
この点を徹底するだけで、少なくとも内装が失敗トラブルに発展するリスクは最小化できるのです。
以上が私が中古住宅一戸建て購入後失敗トラブルランキング4位内装について、
感じたトラブルの原因と失敗後悔対策注意点となります。
中古住宅一戸建ての内装はリフォーム前提を考えては駄目!
中古住宅を購入予定の方の中には、リフォーム前提という購入を検討している方も多いです。
もちろんリフォームをする事そのものは大切なこと。
しかし、内装について、特にリフォーム前提を考えない方が良い内容もあります。
私が現場仕事をしていた頃の相談や実家のリフォーム相談で体験した内容からご紹介していきます。
中古住宅内装リフォームで苦渋の決断をした体験記
リフォームは、実にさまざまな内容が出来ます。
しかし、代表的な苦労の1つが内装。
内装の中でも、我が家の実家が苦労したのは、和室リフォームでした。
和室から洋室に変更したかった我が家。
しかし、内装工事担当者の声は、以下の通りでした。
「この壁紙は特殊なタイプです。」
「今壊してしまうと、周りの柱を含めて全体を取り除かないと出来ない。」
しかし、この工事をすればどうしても部屋全体の耐震性能に影響がある事も可能性がある。
まさに、壁紙リフォームを取るか、現状の耐震性能確保を目指すかの2択になったのです。
たかが壁紙、されどリフォームとなると、壁全体の関係する柱への影響もゼロでない可能性がある。
こんな事を初心者であるあなたにはすぐに見抜くなど相当難しい視点。
むしろ、現場経験をしていた私にすら、もう少し簡単に思えていたような案件だったのですから。
こうした経験をしたからこそ、私のサイトの中でもこのページを見て頂いたあなたには、内装リフォームへの安易な計画はおすすめできないのです。
いかがでしたでしょうか?
この問題は、以下の内装パーツも同じことです。
- 窓
- 玄関ドア
- 室内ドア
- 建具
このようなパーツで大切な柱に関わったパーツには全て共通するのが注意点。
ぜひ簡単な解決法に見えるリフォームをあまり軽視しないで下さい。
だったら、簡易的でも修繕してもらう位のほうが節約になります。
最後まで記事をご覧頂きありがとうございました。