照明選びで困ったことはありませんか?
部屋の広さや用途に合っていない照明を選ぶと、暗すぎたり明るすぎたりして、快適に過ごせません。
今回の記事では、部屋の広さに合わせた照明の明るさの目安と選び方をわかりやすく解説します。
- 畳数
- 用途
- 照度
など、快適な空間を作るためのポイントをわかりやすく紹介します。
照明の明るさの単位
照明の明るさは、ルーメンという単位で表されます。
ルーメンは、光源から放出される光の量を表す単位です。
一般的な目安としては、1畳あたり40Wの電球を使用すると、明るすぎず暗すぎず快適な空間を作ることができます。
※ただし、これはあくまで目安です。
- 部屋の色
- 家具の色
- 用途
などによって、必要な明るさは変わってきます。
部屋の広さに合わせた照明の明るさの目安
部屋の広さに合わせた照明の明るさの目安は以下の表の通りです。
部屋の広さ | 畳数 | 照明の明るさ(ルーメン) |
---|---|---|
6畳 | 4畳 | 1600 |
8畳 | 5畳 | 2000 |
10畳 | 6畳 | 2400 |
12畳 | 7畳 | 2800 |
14畳 | 8畳 | 3200 |
16畳 | 10畳 | 4000 |
※上記は、シーリングライト1灯の場合の目安です。
ペンダントライトやブラケットライトなどの補助照明を使用する場合は、この明るさを参考に調整してください。
照明の選び方
照明を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 部屋の広さ
- 用途
- 照度
- 色温度
- 演色性
部屋の広さ
前述の通り、部屋の広さに合わせて照明の明るさを選びましょう。
用途
照明は、部屋の用途に合わせて選ぶことも重要です。
- リビング:明るくリラックスできる空間を作るために、シーリングライトとペンダントライトなどを組み合わせましょう。
- ダイニング:食事を美味しく食べられるように、照度を調整できる照明を選びましょう。
- 寝室:眠りにつきやすいように、暖色系の照明を選びましょう。
- 書斎:集中して仕事ができるように、明るめの照明を選びましょう。
照度
照度は、照明の明るさを表す単位です。
一般的に、
- 書斎は1000ルクス
- リビングは500ルクス
- 寝室は200ルクス
程度が快適と言われています。
色温度
色温度は、光の色のことを表します。色温度は、ケルビン(K)という単位で表されます。
- 電球色(2700K~3000K):暖かくリラックスできる光です。寝室やリビングなどに適しています。
- 昼白色(4000K~4500K):自然な光です。書斎やダイニングなどに適しています。
- 昼光色(5000K~6500K):明るくシャープな光です。キッチンや洗面所などに適しています。
演色性
演色性は、照明によって物体が本来の色に見えるかどうかを表す指標です。
演色性は、Ra(演色指数)という単位で表されます。
Raが100に近いほど、物体が本来の色に見えます。
一般的に、Ra90以上の照明を選ぶことをおすすめします。
照明は、部屋の雰囲気を大きく左右する重要なアイテムです。
- 部屋の広さ
- 用途
- 照度
などを考慮して、適切な照明を選びましょう。
本記事が、快適な空間を作るための照明選びのお役に立てば幸いです。