
中古住宅値引きで相場は無いと考えるべき根拠や失敗後悔注意点をご紹介しています。
- 「中古住宅なら値引きも出来るはず。」
- 「中古住宅一戸建ての値引き相場はいくら?」
中古車を買う時とおなじ感覚で中古住宅を探している方も多い現代。
しかし、中古住宅の売買は、値引き相場という存在を考えてはいけません。
その根拠をご紹介していきます。
中古住宅購入前の注意点もご紹介しています。
中古一戸建て購入注意点優先順位ベスト5とその根拠よくある誤解
今回の記事では、
中古住宅値引き相場に多い誤解
中古住宅値引き発言失敗後悔例
以上の内容でご紹介していますので、ぜひあなたが中古住宅を購入する際の失敗やトラブル注意点として活用して下さい。
中古住宅の値引き相場に多い誤解

中古住宅の値引き相場という響きを調べている方の大きな誤解。
その代表的な解釈は、「中古車も値引き相場があるから同じはず。」
こんな勝手な解釈を広げて推し進めようとしています。
ではこの同じ値引き相場という響きに対する見解の違いをご紹介していきます。
中古住宅と中古車は販売されている立ち位置が全く違う!

中古住宅と中古車の取り扱われる位置が全く違います。
具体的には、
- 中古車は、店が所有権を持っています。
- 中古住宅は、個人が所有権を持っています。
この違いはかなり大きな違いなのです。
中古車は、値引きをしても全体の売上から調整が可能。
中古住宅は、個人が持ち主ですから、売却する事は全てローンや住宅購入の資金。
全く意味が違ってくるのです。
中古住宅の値引きは店に決定権なし

中古住宅に対して、値引き交渉を行う。
この行動自体に意味があるのか?というと正直あまりありません。
その根拠は、不動産業者は、値引を決定する権利を有していないのです。
あくまでも、不動産会社は、仲介人。
持ち主はあくまでも直前の所有者。
まずはこの点をしっかり意識して頂きたいと思います。
中古住宅の値引きに相場なしと言える根拠

中古住宅は、扱われている事情が実に様々。
- 財産分与
- 固定資産税対策
- 転居
- 住宅トラブル
- 住宅ローン支払いで苦渋の選択
ただ単に、嫌になったから売却したという些細な事情だけではないのです。
ですから、
「事情の異なるそれぞれの建物が存在する」これが中古住宅市場。
結果的に、
- 値引きをしてでも売りたい人
- 値引きをされては困る人
双方が居るのに、値引きに相場は存在しますか?
しないのです。
ですから、
中古住宅における値引相場を考えるのは非常にリスクも有ります。
具体的に、
中古住宅物件探しにおける値引き相場交渉を持ちかけ、失敗後悔した相談内容をご紹介していきます。
中古住宅に値引き発言が失敗後悔となった具体例

中古住宅購入前の安易な値引き交渉を口にした事で失敗後悔した内容をご紹介していきます。
中古住宅購入前の値引き交渉発言が原因で起こる悲劇

中古住宅における価格というのは、以下の要素が入ります。
- 市場価値における建物資産価値
- 地域的土地的資産価値
この2つを合わせて算出されるのが、中古住宅。
しかし、
この点を意識せず、自分たちで探した先にたまたま見つけ出した中古住宅。
こんな方が、ついついやりがちな行動。
「自分達の欲しい金額を簡単に伝える事で、値引き相場確認をする意図が見える発言。」
発言に責任も何もありません。
しかし、こうした対象者は売り主によっては、「すぐ交渉から外して下さい。」と言われかねません。
原因は、以下のリスク回避。
- 都合のいい解釈
- 都合のいい発言
- 自分たちを主導にする交渉
こうした事は、後々入居前、入居後実に様々なリスクを抱えさせる事をイメージさせます。
よって、安易な値引き相場確認をするのは控えるべきなのです。
中古住宅購入前の値引き交渉の必要性がある人の価値

中古住宅購入前に値引き相場を確認する人。
この人たちは本当に中古住宅市場が求めている集客対象者か?
この点を意識して頂きたいと思います。
中古住宅であるなら、できる限り得をして購入したい。
この考え方は間違っていません。
しかし、値引きという言葉よりも、付帯するサービス等で付加価値を提供してもらう。
実質的値引きこそ、本来の中古住宅における値引き。
この考え方を是非最初の意識に向けてみてください。
きっと、購入前から入居後までの交渉の価値が全く違ってくる事が体験出来ると思います。
ぜひ貴方の中古住宅購入の情報源として活かして下さい。
今回の記事でご紹介したかった内容は以上となります。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。